ホースラディッシュの味
ホースラディッシュは、本わさびの代用にもなりますが、どのくらいの辛さがあるのでしょうか。また、根だけでなく葉も食用になるのでしょうか。ホースラディッシュの根と葉は、それぞれどんな味がするのかを紹介します。
根の味
ホースラディッシュの白色の根は、そのまま食べても辛くありません。すりおろすことで強い辛みを発します。辛さは本わさびの1.5倍ほどもあります。ワサビダイコンともよばれるとおり、大根のような香りも感じます。
葉の味
ホースラディッシュの葉は、生食すると強いエグみと苦みがあります。根の部分のような辛味はありません。茹でても独特の苦みはのこっているので、苦味が苦手なひとが食べるには味つけを濃くするなどの工夫が必要です。
ホースラディッシュの旬と選び方
旬
ホースラディッシュの旬は、根と葉でそれぞれことなります。根の部分は12月~3月ごろまで、若葉は4月~6月初旬ごろが旬です。ちなみに根は貯蔵がきくため、1年中出回っています。いつでも入手できるので、季節ごとにいろんな使い方が可能ですよ。
収穫時期
ホースラディッシュの若葉は、春~初夏までが収穫時期です。それから葉が黄色に変色して枯れてくる11月ごろからは根の収穫がはじまり、翌春3月に新芽がでてくるまで収穫の適期はつづきます。
選び方と保存方法
ホースラディッシュは、鮮度がおちると黄色や茶色に変色して香りも落ちてしまいます。そのため、根がきれいな白色のものを選びましょう。また、袋にいれて冷蔵庫で保存しておくと、2か月ほどは日もちしますよ。
出典:写真AC