シュロチク(棕櫚竹)とは?竹に似た観葉植物の花言葉や特徴を紹介!

シュロチク(棕櫚竹)とは?竹に似た観葉植物の花言葉や特徴を紹介!

笹や竹に似た観葉植物「シュロチク(棕櫚竹)」を知っていますか?ヤシ科のシュロチクは常緑性の樹木で、観賞用だけでなく庭木やギフトとしても親しまれている観葉植物です。ここではシュロチクの特徴や花言葉、風水効果やシュロチクの仲間を紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.観葉植物のシュロチク(棕櫚竹)とは?
  2. 2.シュロチクの特徴
  3. 3.シュロチクの花言葉
  4. 4.シュロチクと風水効果
  5. 5.シュロチクの仲間
  6. 6.まとめ

観葉植物のシュロチク(棕櫚竹)とは?

シュロチクの基本情報

名前 シュロチク(棕櫚竹)
学名 Rhapis humilis
分類 ヤシ科:ラピス属
常緑低木:観葉植物
高さ 1m~5m
用途 観賞用:ギフト:庭木

シュロチクはヤシ科の観葉植物

シュロチク(棕櫚竹)はイネ科のササやタケに似ていますがヤシ科の植物です。通年緑の葉をつける常緑低木の観葉植物と知られ、暑さや寒さに強く日陰でも育てられる特徴をもちます。観賞用として室内で楽しむ鉢植えや庭木、ギフトに利用されるシュロチクは、風水的によい効果を発揮する樹木といわれています。

名前の由来

Photo byCapri23auto

棕櫚竹の名前は、同じヤシ科の植物である「シュロ(棕櫚)」の葉に葉の姿が似ていることと、幹のようすが「タケ(竹)」に似ていることに由来します。

ボタニ子

ボタニ子

美しい葉のようすから「緑の宝石」とも呼ばれるシュロチク。新築祝いや開業祝いの贈り物としても人気です。

原産地

原産地は中国の南部地方や東南アジアです。日本へは江戸時代の初期に園芸植物として渡り、身近な観葉植物として広がりました。

シュロチクは和の風情があって、日本家屋によくあう観葉植物よね。

ボタニ子

ボタニ子

お部屋にアジアンな印象を取り入れたいときも、重宝するアイテムだと思うわ。

シュロチクの特徴

特徴①幹

まっすぐに伸びる幹の中間や上部から枝をだし、枝先に葉をつけます。幹は網目のように広がる繊維状の皮に覆われ幹肌は見えませんが、皮のなかの幹は緑色でつやがあり、つるつるとした質感です。若芽は細くしなやかですが、成長するにつれ太さと硬さを増します。

特徴②葉

枝先に約5枚~20枚ほどの細長い小葉をもち、手を開いたように小葉が広がります。このような葉のつき方を「掌状葉(しょうじょうよう)」と呼びます。葉は濃いめの緑色で、表面に美しい光沢とたくさんの縦筋をもちます。葉先は尖り、葉は触ると少し硬いのが特徴です。

特徴③花

開花時期は5月~6月ころです。シュロチは葉柄の枝分かれ部分から花柄を伸ばし、穂状に花芽をつけます。花の色は淡い黄色やクリーム色、花の形はブドウの種のようなしずく型で、小さいためあまり目立ちません。花は雌しべと雄しべをそれぞれ別の幹につける、「雌雄異株(しゆういしゅ)」に分類されます。

ボタニ子

ボタニ子

シュロチクはめったに花を咲かせないことで知られているわ。

おもに根が詰まったときや、株が弱ったときなどに咲くといわれているのよね。

ボタニ子

ボタニ子

「花が咲いたタイミング=植え替え時期」と覚えて、幹をリフレッシュさせてあげましょうね!

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シュロチクの花言葉

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