バビアナとは?特徴や種類、育て方を紹介!増やしやすいって本当?

バビアナとは?特徴や種類、育て方を紹介!増やしやすいって本当?

バビアナは、フリージアに似たアヤメ科の花です。見たことはあるけれど名前がわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?愛らしくて、育てやすく、増やしやすい花です。バビアナの特徴や種類、栽培方法や増やし方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.バビアナってどんな花?
  2. 2.バビアナの種類
  3. 3.バビアナの育て方
  4. 4.バビアナの増やし方
  5. 5.まとめ

バビアナってどんな花?

出典:筆者撮影

バビアナは、南アフリカとその近隣に分布する球根植物です。日本ではホザキアヤメと呼ばれていました。草丈30cmほどで、小さな青紫色の花が集って咲く愛らしい花です。バビアナはバビアナ属全体の花の総称ですが、広く普及しているバビアナ・ストリクタのことを指す場合もあります。

名前がわからなくて、「フリージアに似ている」「青い花」で検索する人もいるようですよ。

バビアナの基本情報

名前 バビアナ、ホザキアヤメ(穂咲菖蒲、穂先菖蒲)
学名 Babiana
科/属名 アヤメ科バビアナ属
原産地 南アフリカなど
開花時期 4月~5月
花色 青、青紫、クリーム色、紅色など
草丈 15cm~40cm
耐寒性/耐暑性 半耐寒性/耐暑性は普通
園芸分類 多年草(球根)

バビアナの名前の由来

バビアナ(Babiana)という名前は、オランダ語でヒヒを意味する「babianer」から来ています。バビアナの球根をヒヒが好んでよく食べていたことに由来します。和名のホザキアヤメは、穂状に咲くアヤメ科の花だからでしょう。

バビアナの特徴

葉と球根の特徴

出典:筆者撮影

バビアナの細長い剣状の葉は、縦の葉脈が盛り上がっていて、日に透けるとはっきり見えてきれいです。また、バビアナ・クリスパのように、波打ったようにカールする不思議な葉もあり、花が咲くまで葉を観賞できます。ただしどの品種も、花が終わると葉は枯れ始めるのが特徴です。小さな球根は薄い皮につつまれていて、自然分球で増えます。

花の特徴

バビアナの花は、6枚の花弁で構成されています。花柄のあるなしによって穂状または総状に花をつけ、花軸の下から順に咲きます。花色は青紫の他に、青、白、赤、ピンクなどがあり、ルブロキネアという種類は、目を引く青と赤のツートンカラーです。品種によっては、ほのかなよい香りがします。

バビアナの開花時期

Photo by cultivar413

バビアナの開花時期は4月~5月です。暖地では3月終わり頃から咲き始める品種もあります。花軸の下から上へと次々に開花し、次々に散っていきます。花壇に数株を植えた場合、咲き始めから最後の花が散るまで、およそ1ケ月くらいです。

バビアナの花言葉

花が散った後のバビアナ
出典:筆者撮影

バビアナの花言葉は、「あなたを信じます」「変わり身が早い」「離れる愛」「薄れゆく愛」です。「あなたを信じます」は、可憐な花姿と花色からイメージできますね。他の花言葉は意外ですが、数ケ月にわたって長く開花し続ける花ではないことと、花後にすぐ葉が枯れ始めて茶色くなってしまうのが関係しているのでしょう。

ボタニ子

ボタニ子

次のページでバビアナのいろんな種類を紹介するよ!

次のページ

バビアナの種類

関連記事

Article Ranking