コクワとは?実・つるの特徴や育て方、剪定方法・仕立て方まで紹介!

コクワとは?実・つるの特徴や育て方、剪定方法・仕立て方まで紹介!

コクワは「ベビーキウイ」や「サルナシ」とも呼ばれ、秋になると淡い黄緑色の果実をつけるのが特徴です。コクワの実の断面はキウイフルーツのような見た目をしており、ジャムや果実酒などに加工して食べられています。そんなコクワの、剪定時期や仕立て方について紹介します。

記事の目次

  1. 1.コクワとは
  2. 2.コクワの特徴
  3. 3.コクワの育て方
  4. 4.コクワのレシピ
  5. 5.まとめ

コクワとは

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コクワは日本全国に広く分布している植物で、山や野原に自生しています。開花時期には白くてかわいらしい花を咲かせ、花後にキウイフルーツ似た実をつけるのが特徴です。コクワの実は甘酸っぱく、生色だけでなくジャムや果実酒に加工して食べられています。そんなコクワのおいしいレシピや剪定方法、仕立て方や花言葉などを詳しくご紹介します。

コクワの基本情報

科名 マタタビ科
属名 マタタビ属
別名 ベビーキウイ、ミニキウイ、猿梨(サルナシ)
シラクチヅル、シラクチカズラ
開花時期 5月〜7月
収穫時期 9月〜11月
形態 つる性
耐寒性 強い
耐暑性 強い

コクワの花言葉

コクワの花言葉は「誘惑」です。コクワの実を、猿が梨と間違えて好んで食べるため「猿梨(サルナシ)」という別名でも呼ばれています。コクワの実にたくさん猿が集まってくる様子は「誘惑」という花言葉がぴったりですね。

コクワの特徴

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コクワは日本や中国、朝鮮半島が原産の落葉性植物です。耐暑性や耐寒性が強く、山や野原に自生しているため、鳥や動物の大切な食料になっています。「ベビーキウイ」や「ミニキウイ」という別名で呼ばれているとおり、実の断面や味がキウイフルーツにそっくりなのが特徴です。そんなコクワの実やつるの特徴、栄養素などを紹介します。

コクワは9月〜11月にかけて2cm〜3cmほどの実をつけます。実が淡い黄緑色になり、表面にしわが出てくると食べ頃です。皮の部分は少し酸味が強く、中の果実は甘みがあり、皮をむかずに丸ごと食べるのがおいしい食べ方といわれています。実の断面は黄色がかって黒い種が入っているため、キウイフルーツにそっくりです。実の様子から「ベビーキウイ」とも呼ばれています。

実の栄養素

実は生色だけでなく、果実酒やジャムなどに加工するのもおすすめです。ビタミンCやビタミンEが豊富に含まれているため、老化予防や美肌の効果が期待できます。コクワの実に含まれている栄養素は以下のとおりです。

  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンB6
  • 鉄分
  • ペクチン
  • カリウム
  • ルテイン
  • マグネシウム
  • βカロチン

コクワ(ベビーキウイ)の栄養や食べ頃の見分け方については、以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

ベビーキウイとは?特徴・栄養から食べ頃の見分け方や食べ方まで紹介!のイメージ
ベビーキウイとは?特徴・栄養から食べ頃の見分け方や食べ方まで紹介!
ベビーキウイは、キウイにそっくりな果物です。ブドウのように小さい実で、洗ってそのまま食べられます。スーパーフルーツとしても注目を集めているベビーキウイの、特徴や栄養について解説します。さらに食べ頃の見分け方や、おいしい食べ方を紹介していきます。

つる

コクワはつるを伸ばして成長していく「つる性」の植物です。コクワのつるは3mほどまで長く伸びるため、自分で育てる場合には支柱などにそわせて仕立てていく必要があります。また、コクワは「シラクチヅル」とも呼ばれており、つるの切り口が白いのが特徴です。

次のページでは、育て方をご紹介します。

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コクワの育て方

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