ガステリアとは?どんな種類がある?その特徴や育て方をご紹介!

ガステリアとは?どんな種類がある?その特徴や育て方をご紹介!

ガステリアは葉の色や模様など、さまざまな種類がある多肉植物です。開花時期にはかわいらしい小さな花が咲く姿も楽しめます。育て方も簡単で、屋外だけでなく観葉植物として室内で育てるのもおすすめです。そんなガステリアの特徴や種類、育て方などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ガステリアとは
  2. 2.ガステリアの種類
  3. 3.ガステリアの育て方
  4. 4.ガステリアの増やし方
  5. 5.ガステリアの病気と害虫
  6. 6.まとめ

ガステリアとは

ガステリアは葉の色や模様などさまざまな品種があり、個性的な花を咲かせる多肉植物です。屋外だけでなく、観葉植物として室内でも育てられ人気があります。あまり水を与える必要もなく、初心者でも気軽に育てられるのも魅力です。そんなガステリアの種類や特徴、育て方などをご紹介します。

ガステリアの基本情報

科名 ススキノキ科、ツルボラン科
属名 ガステリア属
原産地 南アフリカ
開花時期 4月〜7月
耐暑性 やや強い
耐寒性 やや弱い

ガステリアの特徴

多肉特有のぷにっとしたかわいらしい葉が重なった、個性的な見た目が楽しめる植物です。色や形、大きさや斑の模様など、品種改良されたものが多くあり、自分のイメージに合ったガステリアを探す楽しみもあります。暖かくなると花茎をニョキニョキと伸ばし、面白い形の花をいくつか咲かせるのが魅力です。高さは4cmほどの小さな品種もありますが、成長すると30cmほどまで大きくなる品種もあります。

ガステリアの名前の由来

葉の間から長い花茎を伸ばし、人間の胃袋にそっくりな花をいくつも咲かせます。そのため「胃」という意味の「gaster(ガスター)」が元となり「ガステリア」という名前が付けられました。

ガステリアの花言葉

ガステリアには「子宝」という花言葉が付いています。花言葉と同じ「ガステリア・子宝」という品種もあり、たくさんの子株を付けるのが特徴です。この性質から付けられた花言葉といわれており、子どもを授かりたい人への贈り物としても親しまれています。

ガステリアの種類

品種改良が進んでいるためたくさんの種類があり、葉の大きさや形、色や模様などさまざまです。ガステリアは愛好家が多く、それぞれに好みの品種が作り出されてきたといわれています。そんなガステリアの品種をいくつかご紹介します。

ガステリア・子宝

ガステリア・子宝は名前のとおり子株をたくさん付ける品種です。株分けで気軽に増やせて人気があります。宝石のように透き通った葉が美しく、白い斑が入っているのが特徴です。ガステリア・子宝は、別名「子宝錦」とも呼ばれています。

ガステリア・グロメラータ

ガステリア・グロメラータは、青緑色のやや膨みのある葉をもち、ぷっくりとした葉が重なったかわいらしい咲き姿をしています。多湿に弱く、水の与えすぎには注意が必要です。他の品種に比べてサイズが小さめで、群生する性質があります。

ガステリア・ピランシー

ガステリア・ピランシーは葉の先が丸くなっていて、表面がスエードのようになめらかなのが特徴です。ガステリア・ピランシーには「恐竜ピランシー」という交配種もあります。多肉の葉に爬虫類のうろこにそっくりな柄があり、まるで恐竜を思わせる個性的な品種です。

ガステリアの育て方

原産地が南アフリカのため乾燥に強く、比較的育てやすいのが植物です。しかし、直射日光に当たると葉焼けしてしまったり、水を与えるすぎると根腐れしてしまったりするなど、いくつか注意事項があります。そんなガステリアの育て方や管理のコツをご紹介します。

育て方①置き場所

直射日光が苦手なため、半日陰で育てます。ジメジメとした日陰ではなく、明るくて風通しのよい場所がおすすめです。室内で育てる場合には、レースのカーテン越しの窓辺など、優しく太陽の光が当たる場所が適しています。

鉢植えで置き場所を管理する

鉢植えにして置き場所を移動できるようにすると、季節ごとの管理が簡単です。梅雨時期は、雨に長く当たると葉に染みができてしまうため、雨の当たらない軒下へ移動させてください。また、冬は霜が当たると葉が傷んでしまいます。室内に移すなどの対処が必要です。

育て方②用土

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ガステリアには、水はけのよい用土が適しています。市販の多肉植物用培養土を使用しても構いません。自分で配合する場合には赤玉土と腐葉土、鹿沼土を同じ分量で配合した用土に、軽石を少し加えます。

素焼きの植木鉢がおすすめ

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ガステリアは多湿になると、枯れてしまったり病気になったりします。水はけのよい用土だけでなく、植木鉢も通気性のよい素焼きの植木鉢を使うのがおすすめです。素焼きの植木鉢はプラスチック製の植木鉢に比べて通気性や排水性が高く、多湿が苦手なガステリアを育てるのに適しています。

育て方③植え付け・植え替え

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植え付けや植え替えは4月〜5月の間に行います。前後左右に葉が広がって成長していくため、株は植木鉢の真ん中に植えるのが重要です。また、根を深くまで伸ばす性質があります。深さのある植木鉢を選びましょう。植え替えの場合は、枯れた根や伸びすぎた葉を切り取ってから植え替えてください。

育て方④水やり

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水やりは少なめに行い、乾燥気味に育てるのがポイントです。土の表面が乾いてから2日〜3日後に水やりをしてください。夏は多湿になりやすいため、水の量を少なめにしましょう。冬は休眠期に入ります。したがって、水やりは月に1回程度で十分です。葉に水が付くとシミになってしまうため、株元にそっと水を与えてください。

育て方⑤肥料

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肥料は4月〜6月と9月〜10月に液体肥料を月に1度だけ、株元に適量与えてください。室内で育てている場合、肥料の臭いが気になるときには観葉植物用の固形肥料を少量与えても構いません。また、植え付けの用土に元肥として緩効性肥料を施しておくのもおすすめです。

ボタニ子

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次のページでは、増やし方や病気と害虫についてご紹介します。

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ガステリアの増やし方

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