10月6日の誕生花は?花言葉や育て方・誕生石に記念日もご紹介!

10月6日の誕生花は?花言葉や育て方・誕生石に記念日もご紹介!

10月6日の誕生花は、秋の七草のひとつである「オミナエシ」です。複数ある花言葉や育て方について、くわしく解説します。オミナエシ以外の誕生花や誕生石、この日に生まれた有名人など、10月6日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.10月6日の誕生花は?
  2. 2.オミナエシの花言葉3選
  3. 3.オミナエシの育て方
  4. 4.10月6日の誕生花(オミナエシ以外)
  5. 5.10月6日にゆかりのあるもの
  6. 6.まとめ

10月6日の誕生花は?

10月6日の誕生花は「オミナエシ」

アジアの広い地域に分布する山野草、オミナエシが10月6日(10/6)の誕生花です。まっすぐに伸ばした花茎の先に、黄色い小花をまとまって咲かせます。日本でも各地で見られますが、沖縄県にだけは咲いていません。「万葉集」や「源氏物語」にも名前が登場することから、古くから日本人に親しまれていたことがわかりますよ。

名前 オミナエシ(女郎花)
別名 ハイショウ(敗醤)、アワバナ(粟花)
園芸分類・形態 山野草・多年草
原産地 シベリア、中国、東アジア
開花の時期 6月~10月
花の色 黄色
暑さ / 寒さ 強い / 強い
特徴 開花期間が長い

オミナエシの花言葉3選

出典:写真AC

オミナエシは複数の花言葉を持つことが特徴です。能の演目や花姿にちなんだ花言葉を、順番に見ていきましょう。ポジティブな花言葉はギフト向きで、オータムシーズンのアレンジメントにもよく用いられますよ。キキョウやナデシコなど、ほかの「秋の七草」と組みあわせるのも風流ですね。

花言葉①「約束を守る」

オミナエシの花言葉の中でも代表的なものが「約束を守る」です。これは能の演目「おみなめし」にちなんでいるとされています。夫に浮気された妻が自害し、その墓からオミナエシの花が咲いたという話で、夫は「二度と約束は破らない」と深く後悔しました。その夫の思いが「約束を守る」という誠実な花言葉の由来です。

花言葉②「美人」「親切」

オミナエシは、万葉集の時代から多くの歌人にモチーフとされてきた花です。どの歌でも美しく優しい女性にたとえられていて、そのことから「美人」「親切」という花言葉がつきました。思いを寄せる女性や親切にしてくれた相手へのギフトに贈りたくなる花ですね。奥ゆかしくも華やかなアレンジメントや花束は、年代を問わず喜ばれますよ。

花言葉③「はかない恋」

前述のようにギフト向きの素敵な花言葉を持つオミナエシですが、一方で「はかない恋」という少しネガティブな花言葉ももっています。ギフトを贈る相手が花言葉にくわしい場合は誤解を生む可能性もあるので、カードを添えてメッセージを伝えると安心ですよ。もの悲しい季節に開花することや、風が吹いたら倒れてしまいそうな花茎が、華奢なイメージに拍車をかけていますね。

オミナエシの育て方

出典:写真AC

すらりと長い花茎の先にたくさんの小花を咲かせるオミナエシは、初夏~秋の暑い時期をさわやかに彩る多年草です。暑さにも寒さにも強いことが特徴で、初心者ガーデナーでも簡単に育てられますよ。元気に美しく育てて、お気に入りの花器に生けてみましょう。

育て方①栽培環境

オミナエシは日光を好む植物です。鉢植え・庭植えいずれの場合も、日当たりのいい場所で管理しましょう。日照量が足りないと成長が滞り、最悪の場合枯れてしまいます。基本的には土を選ばず、どのような環境でもすくすく育つ丈夫な花です。市販されている草花用の培養土を使うのが便利でしょう。

育て方②水やり・肥料

庭植えで育てるオミナエシには、水やりも肥料もほとんど必要ありません。日照りが続いて極端に乾燥したときだけ、水を与えれば十分です。鉢植えの場合、表土が乾いたらその都度たっぷりと水やりをしましょう。夏場は1日に2回与えても構いません。肥料は草花用の肥料を少量施します。肥料が多すぎると枝葉ばかりが茂ってしまいます。肥料を与えるときは注意してくださいね。

育て方③植え付け・植え替え

オミナエシは極端に乾燥する用土を苦手としていますが、そこさえ気をつければ土壌づくりは難しくありません。市販の培養土も上手に使いながら、休眠中の2月~3月に植え付けましょう。鉢植えの場合は毎年、庭植えでも3年に1回は植え替えて、株をリフレッシュさせます。適期は植え付けと同様2月~3月です。同じタイミングで株分けもすると効率的ですよ。

10月6日の誕生花(オミナエシ以外)

Photo by Tranpan23

10月6日の誕生花は、オミナエシ以外にも複数あります。ここでは花よりも果実のほうがポピュラーな「ハシバミ」と、淡い紫色がロマンティックな「ヤブラン」について特徴や花言葉を解説します。どちらもあまり有名な花ではありませんが、とてもかわいらしく素敵な花ですよ。

10月6日の誕生花①ハシバミ

ハシバミは日本や中国半島に自生する植物です。雄花と雌花で花姿が異なり、縦にぶら下がる黄色い雄花のほうが目立ちます。果実は古くから食用や灯油として採取され、近縁種のセイヨウハシバミの果実は、ヘーゼルナッツとして有名ですよ。花言葉は「仲直り」「調和」「一致」です。

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ハシバミという植物をご存じですか。北半球に広く分布し、ヘーゼルナッツの木としても有名な植物です。古くから食用として、木材として、多くの人々に活用されており、日本でも昔から重宝されてきました。今回はハシバミの特徴や見分け方、活用方法についてご紹介します。

10月6日の誕生花②ヤブラン

薄紫色の清楚な花がかわいらしいヤブラン(薮蘭)も、10月6日の誕生花です。開花期は晩夏~初秋にかけてで、花以外にもくっきりと濃いグリーンの葉が見応えがあります。薮に自生し、葉がランに似ていることからその名前がつけられました。花言葉は「忍耐」「謙遜」「隠された心」です。薄暗い薮の中で凛と花を咲かせるようすからイメージされたフレーズですよ。

10月6日にゆかりのあるもの

フリー写真素材ぱくたそ

最後は誕生石や記念日など、10月6日にゆかりのあるものをご紹介します。日付にちなんだ「天むすの日」といった記念日を覚えておくと、ふとしたときに話題にできて便利ですね。

10月6日の誕生石

10月6日の誕生石「クリソプレーズ」は、日本では「緑玉髄(りょくぎょくずい)」という名前で知られています。青りんごのようなフレッシュなグリーンが特徴で、主な産地はオーストラリアです。古くからアクセサリーとして用いられており、アレクサンドロス大王が愛用していたという逸話も残っていますよ。カットや大きさによっても印象が変わるので、ギフトのバリエーションも豊富です。

10月6日生まれの有名人

10月6日生まれの有名人(星座はてんびん座)には、以下のような人々がいます。フランス生まれのル・コルビュジエは、世界各地に素晴らしい建築物を遺した建築家です。日本でも国立西洋美術館の設計を担当したことで知られていますよ。

・エトヴィン・フィッシャー(スイスのピアニスト、指揮者)
・ル・コルビュジエ(フランスの建築家)
・堀北真希さん(女優)

10月6日の出来事・記念日

天むす・すえひろの日

10月6日が10(てん)6(むす)の語呂合わせになることにちなんで制定された記念日です。天むすの製造販売している、有限会社天むす・すえひろが制定しました。えびの天ぷらを具材としたおにぎりである天むすは、天丼や単品で食べる天ぷらとはまた違った味わいがありますね。ピンク色のしっぽが見た目にもかわいらしく、駅弁としても人気です。

夢をかなえる日

また、10月6日は「夢をかなえる日」でもあります。ド(10)リーム(6)の語呂合わせにちなみ、株式会社KUURAKU GROUPが制定しました。夢のために努力を重ねている人は、老若男女問わずパワフルで、とても魅力的ですね。

まとめ

出典:写真AC

10月6日の誕生花であるオミナエシは、秋風に細い花茎を揺らす清楚な花です。文学作品にも古くから用いられ、しなやかな女性をイメージさせるたくさんの花言葉がつけられました。野山に群生するようすを見るのも風流ですし、庭先で栽培するのも難しくありません。秋らしいしっとりとした雰囲気に仕立てられるため、ギフト用アレンジメントや花束にもぴったりですよ。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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