クンシラン(君子蘭)はどんな植物?
学名 | Clivia nobilis、Clvia miniata |
和名 | クンシラン、ウケザキクンシラン |
科属 | ヒガンバナ科クリビア属 |
原産地 | 南アフリカ |
開花時期 | 3月~5月 |
クンシラン(君子蘭)はどんな植物なのでしょう?ラン(蘭)という名前がついているのでランの種類と思われがちですが、実はヒガンバナ科の植物です。株の寿命が長く、華やかで鮮やかなオレンジ色の花が特徴です。
クンシランの特徴
クンシランの特徴はあの艶やかな花です。花びらは根元からラッパのような形になっています。大きくて肉厚、ツヤのある葉は濃い緑の剣型で、長さは30~70cm。花期になると葉のあいだから花茎をまっすぐ伸ばしラッパ状の花を5~10以上の花が咲き、見ごたえがあります。また種による増やし方以外にも別の増やし方がある植物です。
クンシランの品種について
クンシランの開花は春ですが、それ以外の時期は美しい緑の葉を楽しめます。鉢植えならば、観葉植物として年中緑の葉を見せてくれます。クンシランは和名で、クリビア・ノビリスという品種を指します。しかし、花が下向きに咲くためあまり人気がなく、流通しているクンシランのほとんどはクリビア・ミニアータ(和名:ウケザキクンシラン)という品種です。
クンシランの種類について
クンシランには高性広葉系・ダルマ系・斑入り系、3つの種類があります。高性広葉系は花茎が長く丈夫なつくりになっており、ダルマ系は花茎が短いのが特徴で、歯が肉厚で成長もゆっくりです。斑入り系は葉に白や薄黄色の斑が入っているのが特徴です。花の色はオレンジ色以外に黄色や緑色の種類もあります。
ボタニ子
次のページでは、クンシランの育て方についてくわしく解説します。