ウツギの種類まとめ!それぞれの特徴や開花時期をご紹介!

ウツギの種類まとめ!それぞれの特徴や開花時期をご紹介!

ウツギはとても種類の多い植物です。日本原産の種類もありますが、海外から輸入されたウツギもあります。ウツギと名前がついていても、科や属が違うと花の色や形もかわり、実にバラエティ豊かです。この記事では、ウツギにはどんな種類があるのか紹介します。

記事の目次

  1. 1.ウツギはとても種類が多い植物
  2. 2.ウツギの種類【スイカズラ科13種】①~⑤
  3. 3.ウツギの種類【スイカズラ科13種】⑥~⑩
  4. 4.ウツギの種類【スイカズラ科13種】⑪~⑬
  5. 5.ウツギの種類【ユキノシタ科4種】
  6. 6.ウツギの種類【アジサイ科6種】
  7. 7.ウツギの種類【そのほかの科7種】
  8. 8.好みの種類のウツギを育てよう

ウツギの種類【そのほかの科7種】

①イワツクバネウツギ

絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている

イワツクバネウツギの開花時期は5月~6月で、花柄は0.3cm~0.6cmあり、そこから1cm~1.5cmの筒状の花を咲かせます。筒の先が4つの花弁になっており、色は白と淡いピンクが入り混じった可憐な花で、2つセットで横向きに咲くのが特徴です。イワツクバネウツギはイワツクバネ科イワツクバネ属の植物で日本の固有種ですが、2014年時点で絶滅危惧Ⅱ種(VU)に指定されています。

②コフジウツギ

有毒で屋久島では魚毒として利用される

コフジウツギ科コフジウツギ属のコフジウツギは、フジのような房状の花を、房の一方にかたよって咲かせます。コフジウツギの開花時期は6月~9月で、花h淡い青紫色や赤紫色で1.5cm~2cmの筒状です。花は房の手前から先へ向かって咲き、筒の先は花弁が4枚ついているのが特徴です。コフジウツギの全株にサポニンという毒があります。

③フサフジウツギ

フジウツギ属のなかでは大きめ

フサフジウツギは3mほどまで成長する、ゴマノハグサ科フジウツギ属の植物です。フサフジウツギの開花時期は6月~10月で、比較的長い期間楽しめます。中国原産で明治時代に輸入されたという説と、在来種だという説があります。フサフジウツギはブットレアやバタフライブッシュとも呼ばれ、甘い香りが特徴です。園芸種が多く、花色は白や赤、濃いピンクや紫などがあります。

④ドクウツギ

日本三大有毒植物のドクウツギ

ドクウツギの花は前の年に伸びてきた2年目の枝にしか咲かず、開花時期は4月~5月です。枝の下方に直接咲くのが雄花で、茎を上に伸ばして赤い花を咲かせるの雌花です。ドクウツギはドクウツギ科ドクウツギ属の植物で、北海道~近畿地方に自生しています。しかし全草にある毒性があまりにも強く危険なため駆除される傾向があり、現在はなかなか見つけられません。

ボタニ子

ボタニ子

三大有毒植物の一つなんだけれど、ほかの2つのドクゼリやトリカブトは苦いから誤食しても吐き出して無事なケースが多いの。

ボタ爺

ボタ爺

ドクウツギの実の怖いところは見た目が赤くて美味しそうで、汁が甘いらしいんだな。死亡例もあるから食べてはいかんぞ。

ドクウツギとは?自生地や特徴・見分け方を紹介!毒がある部位はどこ?のイメージ
ドクウツギとは?自生地や特徴・見分け方を紹介!毒がある部位はどこ?
ドクウツギは日本三大有毒植物とされていますが、トリカブトやドクゼリと比べると、あまり詳しく知られていません。そこで、ドクウツギの特徴やその毒について、また「ウツギ」と名の付く植物の違いや見分け方についても詳しく解説します。

⑤コゴメウツギ

米粒のような小さい花をたくさん咲かせる

バラ科コゴメウツギ属のコゴメウツギの花は、咢が大きいため花弁が10枚あるように見えます。しかし、実際は長細い花弁が5枚と短い咢が5枚です。開花時期は5月~6月で、ウツギよりも少し早く咲き始めます。新しい枝の先や葉の付け根に円すい型に白い花をたくさん咲かせるため、花自体は0.4cm~0.5cmと小さいですが迫力があります。

ボタニ子

ボタニ子

コゴメウツギは最初白い花が咲くけれど、咲進むと淡い黄色やクリーム色に変色するようよ。花の真ん中が黄色いのも特徴ね。

⑥トウフジウツギ

中国が原産のトウフジウツギ

トウフジウツギは、フジウツギ科フジウツギ属の植物です。沖縄で栽培されていたことから別名をリュウキュウウツギといい、日本のフジウツギの仲間よりも色が濃いのが特徴です。トウフジウツギの花は1cm~2cmの筒状で先が4枚の花弁になっており、内側が紫色で外側に粉状の細かい毛が生えているため、日本原産のフジウツギと見分けがつきます。

ボタニ子

ボタニ子

トウフジウツギは花穂が長くて、30cm~40cmもあるの。開花期の5月~10月はゴージャスな印象よ。

⑦ミツバウツギ

3枚一組の葉が名前の由来

ミツバウツギは、ミツバウツギ科ミツバウツギ属の植物です。開花時期は5月~6月ですが、開花といっても花は完全に開かず、半分くらいが満開で中にはほとんど開かない花もあります。ミツバウツギの花は0.7cm~0.8cmで15個前後がかたまりになって、枝先に円すい型に咲くのが特徴です。咢、花弁ともに白くそれぞれ5枚ずつあり、開かない花もあるのによい香りがします。

ボタニ子

ボタニ子

若葉は山菜として、天ぷらやおひたしで食べられるそうよ。ずいぶん古くからある種類らしくて、化石が出るらしいわ。

好みの種類のウツギを育てよう

Photo byPezibear

ウツギと名前のつく花はとても仲間が多く、花色が変化するものや複数の色を同じ枝に咲かせる品種、葉に斑が入るバリエガタ種などバラエティに富んでいます。大きく育つ種類が多く、庭木として植える場合にはある程度の広さが必要です。丈夫で育てやすい植物のため、好みの花を見つけたら初心者でもチャレンジでして育ててみましょう。

ほおずき
ライター

ほおずき

最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました。観葉植物歴は30年以上です。食べ終わった種を埋めておいたら巨大化したアボカドなどを含め、ガジュマルやコウモリラン、トックリランやウツボカズラなど、現在25鉢の観葉植物と暮らしています。最近機嫌のよいウツボカズラが、小さいつぼをたくさんつけています。

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