生姜とは
体を温めてくれたり、料理の味を引き立ててくれたりする生姜。古くから生薬としても親しまれてきました。正しい保存方法と上手な活用方法で、より健康的な生活を楽しみましょう。まずは、生姜の特徴を紹介していきます。
生姜の基本情報
生姜収穫!
— ヨルガオ。 (@yoru_gao) October 28, 2019
この数年で一番いい出来かも
少なからず台風の影響を受けていたので、今季の畑作業にあまりやる気をだせていなかったのでアゲリシャス
少しやる気が出てきたね
#畑#生姜#自家栽培#野菜ソムリエ pic.twitter.com/WlGRJo4TJh
科目 | ショウガ科ショウガ属 |
原産国 | 熱帯アジア(諸説あり) |
収穫時期 | 7~8月、10~11月 |
別名 | はじかみ、ショウキョウ |
収穫時期によって呼び方が違う
生姜の収穫時期は年に2回です。7~8月の夏に収穫するものを「葉生姜」、10~11月の晩秋に収穫するものを「根生姜」と呼びます。根生姜のほうが長期的に保存がしやすいので、1年を通して店頭で並んでいる姿が見られるでしょう。
葉生姜
葉ショウガとして少し収穫してみた。 pic.twitter.com/VBXBVmqOwm
— ヤーコン (@yasan552) August 20, 2016
夏に出回る生姜で、緑の葉が印象的です。辛味が少なく、酢漬けにして食べるのが定番スタイルです。乾燥に弱く日持ちがしないので、地域によっては手に入らないこともあります。
根生姜
イモじゃねえよ、古根(ショウガ)。こうやって表面を乾かすとカビが生えにくいんだ、とはここの八百屋の奥さんから。料亭だの魚屋だのから引き合いが多いそうで、一日にkg単位で売れる高知産のブランドものとのこと。 pic.twitter.com/vtkYEjfj6x
— つづやん(廿屋 諒一) (@tnx_tzk) December 14, 2013
一般的に食べられている生姜は、10月以降に収穫される根生姜です。ピリッとした辛味が特徴的ですね。どんな料理にも使える万能野菜で、乾燥させることでさらに効果があるといわれています。
生姜の保存方法(常温と冷蔵)
生姜の保存方法はおもに常温と冷蔵があります。葉生姜と根生姜で扱い方に違いがあるので、それぞれにあった保存をしましょう。根生姜は常温保存と冷凍保存が可能です。大量に手にいれた場合などは、下処理して冷凍することで使い勝手がよくなりますよ。
常温での保存方法
生姜は常温保存したらいつ迄もこんなに元気
— まや (@mayamayadion) December 25, 2014
知らなかった〜 今迄冷蔵庫に入れては駄目にしてた(>人<;) pic.twitter.com/ApIMx9zezd
葉生姜、根生姜ともに新聞紙にくるみ、風通しのよい場所に置くことで、常温での保存が可能です。2週間ほど保存がききますが、夏場はこの方法は適さないので気をつけてください。
冷蔵での保存方法
既知の情報かもしれませんが…
— *みー* (@tousitu_kata) February 1, 2020
野菜ソムリエの資格を持つ妹から教えて貰ったのですが、生姜は水に入れて保存するといいそうです。
理想は毎日水を変えるのですが、4、5日忘れてても全然平気。いつもミイラ化していた生姜が長持ちしてます pic.twitter.com/0MBFt9wZSZ
新聞紙やペーパータオルにくるんで、野菜室で保存します。使いかけを冷蔵保存する場合は、乾燥しないように切り口をラップでくるむのもおすすめです。密閉容器に水を浸して保存することも可能ですよ。この場合は3日を目安に水の交換を行ってください。
葉生姜の保存方法は?
葉生姜は湿らせた新聞でくるみ、冷蔵庫での保存がおすすめですよ。ペーパータオルでも代用可能です。葉生姜は乾燥が苦手なので、必ず湿らせてからくるんでください。冷蔵庫に保存した後は、1週間を目安に早めに食べきりましょう。
根生姜は乾燥した新聞で大丈夫だけど、葉生姜は必ず湿らせてからくるむのね。この違いは間違わないようにしましょう。
冷凍保存の方法と加工保存の方法は次のページで紹介するよ。
葉生姜よりも早い時期に収穫されたものを「はじかみ」というのよ。