ディスキディアとは？約80ある種類の品種名・別名・特徴を整理してご紹介！

ディスキディア・ベンガレンシスは、別名エメラルドネックレス、もしくは単にエメラルドと呼ばれます。淡い緑の葉に白い斑の入った、可愛らしい姿が人気です。成長すると、厚みのある美しい緑の葉が長く伸び、ネックレスのように見えます。鉢を窓辺などに吊るすと垂れ下がった葉に、太陽の光を反射してきらきら光ります。

葉は肉厚で、爽やかな印象の斑入りのディスキディアです。蔓が長く伸び、ホワイトダイヤモンドというだけあって、他のディスキディアよりも全体的に白っぽく見えます。ディスキディアの中でも流通量の少ない、珍しい品種です。

肉厚の楕円形の小さな葉が連なるディスキディアです。葉脈のラインが白くきれいに浮き出ている透けた感じの緑の葉が美しい植物です。全体的に小型の品種になります。希少な品種で、他の品種に比べて流通は少なめです。

ディスキディア・メルシーは、台湾で発見されたミリオンハートの新種です。誰かに贈りたくなるほど、可愛らしい植物で、「ありがとう」という意味のフランス語が名前の由来です。小さなハート型の葉はディスキディアの中では少し珍しい、パステルカラーのような色合いで、とてもきれいです。

ディスキディア・ミルネイは、ぷっくりとした、緑の肉厚なややV字に折れている楕円形の葉が特徴です。耐寒性は弱いですが、軽い寒さにあてると葉が紅葉し、冬期は新芽がピンクに色づく少し変わったディスキディアです。高温多湿を好みます。

長く伸びた蔓に貯水嚢がつくのが、ディスキディア・ラフレシアナです。アケビモドキという別名をもっています。ペクテノイデスと同じくカンガルーポケットの名でも流通しています。

淡いグリーンの葉に白い斑の入ったディスキディア・バリエガータの特徴は、小さな葉の先がとがっているところです。ディスキディア・スター・バリエガータと呼ばれる種類もあり、小さなとがった葉が星のように見えるため、スターとついています。

ディスキディア・ヌンムラリアは、小さな肉厚の葉が連なる可愛らしいディスキディアです。育てると蔓がかなり長く伸びるのが特徴です。葉にはうっすらと産毛が生えており、貯水嚢はありません。マットな質感の植物です。

ディスキディア・ハートジュエリーは、肉厚のハート型の葉が特徴的なディスキディアです。とても可愛らしく、人気のある種類です。ハートジュエリーは小型のディスキディアで、ヌンムラリアほど長くはならず、飾る場所を選びません。

ディスキディアの花言葉は「平和」です。たまに出現するハート型の葉が由来といわれています。ディスキディアの種類はカンガルーポケット、ハートジュエリーなどたくさんありますが、花言葉はすべて同じです。

そもそも、風水とは何か、ご存じですか。簡単にいうと、全てのものが持っている「気」を利用して、運気をあげる学問のことです。観葉植物は特に風水とは相性が良く、「生きているもの」を「飾ること」で、邪気を払ってくれるとされているのです。さらに、生命の象徴で、陽の気があるといわれています。

ディスキディアには、「カンガルーポケット」や「ハートジュエリー」など、さまざまな種類があります。ではどの品種が風水的に良いのか、となるのですが、花言葉同様に、基本的にはどの品種も有効です。観葉植物は陶器の入れ物に入れるといいですよ。

風水としてであれば、丸い葉のものを飾るといいです。丸い葉は調和をもたらし、人間関係などをよくする効果があります。特にディスキディアの花言葉は「平和」ですから、良いでしょう。リビングルームや寝室に飾るのがおすすめです。

風水は目に見える効果、というものはありませんが、観葉植物を飾ることで、現実的な効果があることもあります。たとえば、観葉植物の「緑」は風水的にも良いとされますが、実際に目の疲れをいやすなどの効果が期待できます。その他にも空気清浄効果や、心に安心感を与えてくれるなど、観葉植物を飾ることは、心身ともに良い影響を与えます。

可愛らしい観葉植物のディスキディアは、見ていただいたようにハートジュエリーやエメラルド、カンガルーポケットなどたくさんの品種があります。葉の形や色など、それぞれに特徴があります。せっかくなので、お気に入りのディスキディアをぜひ見つけて、飾ってみてくださいね。