草焼きバーナーの使い方(ガス式)
①カセットボンベを本体に付ける
本体にカセットボンベを取り付けます。火力調節ダイヤルが「閉」になっていることを確認して取り付けます。取り付け後に異音がしたり、ガス臭がした場合、カセットボンベが正しく取り付けられていない印なので、一度外して改めて取り付け直してください。
②火を付ける
点火スイッチ又はライターなどで火を付けます。自分に火が向かってこない様に、火口を反対側に向けて燃やすようにしましょう。この際、ガス臭が継続した場合は使用を直ちにやめ、再度カセットガスボンベの取り付けからやり直してください。
草焼きバーナーの使い方(灯油式)
①灯油を入れる
本体の中に、燃料の灯油を入れます。付属している取扱説明書をよく読み、規定量の灯油を入れます。ただし空気室の通気を確保するため、満量入れないのがいいとされています。また、灯油は正規に流通するものを使いましょう。
②予熱の準備をする
ポンプを数回押して、圧力を加えます。燃料開閉レバーを押し、灯油を染み出たら付属の予熱材に灯油を浸み込ませます。
③予熱と点火を行う
ライターなどで、予熱材に火を付け3分ほど待ちます。予熱材に火がしっかり回ったら燃料開閉レバーを開け、燃料の灯油に火を付けます。炎が青白くなれば、火が完全に付いたしるしです。
④消火作業を行う
使い終わったら、燃料開閉レバーを閉めて消火します。完全に消火が済んだら、周りに燃えるものが無い広い場所へ置き、5分ほど放置します。火口が冷たくなれば、専用ケースかビニール袋で覆って片付けます。
草焼きバーナーを使用する際の注意点
効果が大きい灯油式草焼きバーナーは、燃焼時に小さいながらも比較的大きな音がします。使用する時間帯に注意が必要です。また、コストパフォーマンスにも注意し、オーバースペックな作業にならないよう気を付けましょう。
草焼きバーナーおすすめ7選!
では、ここからは各社が発表している草焼きバーナーの中から、各種口コミや評判からおすすめの7つの商品をご紹介していきましょう。具体的には「初心者向けガス式」「初心者向け灯油式」「プロ向け仕様」と分けてご紹介します。なお、使用法の難しさから、初心者のパートではハイブリッド式はご紹介しません。
おすすめの初心者向けガス式
おすすめ①新富士バーナーKB-100
カセットボンベの上に手軽に取り付けるタイプで、一見するとガストーチの様に見えます。しかし発熱量は2,100kcalと灯油式草焼きバーナーに引けを取らず、連続使用も1時間30分可能です。着火もワンタッチで、初心者も安心して使えます。家庭のガーデニングでの除草作業だけでなく、DIYやバーベキューの炭火起こしにも使える万能な草焼きバーナーです。
おすすめ②榮精機 サカエフジKYC-700
ガス式草焼きバーナーで、今もっとも評価の高いボンベ2本搭載型です。連続使用時間は15~40分と短いのですが、25,000kcal以上の発熱量を誇り、灯油型草焼きバーナーに匹敵する燃焼力を誇ります。家庭向きとして販売されていますが、小規模農家での雑草・害虫駆除にも威力を発揮します。
おすすめ③フタワ カセット式ガスバーナー ハイパワー火王
ガス式草焼きバーナーとしては一般的なタイプですが、専門サイトで高い評判や口コミを得る人気商品です。最大発熱量は12,000kcalとやや抑えぎみですが、最高燃焼温度1,400度で連続使用時間30分は、他の機種にも見劣りしません。細かい焼却作業が必要な家庭菜園や、花き農家などにお勧めと言われます。
ボタニ子
次ページからは初心者向けのおすすめ灯油式バーナーの紹介をします!