ニーム(インドセンダン)とは?ハーブとしての特徴・効能や育て方を解説!

ニーム(インドセンダン)とは?ハーブとしての特徴・効能や育て方を解説!

インドセンダンとも呼ばれるニームは、虫除け効果のほかに、薬効ハーブとしての活躍もできる驚くべき性能から「ミラクルニーム」と呼ばれています。この記事ではニームの木の特徴や効能のほかに、ニームの木の使用用途や注意すべき害虫、病気なども紹介しています。

記事の目次

  1. 1.ニームの木とは?
  2. 2.ニームの木の特徴
  3. 3.ニーム(インドセンダン)の効能
  4. 4.ニーム(インドセンダン)の育て方
  5. 5.ニームの木を育てるポイント
  6. 6.ニーム(インドセンダン)の用途
  7. 7.まとめ

ニーム(インドセンダン)の育て方

育て方①準備するもの

Photo bysarangib

ニームの木を育てる前に、必要な道具をそろえておきましょう。

ニーム(インドセンダン)の木を育てるのに必要な物

  • ニームの苗
  • 水はけのいい土
  • 霧吹き
  • 緩効性肥料

育て方②土・肥料

植物を育てるのに土や肥料は欠かせません。ニームの木は、常に湿っている状態を好まないので観葉植物専用の用土を使いましょう。自分で用土を作る場合は、赤土玉が7割、腐葉土3割を配合してください。肥料は、年に一回、5月に与えましょう。ニームの木に最適な肥料は、緩効性の肥料です。

育て方③苗の選び方

ニームの木の苗は、4号から5号サイズで販売されていることが多いです。苗を選ぶ際は、できるだけ大きな苗を選ぶようにしましょう。大きいサイズの苗の方が、育てやすく、失敗しにくいというメリットがあります。また、販売されている苗の状態もしっかり見て購入することをおすすめします。病気に罹っていないか、害虫に食べられていないかしっかり確認しましょう。

育て方④植え付け

ニームの木に必要な物が揃ったらいよいよ植え付けです。植え付けの時期は5月~6月の間に行うのが最適です。耐寒性に弱いので、地植えではなく鉢植えにしましょう。植えつけるときは、根が崩れないよう丁寧に植えつけましょう。

育て方⑤水やり

春から秋

ニームの木は常に湿った状態を嫌います。毎日水やりをするのではなく、土の表面が乾いてからたっぷり水やりをしましょう。鉢の底から水が出てくるくらい与えてください。

秋から冬

ニームの木は、秋から冬にかけて休眠期に入るので、水やりを控えてください。暖房やヒーターなどの暖房器具を使用している部屋はどうしても乾燥してしまいます。冬場に暖房器具を使った室内でニームの木を育てる場合は、葉に霧吹きをして湿度を保ってください。

育て方⑥管理場所

ニームの木は日当たりのいい場所を好むので、1年中日当たりのいい場所に置きましょう。湿度を嫌うので、風通しのいい場所に置くことをおすすめします。ニームの木に最適な温度は20℃~25℃です。冬場は沖縄や鹿児島などの温暖地域ではない限り、外での管理はおすすめしません。乾燥した室内で育てるときは、乾燥に気を付けながら育てましょう。

育て方⑦植え替え

ニームの木は、植え付けと同じ時期に植え替えを行います。植え替えをするときは植え替えをする前の鉢よりひとまわり大きな鉢を用意してください。植え替えた後はたくさん水やりを行いましょう。根がしっかりするまで約10日は半日陰で育ててください。

育て方⑧剪定の方法

春から夏頃は、ニームの木をよく観察しましょう。剪定が必要と感じるほど、木々がが生い茂っている場合は迷わず剪定をしてください。ニームの木の形を縦長にしたい場合は、形を整える程度に枝先を切り落としていきます。横に広がらせたい場合は、上に伸びたり枯れてしまったりした部分を切り落としましょう。

剪定の時期は?

剪定の時期は、5月~7月の間が最適です。剪定を行い、風通しをよくしてあげることで、ニームの木が枯れるのを防ぎます。

育て方⑨注意すべき病気

ウドンコ病

ニームの木にも注意すべき病気があります。ウドンコ病とは、葉や茎が白い粉のような菌で覆われてしまう病気です。病気が進行すると、葉が黄色くなり、やがて枯れてしまいます。葉が生い茂っていたり、管理場所の湿度が高いとウドンコ病に罹ってしまうため、ウドンコ病にならないように、湿度が低く、風通しのいい場所においてあげましょう。葉が生い茂っていて、風通しが悪そうと感じたら剪定を行ってください。

ボタニ子

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次は「注意すべき害虫」について紹介します!

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ニームの木を育てるポイント

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