ハナモモ(花桃)の育て方!施肥や剪定の仕方などの管理方法を解説!

ハナモモ(花桃)の育て方!施肥や剪定の仕方などの管理方法を解説!

ハナモモは春の訪れを感じさせてくれる愛らしい植物です。そんなハナモモの育て方をご存知でしょうか?この記事では、ハナモモの育て方や手入れの方法、害虫や病気の対策などを紹介します。ハナモモは庭木としての人気も高く、初心者にも育てやすいため、ぜひ挑戦してくださいね。

記事の目次

  1. 1.ハナモモとは
  2. 2.ハナモモの育て方
  3. 3.ハナモモの剪定方法
  4. 4.ハナモモの増やし方
  5. 5.ハナモモのよくあるトラブル
  6. 6.まとめ

ハナモモとは

フリー写真素材ぱくたそ

愛らしい雰囲気を持つハナモモは、花を観賞するのが目的の桃の木です。庭木としても大変人気で、大きいものでは7mを超えて成長することがあります。環境変化に強く、初心者にも育てやすいといわれています。ぜひ栽培に挑戦してみましょう。

ハナモモの基本情報

科目 バラ科モモ属
原産地 中国
開花時期 3~4月
耐暑性 強い
耐寒性 強い

ハナモモの特徴

ハナモモは中国が原産の落葉樹です。春が近づくと、ピンクや白色などの可憐な花を咲かせ、見る人を楽しませてくれます。6月頃に果実をつけますが、ポピュラーな桃に比べるととても小さく、やや酸っぱい香りがします。

花桃は日本でもなじみが深く、古事記に登場する植物といわれています。ひな祭りの「桃の花」としても有名ですね!

ハナモモの種類

ハナモモの樹形は、まっすぐ伸びる立ちタイプや下方向に垂れ下がるタイプ、ほうきの形状に似たものがあります。これらは江戸時代につくられたもので、それから目立った変化はしていないといわれています。それでは、ハナモモにはどのような種類があるのかを見てみましょう。

ヤグチ

まっすぐに伸びる立ちタイプで、八重咲きの花びらが特徴的なハナモモです。ハナモモのなかでも多く出回っており、切り枝はひな祭りの飾りに用いられています。

キクモモ

まっすぐ伸びる立ちタイプと下方向に垂れ下がるタイプがあり、菊の花のような花びらが特徴的です。コンパクトに仕立てやすく、狭い庭にも植えやすいと人気があります。

ゲンペイモモ

ゲンペイモモは、色とりどりの花がひとつの枝に咲く姿が特徴的です。その姿が、源平合戦を連想させると名づけられました。垂れ下がるタイプが人気ですが、まっすぐ伸びる立ちタイプもあります。

テルテモモ

ほうきを逆さまにしたような樹形が特徴的で、数ある種類のなかでも存在感があります。枝が広がりにくく、狭いスペースの庭木におすすめのハナモモです。

ハナモモの花言葉

Photo byToniaD

ハナモモの花言葉には「チャーミング」や「あなたの虜」「気立てのよさ」があります。どれも、愛らしいハナモモの姿にふさわしい花言葉ですね。これらに加えて「天下無敵」という花言葉も持っています。天下無敵の花言葉は、古事記に登場するイザナギノミコトに由来しているといわれています。

ハナモモの花言葉は、女性や子どもの成長を見立てたものという説もあります。

意富加牟豆美命-古事記と日本書紀の神様 | 日本の神様辞典
伊邪那岐命が黄泉の国の軍勢を桃を使って撃退し、その桃の実に「意富加牟豆美命(おほかむづみのみこと)」という名前を授けました。古代中国で不老長寿を与える果物として重宝されていた桃は、今でも「桃の節句」や「桃太郎」のお話として伝えられています。そんな「意富加牟豆美命」についてイラスト付きでご紹介します。
ボタニ子

ボタニ子

それでは、ハナモモの栽培方法を紹介します!

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ハナモモの育て方

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