ドルフィンネックレスの夏越し方法
暑さに強いドルフィンネックレスですが、夏は出来るだけ水をやらない時期です。どのように管理をすればよいのでしょうか?
置き場所
雨水に当てないように育てます。風通しのよい場所に置きましょう。直射日光に当てると葉焼けを起こす可能性があるので、日当たりに注意します。観葉植物として育てている場合は、冷房の風が当たらない場所に置きましょう。
水やり
断水を心がけますが、元気がない時は土の表面が湿る程度に与えます。葉の間に水が溜まると、そこから枯れることがあります。鉢皿に水を溜め、底面吸水させれば安心です。
ドルフィンネックレスの冬越し方法
ドルフィンネックレスは寒さに強いので冬越しは成功しやすいのですが、冬の管理方法を間違えると冬越し出来ずに枯れてしまうことがあります。どのように管理すれば冬越し出来るでしょうか?
置き場所と温度
冬は日差しがやわらかいので、直射日光が当たる日当たりの良い場所に置くのがおすすめです。屋外でも、ー1℃~ー2℃位まで耐えられます。霜に当てても問題ありません。風通しの良い所に置きましょう。観葉植物として育てている場合は、葉焼けを起こす場合があるので、少しずつ日当たりに慣らしましょう。
水やり
半月から1か月に1度、土の表面が湿る程度に与えます。1週間以上土の表面が湿っていると、根腐れの原因になるので、水を上げすぎないように注意しましょう。観葉植物として室内に置く場合は、特に水やりは控えめにします。
ドルフィンネックレスが『枯れる』理由
ドルフィンネックレスは、葉が黄色くなってなくなったり、全体的に元気がない状態になって枯れてしまうことがあります。原因は何でしょうか?
根腐れを起こしている
水やりし過ぎると、根腐れを起こします。土の表面が乾いてから、たっぷり水を与えます。特に冬は、土が湿った状態が続くと根腐れの原因になるので注意しましょう。
根詰まりを起こしている
水やりを忘れていないのに元気がない時は、根詰まりや根腐れのサインです。鉢の底から根が出ているかもしれません。一回り大きな鉢に植え替えましょう。
水切れを起こしている
多肉植物は一般的に乾燥に強い植物ですが、ドルフィンネックレスは水切れを起こしやすい植物です。夏や冬といった水を控える季節でも、元気がない時は水を与えましょう。
株が弱った
茎が長く伸びすぎると、先端に栄養を届けようとして株が弱ってしまいます。根元のほうが枯れてきたら、元気な部分をカットして挿し芽にすれば、新たな株を作ることができます(『ドルフィンネックレスの増やし方』参照)。
完全に枯れる前に
株元は黄色いけれど、先の方は元気な場合があります。完全に枯れる前に、茎の元気な所で切るようにしましょう。それを挿し芽にすれば、新たな株を作ることができます(『ドルフィンネックレスの増やし方』参照)。
ドルフィンネックレスの飾り方
垂れ下がるように茎が伸びるドルフィンネックレス。おすすめの飾り方をご紹介します。
つるして飾る
ハンギング出来る鉢に植えつけてつるせば、茎が伸びていく姿を楽しむことが出来ます。鉢をハンギングネットに入れてつるす飾り方もおしゃれですね。
高さのある鉢に植える
ロングタイプの鉢に植え付ければ、垂れ下がる姿を楽しむことができます。地面に近い所に置くより、棚の上など目線の高さよりやや低い位置に置くのがおすすめです。
水やりの時に注意しましょう
観葉植物として飾る時は特に、水やりに注意が必要です。ハンギングや高いところに飾る場合は、必ず下ろして水やりをしましょう。
まとめ
ドルフィンネックレスの育て方についてまとめます。
- 多肉植物に分類されます。
- 屋外で育てることも観葉植物として育てることもできます。
- 春と秋は乾いたら水をたっぷりやり、夏と冬は水を上げすぎないようにしましょう。
- 水をやりすぎると根腐れして枯れるので注意しましょう。
- 伸びすぎた茎をカットして挿し芽にすれば増やすことができます。水耕栽培がおすすめです。
- 春に白い花をつけます。
- ハンギングネットを使った飾り方がおしゃれです。
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出典:写真AC