サンゴミズキ(珊瑚水木)の育て方!剪定方法や上手な管理のコツ!

サンゴミズキ(珊瑚水木)の育て方!剪定方法や上手な管理のコツ!

サンゴミズキという植物を知っていますか?冬に枝が赤く発色し、庭に地植えして育てると、さながら陸の珊瑚のような姿を楽しめる落葉樹です。他にも、鉢植えで育てたり生け花にしたりと、数種類の楽しみ方ができます。サンゴミズキの育て方や剪定方法、管理のコツをご紹介します。

    記事の目次

    1. 1.サンゴミズキとは
    2. 2.サンゴミズキの仲間たち
    3. 3.サンゴミズキの育て方
    4. 4.サンゴミズキの剪定方法
    5. 5.サンゴミズキの挿し木
    6. 6.サンゴミズキの管理のコツ
    7. 7.まとめ

    サンゴミズキとは

    秋が終わり冬になると、庭で栽培している草花のうちの多くの品種が、来年に向けて成長を休んでいる状態になり、庭はどうしても殺風景になります。そんな時期に、庭を赤い色で彩ってくれる樹木があります。サンゴミズキ(珊瑚水木、コルヌスアルバ)です。

    基本情報

    サンゴミズキの基本情報

    分類 ミズキ科ミズキ属
    学名 Cornus alba var. sibirica
    別名 コルヌスアルバ、シベリアミズキ
    開花時期 5月~6月
    原産地 シベリア、朝鮮半島北部、中国北部
    樹木としての特徴 落葉樹。高さ3mくらいになる。落葉後、枝が赤くなる。

    サンゴミズキは、落葉後の枝がサンゴのように赤いことから、この名前がついたと言われます。シラタマミズキの園芸品種ですが、サンゴミズキのことを、シラタマミズキと呼んでいることもあります。シベリアなどを原産としているため、寒さにはかなり強く、暑さには弱いです。

    サンゴミズキの一年

    サンゴミズキの一年

    開花
    大きな葉が茂る
    実がなる、紅葉、落葉
    枝が赤く染まる

    サンゴミズキは一年でいろいろな姿を見せてくれます。冬の赤い枝が特徴的ですが、5〜6月には小さな白い花をつけ、秋に白い実がなります。夏に青々と育った大きめの葉は秋には紅葉します。その葉が落ちた後、枝が赤く染まります。一年中、楽しませてくれる植物です 。

    サンゴミズキの花言葉

    サンゴミズキの学名のコルヌスは、ラテン語で「角」の意味、アルバは「白い」の意味です。花言葉は、「耐久」、「洗脳」、「成熟した精神」です。この「耐久」というのは、ミズキ属の他品種の花言葉にもあります。「洗脳」というのは、あまりいい意味では捉えられない言葉ですね。サンゴミズキの枝の赤は、かなり印象的な色なので、人を惹きつけるという意味で、納得がいく花言葉です。

    サンゴミズキの仲間たち

    サンゴミズキの仲間、ミズキ属は40種類ほどの品種があると言われています。有名な品種にハナミズキ(Cornus florida、アメリカヤマボウシ、花は白・赤・ピンク)、サンシュユ(Cornus officinalis、アキサンゴ、花は黄色)などがあります。

    ミズキ属の他の品種

    主な品種 原産地
    (主な成育場所)
    特徴 花言葉
    ハナミズキ 北アメリカ東部 ソメイヨシノの返礼として米国から贈られた。 永続性、華やかな愛
    サンシュユ 朝鮮半島、中国 実には、滋養強壮や疲労回復の薬効果あり。 耐久、持続、貴重な愛
    ミズキ アジア東南部、日本 枝を切ると樹液があふれ出るところからミズキ。クルマミズキとも。 耐久、成熟した精神
    クマノミズキ アジア、日本 三重県の熊野地方に自生のミズキという意味で名づけられた。実際には全国に分布。 耐久力

    あでやかな品種

    ミズキ属には、花もさることながら、枝や実が鮮やかな品種が数種類あります。ミズキ(Cornus controversa、クルマミズキ)は白い花を咲かせた後、実は黒から紫に近い色に熟します。黄金ミズキ(Cornus stolonifera‘Flaviramea')は枝が冬に黄金に変わる品種です。サンゴミズキの中には、葉に白い斑が入る品種(エレガンティシマ)もあります。

    サンゴミズキの育て方

    サンゴミズキは、比較的育てやすい樹木と言われています。ただし、夏の暑さに弱いので、暑い地方や場所での地植えは難しいです。成長が早いので剪定をきちんと行ってあげる必要があります。庭に地植えする場合の育て方と、鉢植えで育てるときの育て方、生け花として楽しむ方法を見ていきます。

    地植えの場合の育て方

    栽培する場所を考えよう

    地植えでの育て方で、一番考えないといけないことは植える場所です。サンゴミズキは夏の暑さに弱いので、栽培できるのは関東よりも北と言われています。しかし、北海道や東北でも、夏に気温が高くなることはあるので、植える場所は考えてあげましょう。もっとも、全くの日陰では育ちが遅くなり、冬の枝の赤い色がうまく出なくなります。他の植物との配置で、日光が1日の数時間だけ当たるような場所を選んであげましょう。

    水は少なくてよい

    地植えの場合、水やりもそんなに頻繁にしなくても大丈夫です。栽培する場所によって、土がとても乾いて乾燥が気になる時期だけあげましょう。土にもそれほどこだわらなくてよいです。サンゴミズキのような落葉樹の植え付け時期は、春か秋になります。根の倍以上の穴を掘り、植え付けます。

    鉢植えの場合の育て方

    鉢植えでの育て方で、気をつけることは、根詰まりを起こさせないようにすることです。サンゴミズキに限ったことではありませんが、鉢植えの鉢は植物の成長に合わせ、大きいものに変えましょう。植え替えの時期は、2年くらいに1回と言われていますが、サンゴミズキの状態を見て鉢を変えてあげます。土は市販の培養土で大丈夫です。

    サンゴミズキの生け花

    サンゴミズキは、生け花によく使われます。ただし使われるのは、花よりむしろその赤い枝であることが多いです。サンゴミズキの直線的な赤い枝が、多品種のさまざまな種類の花と相性がよく、美しい独特の空間を作り出してくれます。

    生け花にするときは

    生け花にするときは、小ぶりの容器に水を入れ、その中で枝を斜めに切ります。切り口が空気に触れると空気の膜ができて吸水が妨げられるからです。このように水切りした後は、なるべく素早く活けます。枝の太い部分を使いたいとき、枝が太くてうまく切れないときは、2つ割り、4つ割りにしますが、切り口の雑菌の繁殖を防ぐために切り口に塩を刷り込みます。

    バラとの相性

    さまざまな種類の花と合うサンゴミズキの生け花ですが、とくにバラの花との相性は抜群で、バラとサンゴミズキの生け花は、素晴らしい作品をたくさん生み出しています。サンゴミズキの枝は、しなやかに曲げることもできるので、曲げる場所によって、さらに違う印象を生み出すことができます。

    ボタニ子

    ボタニ子

    続いて、サンゴミズキの剪定方法を紹介

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