選び方のポイント①バッテリー
モデルチェンジした最近のマキタの充電式草刈機の場合、14.4V、18V、18V×2(18Vを2個使うタイプ)の3種類が主なバッテリーとして使われています。電圧が大きなバッテリーを使うほどハイパワー&長時間使用が可能ですが、電圧が大きくなるほど重量が増えるので注意が必要です。
選び方のポイント②ハンドル
マキタが家庭用・園芸用ともに人気が高いのは、ハンドルのバリエーションが豊富なことも理由の1つです。最も多いのがUハンドルですが、ループハンドルと2グリップハンドルの2種類は「簡単に使える」「使いやすい」と女性や初心者から口コミで高く評価されています。
広い面積にはUハンドルがおすすめ
Uハンドルは左右に大きく動かしながら草を刈るため、足を肩幅に開き体を固定させて使います。そのため面積の広い場所の草刈りにおすすめです。
ループハンドル・2グリップは小回りが利く
ループハンドルと2グリップハンドルは、足を大きく開き体を固定しなくても安全に草刈りができるため、狭い場所や斜面などの草刈りに適しています。また小回りも利くので、家庭用としても人気が高いです。
選び方のポイント③刃
マキタの充電式草刈機の刃は「チップソータイプ」「ナイロンコードタイプ」「金属刃タイプ」「樹脂刃タイプ」の4タイプあります。マキタ製品ではチップソータイプが最も多く、マキタ純正品の刃アイテムもチップソータイプが多いです。
コスト重視なら金属刃がおすすめ
金属刃タイプは1枚の金属プレートに20~30枚の刃がついているため、切れ味のよさが特徴です。しかも1枚あたりの価格はチップソータイプよりも安く、裏返しにして再利用もできます。
ハイブリットな樹脂刃タイプ
切れ味がよいのに女性でも使いやすく、しかも破損・消耗しても部分交換して使い続けられるのが樹脂刃タイプの特徴です。そのためユーザーの間では「ハイブリットタイプ」と呼ばれています。
マキタのおすすめ充電式草刈機
さまざまな視点で比較してみても、ガソリンを使う電動草刈機よりメリットが多いので、マキタの充電式草刈機は「信頼できる電動草刈機」と口コミでも高く評価されています。そこでマキタのおすすめ充電式草刈機を紹介します。
おすすめ①MUR368UDシリーズ
マキタの充電式草刈機の中で最も人気の高いシリーズです。MUR368UDシリーズはUハンドルタイプ、Uハンドル左右非対称タイプ、ループハンドルタイプ、2グリップタイプの4種類があります。中でもUハンドル左右非対称タイプは、ほかのシリーズにはない珍しいモデルです。
重さ
MUR368UDシリーズの重さは、ハンドルのタイプで異なります。なおUハンドルは4.4~4.5kg、Uハンドル左右非対称は4.5kg、ループハンドルは4.1kg、2グリップハンドルは4.0kgです。
バッテリーの種類と連続運転時間
MUR368UDシリーズでは6.0Ahバッテリーを2本使うのが基本ですが、Uハンドルのみ6.0Ahバッテリー×2本」「3.0Ahバッテリー×2本」の2種類あります。6.0Ahバッテリー×2本の連続運転時間は最長6時間5分(低速モード)ですが、3.0Ahバッテリー×2本は最長2時間50分(低速モード)です。
作動時の音
エンジンを使う電動草刈機と同じレベルの使用感がありますが、作動時の音はいずれのタイプも非常に静かです。
刃
MUR368UDシリーズの草刈刃は、長時間の作業でも体の負担になりにくい厚さ230mmの「軽快チップソータイプ」を使用しています。
ボタニ子
次ページからは「おすすめ②MUX60D」について紹介します。