青い花の種類⑦:トルコキキョウ
トルコキキョウは春から夏にかけて花が咲くブルーの花を持つ花の種類です。トルコキキョウの花の色は多岐にわたるため、ブルー以外にも紺色やピンクなどもあるのが特徴です。
基本情報
学名 | Eustoma |
分類 | リンドウ科トルコキキョウ属の一年草 |
花期 | 3月~7月 |
花色 | 青色の花 |
原産地 | 北アメリカ、メキシコ、南アメリカ |
トルコキキョウの特徴
トルコキキョウは春から夏にかけて、咲く花です。ただし、これは栽培品種のみであり、自生しているものは春にはまだ咲いていません。名前からキキョウ科と同じ種類と間違えることが多いですが、キキョウの仲間ではなくリンドウの仲間です。花の色はブルー系以外に、ピンク、紫、黄色、白、紺色、色がまじりあったものなどと多岐にわたります。
身近で使われるトルコキキョウ
トルコキキョウは、咲く花の色が多岐にわたるためさまざまな分野での花束やブーケとして使われています。それこそ、結婚式や卒業式の花束、仏花にも使える人気が高い身近な花なのです。
青い花の種類⑧:ブルーサルビア
ブルーサルビアは、1年のうちほぼ半年間花期がある青い花です。春が終わるころから秋が終わるころまで花を楽しめるとても丈夫な花です。
基本情報
学名 | Salvia farinacea |
分類 | シソ科アオギリ属の多年草・一年草 |
花期 | 5月~10月 |
花色 | 青 |
原産地 | 北アメリカ |
ブルーサルビアの特徴
ブルーサルビアは初夏から秋にかけて、青い花を咲かせます。長い期間楽しめるため、花壇の花としても人気の高い花です。名前の通り、青い花を咲かせますがブルーサルビアを品種改良したもので白い花を咲かせるホワイトサルビアがあります。
青い花の種類⑨:ネモフィラ
茨城県にあるひたち海浜公園で有名なネモフィラも春から初夏にかけて、ブルー系の花が咲く花です。花が咲く時期はとても人気が高く、大勢の人が見に行きます。
基本情報
学名 | Nemophila |
分類 | ムラサキ科ネモフィラ属の一年草 |
花期 | 4月~5月 |
花色 | ブルー系、水色 |
原産地 | 北アメリカ |
ネモフィラの特徴
ネモフィラの花は、水色の花が咲きます。花色もブルー系のものが多く、春から夏にかけてのブルーの花を探している人にとっては最適は花です。特にネモフィラは、青空とネモフィラのすんだ水色の花の組み合わせが人気が高いためか、花壇や公園などでも植えられています。
ネモフィラを育てるなら
ネモフィラを育てるのであれば、苗であれば春に植え付けができます。ただし、一面ネモフィラで覆いたいとなると苗より種で育てるのがおすすめです。秋に種まきができます。
青い花の種類⑩:ムスカリ
ムスカリは小さな青や水色の花が集まって咲く特徴的な花です。花壇に、他の植物と一緒に生えていることが多く、春先の花壇に色合いを添えてくれる花です。
基本情報
学名 | Muscari |
分類 | キジカクシ科ムスカリ属の多年草(球根) |
花期 | 3月~5月 |
花色 | ブルー系、青、水色、紺色 |
原産地 | 地中海 |
ムスカリの特徴
ムスカリは春から初夏にかけて、小さな花がブドウにようにかたまった特徴的な状態で青や水色、紺色の花が咲く花です。花の色は紫、黄色、ピンクなどと多岐にわたりますが、よく花壇に植えられてる花は青や水色のものが多いです。
ムスカリは球根
ムスカリは球根植物の一種です。育てる場合は、秋植え球根があるのでその球根を秋に植えて育てていきます。とても丈夫な植物なのでメインの花を引き立てるためのわき役として人気が高い花です。
青い花の種類⑪:ヤグルマギク
ヤグルマギクは長い期間にわたって青や水色、紺色の花を楽しめます。初夏や夏だけではなく、ヤグルマギクは花期が長いため、冬も春も楽しめます。
基本情報
学名 | Centaurea cyanus |
分類 | キク科ヤグルマギク属の一年草 |
花期 | 12月~7月 |
花色 | 青、水色、紺色 |
原産地 | ヨーロッパ |
ヤグルマギクの特徴
ヤグルマギクは、放射状に広がって咲く花がまるで歯車のようだとも言われている花です。冬、春、初夏、夏にわたって青色や水色、紺色などの花を咲かせます。また、種まきは秋にすることが多いため、一年中で楽しめる植物です。ブルー系以外では、白、紫、ピンクなどの花色があります。切り花やドライフラーとしての人気が高く、ドライフラワーでの花束に使われることが多いです。
ヤグルマギクは外来種
現在、ヤグルマギクは野生化にて帰化植物へとなっています。ヤグルマギクは原産地では麦畑に咲く花として知られていました。そのため、日本でも麦畑に侵入すると麦の収量が大幅に減ると懸念されています。育てている人は、決して花壇から逃げ出さないように注意しましょう。
青い花の種類⑫:ワスレナグサ
ワスレナグサも小さな青い花を咲かせる花です。ワスレナグサには名前の由来となった悲しい伝説も残されています。
基本情報
学名 | Myosotis |
分類 | ムラサキ科ワスレナグサ属の多年草 |
花期 | 3月~6月 |
花色 | 青、水色 |
原産地 | ヨーロッパ |
ワスレナグサの特徴
ワスレナグサは春から夏にかけて、青や水色の花を咲かせます。ブルー系以外ではピンクなどの花色があります。ただし、ピンクなどの花色は園芸品種のみでそれ以外の花色はブルー系の青や水色なのが特徴です。一般的には多年草とされていますが、日本の暑さに弱く、秋に種を植える一年草として扱われています。
ワスレナグサの悲恋伝説
ワスレナグサには名前の由来ともなった悲恋伝説が残されています。「恋人がドナウ川のほとりを歩いていたところ、女性が川辺に咲く美しい花を見つけます。男性はその花を女性にプレゼントしようと思い、取りに行きますが川の流れに飲み込まれてしまいます。花だけでも女性に渡そうと思い、花を投げたときに「忘れないで」の言葉を残し死んでしまいました。女性は生涯この花を身に着けた」というものです。この花がワスレナグサでした。
まとめ
春~秋の期間で、夏が主な花期となっている花を12種類紹介しました。青い花は、これ以外にもあります。例えば、アサガオも青い花ですよね。ぜひ、街中を歩いていたさいに青い花を探してみてくださいね!
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