そら豆のおすすめの食べ方
上手な茹で方、保存方法を確認した後はおすすめのそら豆の食べ方をご紹介します。買ってすぐの新鮮なそら豆、乾燥したそら豆、冷蔵保存のそら豆、そして冷凍保存のそら豆それぞれにおすすめのレシピを見ていきましょう。日持ちするものは常備菜としても活用できます。
焼そら豆
収穫したばかり、あるいは買ってきてすぐの新鮮なそら豆のおすすめの食べ方は「焼そら豆」です。さやから出して茹でる「茹でそら豆」もおいしいですが、焼そら豆は香ばしさが加わって格別です。レシピも簡単なのでぜひ挑戦してみてください。
◎材料(2人分)
- さや付きそら豆 4~6本
- 塩
魚焼きグリルやフライパンでさやごとそら豆を焼くだけです。さやがあることで、中の豆は自然と蒸し焼きの状態になり、ふっくらしっとり焼きあがります。焼きたてですのでやけどに気を付けながら、さやから豆を取り出し、薄皮を剥いたら塩をつけて召し上がってください。バーベキューなどで炭火がある場合はぜひ焼そら豆をためしてみてください。
「焼そら豆」のレシピ
乾燥そら豆の醤油煮
乾燥したそら豆を使ったおすすめの食べ方は「醤油煮」です。旨味が濃縮された乾燥そら豆の醤油煮は常備菜にもおすすめです。最初に乾煎り(からいり)することで香ばしく仕上がります。常備菜として冷蔵庫で保存すれば1週間ほど日持ちします。香ばしく、味がしっかりしているので、お弁当のおかずやお酒のつまみなどにもおすすめです。
「乾燥そら豆の醤油煮」のレシピ
◎材料(2人分)
- 乾燥そら豆 100~120g
- 砂糖 大さじ3
- 醤油 100cc
- 水 200~220cc
乾燥そら豆をざるに開けてさっと洗います。そのまま小鍋に移し、香ばしい香りが立つくらいまで乾煎りし、そこに砂糖、醤油、水を加えて10分ほど煮付ければ完成です。
そら豆のアンチョビ炒め
冷蔵庫で日が経ってしまったそら豆や、茹でて保存してあるそら豆がある場合、こちらの食べ方がおすすめです。アンチョビの香りが強いので、そら豆の抜けた風味を補ってくれます。お酒のおつまにもさっと作ることができるのでおすすめです。新じゃがと合わせればボリュームアップも簡単です。ベーコンを加えればよりスタミナ満点で食べ盛りのお子さんにもおすすめです。
「そら豆のアンチョビ炒め」のレシピ
◎材料(2人分)
- そら豆 さや4~5本分
- アンチョビフィレー 3枚
- ニンニク 1欠片
- オリーブオイル 適量
- 黒コショウ お好みで
生の状態のそら豆を使用する場合は事前に茹でておきます。薄皮を剥いたそら豆をアンチョビ(みじん切りしたもの)、ニンニク(すり下ろしたもの)、オリーブオイルと合わせて炒めます。アンチョビは焦げやすいので気を付けましょう。最後に黒コショウをお好みでかければ完成です。
そら豆の炊き込みご飯
冷凍保存してあるそら豆を使ったおすすめの食べ方は「そら豆の炊き込みご飯」です。冷凍した状態のそら豆を他の材料と一緒に炊飯器に入れてボタンを押すだけで作ることができる簡単レシピです。冷凍そら豆は解凍後水っぽくなりがちですが、ごはんと合わせて炊くことで水っぽさを感じさせません。もちろん、生のそら豆を使用してもおいしく作れます。
「そら豆の炊き込みご飯」のレシピ
◎材料(2~3人分)
- 米 2合
- そら豆 100g前後(豆のみの重量)
- 油揚げ 1/2枚
- 塩 適量
- あればタケノコ 100g前後
洗ったお米をお釜に入れ、水を2合の線よりやや少なめに入れます。冷凍庫から取り出したそら豆、細く刻んだ油揚げ、塩を適量加えてあとは炊き込みご飯モードで炊くだけです。春先のタケノコと合わせるとより季節を感じられておすすめです。お弁当に使って色どりをよくしたいときなどは干しエビなどをいれるといいでしょう。
まとめ
そら豆の基本の茹で方から、おすすめの保存方法、それぞれの保存方法におすすめの食べ方をご紹介してきました。茹でる場合はさやから取り出してすぐに行いましょう。一番のおすすめの保存方法は冷凍保存です。保存方法によってそら豆の食感や風味が多少異なりますので、特性をうまく生かしてそれぞれの食べ方で楽しんでくださいね。
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出典:写真AC