フダンソウの簡単な栽培方法【収穫】
収穫のタイミング
フダンソウは大きく育ちすぎると茎も葉っぱも硬くなり、えぐみやアクがでてしまうので、30cm以上の大きさにならないうちに収穫しましょう。サラダなど生で食べたい場合は15~20cm、炒め物などの加熱調理に使いたい場合には25cmほど育ったタイミングが収穫の適期です。
収穫の仕方
フダンソウはひとつの株からたくさんの茎が伸びますが、収穫するときは内側部分を残して外側の茎だけを切り取りましょう。内側を残すことでそこから新たに茎が伸び、長く収穫を楽しめます。収穫を終わらせたいタイミングがきたら、株ごと根元から切り取ってください。
フダンソウの美味しい食べ方
①サラダ
材料(2人分)
スイスチャード(不断草)150g
バルサミコ酢大1.5
だし醤油小1
みりん小0.5
くるみなどのナッツ類(あれば)小1
お好みの良質の油(えごま油、ひまわり油、オリーブ油、麻の実油など)大1
作り方
- フダンソウを洗う
- 小鍋に水を入れて沸騰させ、1をさっと茹でて冷水にさらす
- 2をギュッと絞り、好みの大きさにカットする
- クルミはフライパンで軽く炒る
- ボウルにバルサミコ酢、だし醤油、みりん、油を入れて混ぜる
- 5に3を入れて和える
- 皿に盛り付けてクルミをトッピングする
ポイント
- フダンソウはスイスチャードのようなカラフルなものを使うと映える
- ベビーリーフであれば、茹でずに生で使ってもおいしく食べられる
- トマトやパプリカをトッピングすると、カラフルさが増しておすすめ
②炒め物
材料
スイスチャード3束くらい
厚切りベーコン3センチ
バター2センチ
しお・こしょう適宜
醤油小さじ2
作り方
- スイスチャードは洗って、茎と葉に分ける
- 1をそれぞれ3~4cmほどの食べやすい大きさに切る
- ベーコンを一口大にカットする
- フライパンで油を温め、ベーコンを入れて炒める
- 4に1の茎部分を入れて炒める
- 少し時間をおいて1の葉を加えて炒め合わせる
- しお、こしょう、醤油で味を調える
ポイント
- 色とりどりの西洋フダンソウを使うと華やかで食欲をそそる見た目に仕上がる
- 食感を残すためにも、さっと火を通す程度にする
- 玉ネギや枝豆などを炒め合わせてもおいしくておすすめ
③おにぎり
材料(1人分)
スイスチャード(大)2枚
ご飯茶碗一杯(160g)
塩少々
作り方
- スイスチャードを洗う
- 鍋に湯を沸かし塩を入れ、1を1分ほど茹でる
- 2を水に取り、そっと絞って水気を取る
- ご飯は40gずつに分け、塩むすびを作っておく
- 3を広げ、その上に4をのせ、くるくるとまく
ポイント
- スイスチャードを広げるときは、破れないように優しく扱う
- ご飯は塩味だけでなく、ふりかけやしらす、塩昆布などを混ぜてもおいしい
- 葉脈がくっきりしているほうを外側にすると、鮮やかに仕上がる
フダンソウを美味しく食べよう!
フダンソウはホウレンソウや小松菜に姿形が似ていますが、見た目のカラフルさが違います。野菜嫌いの子供でも、きれいな色のフダンソウはついつい手を伸ばしてしまうほどの魅力があります。クセがなく食べやすいのも嬉しいポイントです。フダンソウが手に入ったら、ぜひおいしく食べてみてくださいね。
出典:写真AC