和風な庭を作り出す方法とは？取り入れるべき要素と実際の作り方をご紹介！

和モダンの庭の下草や低木にはスッキリとした印象のあるものがおすすめです。おすすめの下草はセキショウ、タマリュウ、ヤブラン、リュウノヒゲなどです。シダやギボウシなどの個性的な形の葉をもつ植物をあわせて植えるとリズムや変化に富む趣深い庭にしあがるでしょう。

和の庭をDIYするなら下草にハーブを使うということも簡単です。特にイブキジャコウソウ、ユキノシタ、ドクダミなど和のハーブを使えば自作の庭がいっきに和風の庭に変身します。

和風の庭造りには水を使うことも有効です。池やビオトープを自宅に作れないという場合には、水生植物を利用することでDIYでも簡単にとりいれられます。睡蓮鉢（スイレンバチ）や手水鉢（チョウズバチ）に水生植物を植えてみましょう。メダカや金魚を一緒に育てられるので楽しみが倍増します。

和の庭におすすめの水生植物は、ハス、デンジゾウ、アサザのほか、藻をいれておくとメダカや金魚が呼吸しやすくなります。水生植物の近くに植物を植えるならツツジやサツキなどの常緑で花の咲く植物がおすすめです。

和風の庭造りなら苔（コケ）を印象的に使う方法も人気です。初心者にも比較的に簡単に育てられる品種は「ハイゴケ」で、乾燥してしまっても、水を与えると復活します。苔は種類が多いので自宅に庭の環境にあう品種を選びましょう。

苔を貼る場所に苔用の土を敷きつめます。その上にマット状の苔を置き外側から円を描くように手で押さえてい定着させ、最後に中心部分をおさえます。苔の植えに目土（メツチ）を苔の高さの1/3程度までのせて水をたっぷり与えます。2カ月間は毎日水やりを行うことがポイントです。

和風の庭を造るスペースがどこにもないという方には箱庭造りはいかがでしょうか。浅い箱に砂を敷き、山や川を表現し、橋や船、人形、植物、建物などのミニチュアを配置して景観を作ります。ミニ盆栽などをつかって室内に和モダンの庭をつくってみましょう。

ガーデニングを楽しみながら失敗なく自分で和風な庭を作るためのポイントについて解説しました。置物や資材の選び方で簡単に和モダンの庭を自作できるので、庭の条件にあわせて自由にアレンジして和のガーデニングを楽しんでください。