ピーナッツの食べ過ぎが健康に与える影響は？食べ過ぎると太りやすい？

ピーナッツを食べるときは、1日約25g、20粒前後を目安として食べましょう。健康によい食べ物だとしても、食べ過ぎれば病気のもとです。特にピーナッツは脂質を多く含んでいるため、たくさんピーナッツを食べ、さらに通常通りに食事をすると太る原因にもなりかねません。

ピーナッツは少量で高カロリーのため、どうしてもカロリーが気になるという方も多いでしょう。朝にピーナッツを食べれば、カロリー消費量が高くなりやすい午前～昼の時間に消化を行うので、その分脂肪になりにくいメリットがあります。また、朝は血糖値が上がりやすい時間帯なので、血糖値の急上昇を予防するピーナッツはまさにうってつけです。

チョコレートのかかったピーナッツや、塩味のついたおつまみピーナッツなどは余計な糖分や塩分を取りやすくしてしまいます。おつまみやお菓子は濃いめに味付けされているため、ついつい食べ過ぎてしまうと糖分や塩分過多になる可能性が高いです。気分転換に少量食べるなら問題ありませんが、ダイエット目的や病気予防での摂取は逆効果になってしまうので避けましょう。

ピーナッツにバターを絡ませたバターピーナッツやフライしたタイプのピーナッツは、油分がたっぷりと含まれています。ただでさえ多い脂質に油分を加えて食べることになるので、カロリーオーバーになりやすく、太る原因になるでしょう。ビタミンEを取る目的で油分と共に食べるなら、サラダなどにトッピングしてオリーブオイルなどをかけて食べましょう。

殻付きのピーナッツである落花生は、剥くのに時間がかかるため手が止まります。作業が多くなる分食べる間隔が自然と開き、少量でも満福感を十分得られますよ。また、落花生の薄皮にはポリフェノールが含まれているので、栄養素的にも一石二鳥です。

ピーナッツは調理に使うととても効果的です。ピーナッツに含まれている鉄分は魚や肉と一緒に食べると効率よく吸収できます。また、ビタミンEは油と一緒に食べると体に吸収されやすくなるので、調理することでピーナッツのよさがいかせますよ。焼き魚や肉のソースに砕いたピーナッツをトッピングしたり、サラダに入れて食感を楽しんだりなどアレンジもさまざまです。

ピーナッツにはさまざまな栄養素や効能があり、健康にとてもよい食べ物です。太りにくく、アンチエイジングの効果も期待されるので、ダイエット中のおやつとしても優秀ですね。しかし、食べ過ぎてしまうと逆効果になってしまうので注意が必要です。1日の摂取量を守り、ピーナッツを賢く上手に生活に取り入れていきましょう。