アカメガシワの育て方!挿し木のコツや庭木としての管理方法を紹介!

アカメガシワの育て方!挿し木のコツや庭木としての管理方法を紹介!

新芽の赤色が美しいアカメガシワは、日当たりのよい野山や河原、住宅街を歩いていると見つけられます。そんなアカメガシワの特徴や育て方、増やし方などを詳しくご紹介します。成長の早いアカメガシワを育てるときの注意点も見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.アカメガシワとは
  2. 2.アカメガシワの特徴
  3. 3.アカメガシワの育て方
  4. 4.アカメガシワの管理
  5. 5.アカメガシワの増やし方
  6. 6.アカメガシワ栽培の注意点
  7. 7.アカメガシワの用途
  8. 8.まとめ

アカメガシワの育て方

育て方①環境

丈夫でコンクリートの隙間や家と家との間など、どこにでも生えているイメージがあるでしょう。基本的には山地や平地、空き地など日当たりのよい場所を好みます。河原や川の土手、海岸にも見られ、潮風にも強いです。もともと暖帯~亜熱帯産の植物のため比較的寒さには弱く、暖かく日当たりのよい場所に生えています。育てるなら、日当たりのよい場所を選びましょう。

育て方②植え付け・土

丈夫で土質も選ばず、種をまくと比較的すぐに育ちます。放置されていた切株などからも芽を出します。成長も早く、すぐに大木化してしまうため一般的な庭木として植えるよりは広大な土地に緑化として植えるのに向いています。庭木として植える場合は、植える場所の周りのスペースも広めにとっておくと安心です。

育て方③水やり

アカメガシワの水やりは簡単です。面の土が乾いたら水をたっぷりあげます。知らない間に生えて育っている場合もあるため、特に水やりに注意しなくても大丈夫です。鉢植えなどでなければ、自然の雨にまかせておいても勝手に育ってしまうため、水やりの手間はそれほどかかりません。

育て方④肥料

肥料も水と同じで、自然にまかせておいても大丈夫です。雑草レベルに強い植物のため、丈夫に育ってくれます。基本的には不要ですが、肥料をあげるならば1月と4月に固形の緩効性肥料を置くとよいでしょう。鉢植えの場合など、状態を見ながら与えてください。

育て方⑤植え替え

植え替えるなら寒さが厳しい日を避けた、12月~3月頃が好ましいです。冬~春にかけて、比較的暖かい陽気のときに植え替えます。成長が早く、大きくなってからは植え替えは難しいです。管理のしやすい小さいうちに植え替えましょう。

育て方⑥病気や害虫

アカメガシワは病気にもなりにくく、害虫もほとんど付きません。したがって病気を予防する消毒も必要なく、すくすくと育ちます。木の成長を脅かす害虫はつきませんが、ほかの虫には好かれます。葉の裏には蜜腺があり、それを目当てにアリなどの虫が集まったり、葉や樹皮にもいろいろな昆虫が寄ってきたりします。

アカメガシワの管理

剪定

アカメガシワの剪定は、植え替えと同じ時期に行います。1年に1mくらい成長するため、剪定というよりは大きくなりすぎたところを切っていく作業です。2年放置すると2mくらい伸びてしまい、庭を占領してしまいます。剪定は必須作業です。業者でも庭木としての剪定依頼より、伸びすぎて大木になったアカメガシワの駆除依頼のほうが多いほどです。

冬越し

アカメガシワの冬越しは葉を落とし、冬芽に細かい毛をたくさん付けます。人が冬にコートを着るように、植物も冬の装いになります。形は個性的で力強い雰囲気の冬芽です。新芽の繊細さとはまた違った魅力があります。ほかの植物と違って、冬越しのための管理は特に必要ありません。

ボタニ子

ボタニ子

次のページでは、アカメガシワの増やし方や利用方法を見ていくよ!

次のページ

アカメガシワの増やし方

関連記事

Article Ranking