エバーフレッシュとは
基本情報
植物名 | エバーフレッシュ |
和名 | アカサヤネムノキ |
科・属 | マメ科ヨコバ属 |
分類 | 常緑高木 |
原産地 | 中南米・東南アジア |
樹高 | 1~3m |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
エバーフレッシュは、中南米や東南アジアに分布する熱帯植物の常緑高木です。昼の間は元気に葉を広げ、夜になると眠るように葉を閉じるという特徴をもっています。鳥の羽のように広がる緑の葉が美しくおしゃれで、インテリア性の高い観葉植物として人気があります。縁起のよい花言葉をもっているので、お祝いごとやギフトにもおすすめな観葉植物です。
エバーフレッシュの花言葉
エバーフレッシュの花言葉は「歓喜」「胸のときめき」です。中国では同じ科に属するネムノキを、薬用や香料に用いており、「ある夫婦が機嫌が悪かった夫にネムノキを入れたお酒を飲ませたら機嫌が直った」という言い伝えがあります。そこからネムノキは夫婦円満の象徴として知られるようになり、このような花言葉がつきました。
エバーフレッシュの特徴
葉の特徴
鳥の羽のように見えるエバーフレッシュの葉は、小さく細長い葉がいくつも連なって1枚の大きな葉のようになっています。ツヤのある明るいグリーンで爽やかな印象を与えてくれます。昼は葉を広げ、夜は閉じる性質のことを「就眠運動」といい、同じマメ科のネムノキやオジギソウにも見られる特徴です。この性質は葉から水分が蒸発するのを防ぐためだといわれています。
花の特徴
エバーフレッシュの花は4~9月頃に開花し、直径2~4cm程度の淡く黄色いふわふわとした綿毛のような花が特徴です。最初は金平糖のような形をした頭状花序の小さな蕾がつきます。やがて開花すると雄しべが徐々に伸びてふわふわの丸い花になります。小さな灯りがポッと灯ったように咲く姿がかわいらしく魅力的ですね。
実の特徴
花が咲き終わると緑色の長いサヤ状の実をつけます。実は徐々に赤く色づき、中からつやつやとした黒い種が顔を出します。和名である「アカサヤネムノキ」は、この特徴的な姿から由来したものです。実がなったエバーフレッシュはエキゾチックな雰囲気が漂い、また違った表情を楽しめます。黒い種を採取して種まきで株を増やすことも可能です。
ボタ爺
次はエバーフレッシュの栽培環境について紹介します!
出典:写真AC