和風な庭を作り出す方法とは?取り入れるべき要素と実際の作り方をご紹介!

和風な庭を作り出す方法とは?取り入れるべき要素と実際の作り方をご紹介!

和風な庭を自作したいけど作り方がわからない、そんな方のためにガーデニングをとりいれた和風な庭のデザインや庭造りにぴったりの置物やライトなどをご紹介します。自分で日本庭園の要素をとりいれた和風な庭をDIYするための作り方を詳しく見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.和風な庭を自作するために
  2. 2.和風な庭の作り方①デザイン
  3. 3.和風な庭の作り方②資材
  4. 4.和風な庭の作り方③置物
  5. 5.和風な庭の作り方④庭木
  6. 6.和風な庭の作り方⑤植栽
  7. 7.和風な庭の作り方⑥下草(グランドカバー)
  8. 8.和風な庭の作り方⑦水生植物
  9. 9.和風な庭の作り方⑧苔
  10. 10.和風な庭の作り方⑨箱庭
  11. 11.まとめ

和風な庭の作り方③置物

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

自作の庭造りにかかせないのが和の雰囲気をもたらす置物です。鹿威し(シシオドシ)や蹲踞(ツクバイ)、昔のライトである石灯籠(イシドウロウ)など日本庭園にあるもの以外にも、竹の置物やすだれなどの置物でおしゃれな和風ガーデニングを楽しめます。

灯篭(トウロウ)

灯篭(トウロウ)は戸外で使う和風のライトです。夜でも自作のガーデニングの庭を楽しむための置物で、飛び石や手水鉢(チョウズバチ)などの近くに配置すると趣きのある和の雰囲気を演出できます。

手水鉢(チョウズバチ)

手水鉢(チョウズバチ)は水を入れておくための鉢で、身を清めるために使います。自然石や石臼に穴をあけたものを用いることが一般的ですが、その他さまざまなデザインがあります。水生植物やメダカなどと組みあわるだけで和の趣きがでる効果的な置物です。

垣(カキ)

土地を仕切るために設けるもので、一般的に背は低く、隙間のあるものが用いられます。垣(カキ)には植栽を刈り込んでつくる生け垣と竹を編んでつくった竹垣に分類され、柴(シバ)で作られることもあります。

和風な庭の作り方④庭木

Photo by kagawa_ymg

DIYの庭造りならガーデニングを取り入れることも簡単です。スペースが許せばシンボルツリーとなる庭木を植えるのもおすすめです。植える位置はデザイン時にじっくり考えて決めてください。

庭木の選び方

和風の庭の庭木の選び方のポイントは観賞して楽しめるだけでなく、管理面も考えて決めましょう。葉や枝ぶりが美しく、花や果実、紅葉が楽しめることはもちろん、掃除やメンテナンス、植え替えがしやすいなどを考慮して選んでください。

おすすめの庭木

和モダンな庭造りにぴったりの庭木は、日本庭園にあるものでは紅葉(モミジ)、エゴノキ、アジサイなどです。庭の環境や好み、四季を通して楽しめる木を選びましょう。

落葉樹と常緑樹

常緑と落葉などの種類を混ぜて植えることもポイントです。落葉樹だけで構成すると葉が落ちてしまうと冬には葉がなくなり、寂しい雰囲気になってしまいます。1年中緑が楽しめる木、紅葉や落葉を楽しむ木を混ぜることで四季の移ろいを感じさせてくれます。

庭木の配置

庭木を植える場合は高低差のある最低3本の庭木をバランスよく配置します。まずは中心となる庭木を中心にレイアウトし、次に大きな木を左斜め後ろ、一番低い木を右前におくなど不等辺三角形を描くように配置します。上からも横からも辺の長さが違う三角形を描くことで自然な庭造りができます。

和風な庭の作り方⑤植栽

Photo byGaspartacus

庭木より手入れや管理が簡単な多年草は庭造りにはおすすめです。庭木のように大きくないのもメリットです。和風の庭でガーデニングを楽しむなら年間を通じて花が咲くよう計画するとよいですね。1年草もあわせてスッキリとした和のイメージにあう植物を選びましょう。ハナショウブなどを植えることで凛とした和の雰囲気が演出できます。

おすすめの多年草

自分で庭造りをするなら植える植物も自由に選べます。多年草は1年草のほどの華やかさには欠けますが、庭に安定感を与える重要な要素です。和の庭におすすめの多年草は、ギボウシ、ツボサンゴ、ジャノヒゲなどです。

おすすめの1年草

ガーデニングで1年草を楽しめることも自分で庭をつくることの醍醐味です。アサガオやダリア、センニチコウ、ワスレナグサなど華やかな植物も和モダンの庭造りにおすすめです。

植栽の配置

和風の庭に限らず、庭の植栽の配置は前述の庭木のレイアウトの方法と同じです。高低差をつけて、不等辺三角形を意識して配置しましょう。

次のページでは、和風の庭造りのための下草、水生植物、苔、箱庭について解説します。

次のページ

和風な庭の作り方⑥下草(グランドカバー)

関連記事

Article Ranking