ハーブティーとは
ハーブティーとは、さまざまなハーブを乾燥させ煮出して飲むお茶のことです。ハーブの組み合わせにより香りや味わい、色味がバラエティー豊かで種類も豊富です。そのときの気分にあわせて好きなものを選べる楽しみもあり、リラックスタイムのお供にぴったりな飲み物でしょう。
ハーブティーの魅力
魅力①ノンカフェイン
嗜好品として根強い人気を持つ緑茶、紅茶、コーヒーなどもおいしい飲み物ですが、カフェイン量が気になるかたも多いでしょう。ハーブティーはその多くがノンカフェインです。夜寝る前でも気にせず飲みやすいですよ。
魅力②高いリラックス効果
ハーブは古くから健康づくりに有効な植物として世界中で利用されてきました。特に香りには安眠効果や鎮静効果が期待できます。
魅力③美容や健康にうれしい効果
ハーブティーの魅力は香りによるリラックス効果だけではなく、美容や健康によい成分が含まれている点も挙げられるでしょう。ハーブの中にはミネラルやビタミン、ポリフェノールやフラボノイドといった成分が豊富に含まれるため、整腸効果や美肌効果、抗酸化作用などが期待できます。
魅力④オーガニック商品も豊富
ハーブティーは有機JAS認証をうけたオーガニック原料を使用しているものが多いことも魅力のひとつでしょう。オーガニック認証を受けるには、土づくりに堆肥を使用し、化学肥料を使用せず作るなど高い基準をクリアする必要があります。国内の原料だけではなく輸入原料もその対象となるため、オーガニック認証マークがある商品はハーブティーへのこだわりがつまった商品であるといえます。
有機JASマークや「有機・オーガニック」の表示は、公平な第三者である登録認証機関(農林水産大臣の登録を受けた機関)から認証を受けた事業者により、有機JAS規格に基づいて生産・製造された有機食品に付けられます。
ハーブティー定番の原料
ハーブティーの原料となるハーブの種類はさまざまです。ハーブティー初心者のかたは、どのようなものを選べば飲みやすいのか悩んでしまうかもしれませんね。ハーブティーに使われる定番のハーブとそれに期待できる効能や味わいを知っておくと商品を選びやすくなりますよ。
原料①ローズヒップ
ローズヒップはバラ科の植物につく実の総称です。ローズヒップはビタミンCが豊富なハーブとしても有名で、ビタミンCによる美肌効果や健康つくりに欠かせない免疫力向上が期待できます。ノンカフェインで酸味のある味わいが特徴といえるでしょう。
ボタニ子
原料ルイボス
ルイボスはポリフェノールによる抗酸化作用が高いため、細胞の酸化が引き起こす老化を防止する効能が期待できます。ノンカフェインで飲みやすい味わいのため、日常的にハーブティーを飲みたい人から人気があります。
ボタニ子
ルイボスティーの効能をさらに詳しく知りたいかたや、アレンジレシピに興味のあるかたはこちらをどうぞ!
原料③エルダーフラワー
エルダーフラワーは甘い香りで飲みやすく、初心者にもおすすめです。発汗作用があるので風邪の引きはじめにとりたいハーブでもあります。花粉症改善の効能も期待されており、ノンカフェインでいつでも気軽に飲めるでしょう。
ボタニ子
エルダーフラワーは化粧水などにも使われる定番のハーブです。詳しい記事はこちらです。
原料④ヒース
ヒースは豊富なミネラルに加え、アルブチンを含みます。アルブチンは美白化粧水などにも使われ、メラニン合成阻害の効能があるといわれており、美肌づくりに強い味方になってくれるハーブでしょう。
原料⑤カモミール
ハーブの中でも有名なカモミールは爽やかで甘い香りが特徴で、高いリラックス効果が期待できます。りんごに似た香りとほんのりとした甘さのおかげで、初心者のかたでも飲みやすくおいしい味わいでしょう。発汗効果も高く、冷え性にも効果があるので健康づくりにも取り入れたいハーブですね。
ボタニ子
カモミールは見た目もかわいらしい花で香りもよく人気がありますよ。詳しい記事はこちらです!
原料⑥ペパーミント
ペパーミントは清涼感のある香りが特徴で、夏の暑い時期にゴクゴクと飲めるおいしい味わいが人気です。ペパーミントには消化促進効の効能が期待できるので、食後にもおすすめのハーブといえます。
ボタニ子
ミントは品種が豊富なハーブです。ペパーミントのほかにもアップルミントやパイナップルミントもハーブティーにできますよ。
ボタ爺
次のページからは、手軽に買える市販のおすすめハーブティーを紹介するぞ!
ローズヒップティーについて詳しく知りたいかたはこちらの記事をどうぞ。