タニウツギの育て方!剪定方法や挿し木での増やし方などを解説!

タニウツギの育て方!剪定方法や挿し木での増やし方などを解説!

初夏のころに山をあざやかな花色で染めるのがタニウツギです。放っておくと増えすぎてしまうくらいに元気で育て方も簡単なので、ガーデナーたちにも人気があります。今回はタニウツギの特徴や剪定方法、挿し木による増やし方など、基本の育て方についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.タニウツギとは
  2. 2.タニウツギの仲間
  3. 3.タニウツギの育て方
  4. 4.タニウツギの病気・害虫
  5. 5.タニウツギの剪定
  6. 6.タニウツギの増やし方
  7. 7.まとめ

タニウツギとは

タニウツギ(谷空木)はタニウツギ科の落葉樹です。田植えのころ、5月中旬~6月にパッと色鮮やかな花を咲かせます。ひとつの枝の先端に複数の花をつけるので、ボリューム感があってとても見応えのある花です。日本生まれの品種で、北海道の西側や東北地方、山陰地方などに分布しています。寒い地域の谷沿いに多く見られることからタニウツギという名前がつけられました。

和名 タニウツギ(谷空木)
別名 火事花、死人花、葬式花
科属名 タニウツギ科タニウツギ属
形態 低木
原産地 日本(沖縄以外)
開花の時期 5月中旬~6月
花の色 ピンク色、白色、赤色
暑さ / 寒さ 普通 / 強い
特徴 落葉性、耐寒性に優れる、生け垣に向く、盆栽に向く

タニウツギは生け垣向き

タニウツギは暑さや寒さにも比較的強く、丈夫で育てやすい低木です。成長すると2mほどの高さになり、繁殖力も旺盛なので、一軒家や公園などの生け垣にもよく使用されます。花期には小ぶりのかわいらしい花が固まって咲く姿が、道行く人々を楽しませてくれます。ガーデニングにおいてもとても人気のある花です。

タニウツギは縁起が悪い?

とても美しい花をつけるタニウツギですが、一部の地域では縁起の悪い花として避けられています。タニウツギはその名のとおり空木(茎の中が空洞になっていること)で木材としての使い勝手がよく、葬儀のときに骨を拾うための箸にも利用されることから、忌み嫌われるようになったという説が有力です。また、燃えるように美しい色の花であるため、花の咲く時期にはあたりが山火事になったように見えるという説もあります。タニウツギに「火事花」「死人花」「葬式花」などの異名があるのはこのためです。

タニウツギの花言葉

タニウツギは5月31日の誕生花でもあります。花言葉の「豊麗(ほうれい)」は、ひとつの枝にたくさんの花をつけるタニウツギの性質にちなんだものです。山火事と見間違えるくらい一面をピンク色に染めるタニウツギの様子は、豊麗という表現がぴったりですね。

タニウツギの仲間

ウツギ属の花は、タニウツギのほかにもたくさんあります。代表的なものをいくつかご紹介します。花の色や名前の由来など、それぞれ特徴があって面白いですよ。

タニウツギの仲間①シロバナタニウツギ

タニウツギの中の、白い花を咲かせる品種です。シロバナウツギとも呼ばれます。開花の時期はタニウツギとほぼ同じ、5月中旬ごろからです。

タニウツギの仲間②ハコネウツギ

ハコネ(箱根)の名を持つウツギですが、箱根以外にも日本の各地で自生している姿が見られます。開花時は白色の花が、だんだんと深い赤色に色づいてゆくさまが美しい植物です。別名「ゲンペイ(源平)ウツギ」とも呼ばれています。

番外編:ウツギ(卯の花)

ユキノシタ科に属するのがこのウツギです。科が違うので仲間ではありませんが、こちらも枝が空木となっていることから、同じようにウツギの名がつきました。旧暦4月(卯月)のころに咲くことから、「卯の花(ウノハナ)」という名前でも親しまれています。ちなみにおからのことも卯の花と呼びますが、由来はウツギにちなんでいます。白いもののたとえとして卯の花を思いついた、当時の日本人の感性は素敵ですね。

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