オイスターリーフとは?牡蠣の味がする?育て方から食べ方までご紹介!

オイスターリーフとは?牡蠣の味がする?育て方から食べ方までご紹介!

オイスターリーフは、そのまま食べると牡蠣の味がする不思議な植物です。日本ではあまり馴染みがありませんが、料理の付け合わせなどで使われています。また、見た目がかわいいため、観賞用として育てる人もいます。そんなオイスターリーフの育て方や食べ方について紹介します。

記事の目次

  1. 1.オイスターリーフとは
  2. 2.オイスターリーフの特徴
  3. 3.オイスターリーフの育て方
  4. 4.オイスターリーフの季節ごとの管理と増やし方
  5. 5.オイスターリーフの食べ方
  6. 6.まとめ

オイスターリーフとは

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オイスターリーフは、カナダやグリーンランドの砂利地に分布している多年草です。最大50cmほどに育ち、青紫色のかわいらしい花を咲かせます。オイスターリーフとは別名で、正式名称はメルテンシア・マリティマといいます。オイスターリーフと呼ばれるのは、葉を食べると牡蠣の味がするからです。まずは、そんなオイスターリーフの基本情報について説明します。

基本情報

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学名 Mertensia maritima
科名 ムラサキ科
属名 ハマベンケイ属
種名 メルテンシア・マリティマ
別名 オイスターリーフ、シー・ブルーベルズ
生息地 カナダ、グリーンランド、スバールバル諸島
草丈 50cm程度
開花期 5~6月
花色 青紫色
耐暑性 やや弱い
耐寒性 強い

オイスターリーフは寒い地域に分布しているため耐寒性はありますが、耐暑性はやや弱いです。日本の開花期は5~6月で、花の色はピンクから青紫色へと変化します。日本では料理の添え物や観賞用として育てられています。

日本には亜種が生息

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日本にはオイスターリーフの亜種であるハマベンケイソウが生息しています。北海道と本州の寒い地域に分布し、海岸の砂地や礫地に生育します。茎が分枝し、砂や礫の上を横に這って広がるように成長するのが特徴です。7~8月に青紫色の花を咲かます。花言葉は「不変」で、18世紀にイギリスの詩人がハマベンケイソウの花を見て「貞淑でいつまでも変わらない青」と詩で読んだことに由来します。

オイスターリーフの特徴

出典: http://img21.shop-pro.jp/PA01427/372/product/142415165_o2.jpg?cmsp_timestamp=20190604210048

出典:http://farm-risa.com/?pid=142415165

ここからは、オイスターリーフの特徴を3つ紹介します。オイスターリーフは日本ではまだ生産している業者が少ないため、なじみのない植物です。食用としてお目にかかることもほとんどありません。また、ホームセンター等で苗が販売されているのも見かけません。しかし、一部通信販売サイトでは苗を購入できます。観賞用、または食用として育てるためにも、まずは特徴をしっかりとおさえましょう。

特徴①牡蠣の味がする

フリー写真素材ぱくたそ

オイスターリーフの最大の特徴は、生のまま食べると牡蠣の味がすることです。食感は葉っぱを食べているようですが、風味は牡蠣そのものです。畑で採れる作物ですが、不思議なことに磯の雰囲気を味わえます。ただし、少し生臭いと感じる方もいるため、好みは分かれます。

特徴②高温多湿が苦手

Photo byKatinkavomWolfenmond

オイスターリーフは寒い地域に分布しているため、日本の夏季の高温多湿の気候が苦手です。夏が始まって気温と湿度が上昇してくると、葉の状態が悪くなり始めます。そのため、夏場は日陰などの涼しい場所で管理します。特に猛暑が続いた場合は、栽培管理に注意が必要です。

特徴③多年草だが一年草のように育てる

Photo by sorarium

オイスターリーフは多年草ですが、育て方は一年草の育て方に近いです。日本だと、高温多湿により夏季は状態が悪くなりますが、夏を超えて冬になると、地上部がなくなって越冬します。そして、春には新芽が展開し始めます。このように、多年草ではありますが、一年草と思った方が育てやすい植物です。

ボタ爺

ボタ爺

次はオイスターリーフの育て方を紹介するぞ!

オイスターリーフの育て方

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育て方①栽培環境

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