ビカクシダとは?
ビカクシダはそのユニークな見た目から人気のある観葉植物です。コウモリランと聞くとピンとくる方も多いのではないでしょうか。アフリカやオーストラリア、太平洋諸島などに18種類あり、そのうち小型のものが観葉植物として人気があります。独特な見た目とは裏腹に、コツをつかめば十分育てられるので、好みの種類を選んでみましょう。
ビカクシダの基本情報
学名 | Platycerium |
科名 | ウラボシ科 |
属名 | ビカクシダ属 |
別名 | コウモリラン |
園芸分類 | 観葉植物、シダ |
原産地 | 世界の熱帯 |
草丈 | 10cm~1.5m |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 弱い |
形態 | 多年草 |
名前の由来
ビカクシダの名前は、葉の形が鹿の角、ビカクに似ていたことに由来します。別名のコウモリランの由来は、葉の形がコウモリの羽のように見えることです。ビカクシダは和名で、一般的にはコウモリランという呼び方のほうが馴染みがあります。
リラックス効果
ビカクシダなど観葉植物にはリラックス効果があります。そのため、心を癒すインテリアとして人気です。また、株元の葉が茶色に変色して緑と茶色が同時に見られることで、リラックス効果が高くなります。ゆったりと落ち着きたい空間に飾ることをおすすめします。
花言葉
ビカクシダの花言葉は「信頼」「助け合う」です。これは野生のビカクシダの生態に関係しています。野生のビカクシダは、ほとんどが樹木にくっついて育っています。そのため、樹木との協力なしには生きてけないことから、信頼や助け合うといった花言葉がつけられました。
ビカクシダの特徴
ビカクシダは特徴的な2種類の葉をもちます。1つは胞子葉と呼ばれ、鹿の角のように尖った形で、先端に胞子をつける葉です。もう1つは貯水葉と呼ばれる葉です。ビカクシダの株元の葉のことで、水分や養分を蓄えるスポンジのような役割を果たします。この役割は枯れて茶色になっても継続するので、貯水葉が枯れたからといってむやみに取り除かないようにしましょう。