ロータスブリムストーンって何?
一度植えると、毎年花を咲かせてくれる多年草であるロータスブリムストーンは、耐寒性に強いため、一年中葉が落ちにくく、寄せ植えなどでも活躍してくれる魅力的な植物です。こちらでは、ロータスブリムストーンの特徴や育て方、株分けで増やせるのか、切り戻しの場所やタイミングなどをご紹介します。
基本情報
学名 | Lotus Hirsutus'Brimsutone' |
別名 | ロータス・ヒルスツス'ブリムトーン' |
科属名 | マメ科・ミヤコグサ属 |
分類 | 常緑多年草 |
原産地 | 地中海沿岸、ポルトガル |
草丈 | 60~100cm |
開花時期 | 5~7月 |
花色 | ピンク味を帯びた白色 |
耐寒性 | 強い |
名前の由来
ブリムストーンは「硫黄」という意味で、ロータスブリムストーンが硫黄を連想させる、黄色い花を咲かせることから名付けられたそうです。
花言葉
ロータスブリムストーンの花言葉は、「完璧な美しさ」です。花が咲いているように、ふんわりとした葉と、冠のように咲く白い小さな花のバランスのとれた美しさが由来とされています。
特徴
ロータスブリムストーンは、常緑性低木のため庭植えに適した植物です。耐寒性、耐暑性に強いので、冬の寂しくなりがちな庭でもきれいで素晴らしいアクセントとなり、一年中楽しむことができます。
葉の特徴
ライムグリーンの葉のまわりにうっすらと毛が生えていて、新芽が黄緑色で明るい印象になります。夏には黄色味がなくなり、全体的にシルバーがかったグリーンの葉へと変わるので、明るくやわらかい色味も魅力的なリーフプランツです。
花の特徴
初夏になると、ピンク味をおびた白色の小さな花を咲かせます。花後は果実を実らせて、熟すと褐色になり種を採取することが可能です。ロータスブリムストーンの花の色は環境や親株によって若干色が異なりますが、茎の先に房状で花を咲かせます。
品種
ロータスは他にもたくさんの種類があります。品種によって花色や葉形が異なっていたりして、見た目を楽しませてくれます。
ロータスクレティクス
シルバーがかった葉と小さな黄色の花が特徴的です。
ロータスコットンキャンディ
シルバーリーフの柔らかな細葉が魅力的です。葉は枝垂れるように伸び、初夏には鳥のくちばしのような赤い花を咲かせます。
ロータスブラックムーニー
ブリムストーンに比べて葉が大きく、とても珍しい黒っぽいブラウン色の花が咲きます。茎が細く、伸びると枝垂れるのが特徴的です。
ボタニ子
次ページから、ロータスブリムストーンの育て方をご紹介します。