トリュフの食べ方
黒トリュフの食べ方
トリュフは香りを楽しむ食材です。生のままスライスしたり、細かく刻んだりして、料理のトッピングやソースに混ぜる方法がよく用いられています。黒トリュフの場合は、香りとともにサクサクした食感も楽しめますよ。黒トリュフは加熱しても大丈夫なので、温かいスープやリゾットにトッピングする方法もおすすめです。スープの香りと風味も増します。
黒トリュフのレシピ:黒トリュフのリゾット
材料
ご飯 約160㌘
玉ねぎ 1つ
ベーコン 2枚
バター 大さじ1
コンソメ 1つ
水 100ミリ
濃厚タイプ牛乳 400ミリ
昆布茶 小さじ1
パルメザンチーズ 20㌘
塩 少々
こしょう 少々
パセリ 少々
作り方
- ご飯を洗ってヌメリを落とす
- 玉ねぎ、ベーコン、パセリはみじん切りにしておく
- 玉ねぎ、ベーコン、コンソメ、昆布茶をフライパンに入れ、弱火で炒める
- 水、牛乳、ご飯を加えて煮込む
- 火を止めてからパルメザンチーズを加え、塩コショウで味を調える
- 皿に盛りつけ、スライスした黒トリュフとパセリをトッピングしてできあがり
白トリュフの食べ方
白トリュフは生で使うのが基本です。白トリュフは傷みやすく加熱に向きません。スライスした白トリュフを少量、料理にトッピングするのがおもな食べ方です。白トリュフは黒トリュフよりも香りが強いため、量に注意しましょう。生の白トリュフは産地が限られているうえに日持ちしないため、日本では入手しにくい食材です。白トリュフオイルなどの加工されている商品を利用しましょう。
白トリュフオイル【TruffleHunter】
参考価格: 2,900円
ヨーロッパのトリュフ専門店が作った白トリュフオイルです。良質のオリーブオイルに白トリュフの香りが詰まっています。使い方は食べる直前に料理に数滴かけるだけです。白トリュフは香りが強いため、少量で風味が楽しめます。
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
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サイズ | 100mL |
白トリュフのレシピ:白トリュフのカルボナーラ
材料 (1人分)
スパゲッティーニ 80g
パンチェッタ 10片
パルミジャーノレッジャーノ 大さじ3
卵 1個
ニンニク 1片
オリーブオイル 15cc
バター 5g
白ワイン 30cc
塩コショウ 適量
白トリュフオイル 適量
イタリアンパセリ 適量
作り方
- フライパンに油を敷き、パンチェッタとニンニクを炒める
- バターを加え、火を止めてから白ワインを加える
- 別の鍋で麺を茹でる
- フライパンを再度火にかけ、麺の茹で汁を200cc加える
- 麺が少し軟らかくなったら、フライパンに移して塩コショウする
- 麺が茹で上がる前に、パルミジャーノを加えて火を止める
- にんにくを取り出し、溶き卵を加える
- 全体にとろみがつくまで強火に5秒かけ、10秒間火から外す作業を繰り返す
- とろみがついたら白トリュフオイルを加え、軽くかき混ぜる
- 皿に盛りつけ、粒コショウとイタリアンパセリをかけてできあがり
お菓子のトリュフ
トリュフの名前を持つお菓子があります。正確には「トリュフチョコレート」というチョコレート菓子の一種です。1895年にフランスで創作されました。球形に整形した生チョコレートを、クーベルチュール・チョコレートでコーティングし、粉砂糖やココアパウダーなどをまぶしたお菓子です。「トリュフチョコレート」の名前は、見た目がトリュフに似ていることに由来しています。
クーベルチュール・チョコレートとは、脂肪分の高いチョコレートのことです。ケーキなどのお菓子の仕上げに、よく利用されます。
トリュフチョコレートは、ザクザクした食感と口どけのなめらかさから、とても人気が高いお菓子なんだよ。
トリュフチョコのレシピ:くるみ入りトリュフチョコ
材料 (12個分)
板チョコ(ブラック) 100g
生クリーム 60ml
くるみ 50g
ココアパウダー 適量
作り方
- くるみをアルミホイルに広げ、オーブントースターで2分~3分加熱する
- 加熱後冷ましたくるみを粗く砕いておく
- 細かく刻んだ板チョコをボウルに入れ、沸騰寸前まで温めた生クリームを加える
- 板チョコと生クリームを泡立てないように混ぜあわせ、チョコを完全に溶かす
- くるみを加えてさっくりと混ぜ、バットに入れて冷やす
- 冷やした後12等分にして丸め、ココアパウダーをまぶしてできあがり
トリュフの香りを堪能しよう
トリュフは高級食材とされているため、一般にはなじみが薄い食材でもあります。香りが強く個性が強いため、好き嫌いもわかれるでしょう。しかし「世界三大珍味」と呼ばれる貴重な食材です。機会があれば、トリュフの豊かな香りや食感を堪能し、自然の恵みを満喫してみてくださいね。
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出典:写真AC