「川砂」の特徴・利用方法は?山砂との違いやおすすめ商品も4つ紹介!

「川砂」の特徴・利用方法は?山砂との違いやおすすめ商品も4つ紹介!

園芸・ガーデニング資材として注目されている「川砂」は、一般的な栽培用土にはない特徴と利用方法があります。そこで川砂が注目されている理由や川砂の特徴・利用方法、さらに川砂とよく比較される山砂との違い・おすすめの川砂商品などを詳しくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.川砂とは
  2. 2.川砂の特徴
  3. 3.川砂に似た種類
  4. 4.川砂と山砂の違いは?
  5. 5.おすすめの川砂と利用方法(使い方)
  6. 6.まとめ

川砂に似た種類

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川砂はダム底や川の底に堆積している砂を採取したものなのですが、採取する場所によって川砂とは別の種類として分類されるものもあります。ちなみに川砂とよく似た「山砂」「海砂」「田砂」「川砂利」の4種類は、川砂とは別の種類に分類されます。

山砂とは?

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泥が多く含まれる山砂は、山を削りだしたときにとれる砂のことをいいます。なお川砂よりも吸水性が高いのが、山砂の特徴です。

主な使い方

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配管工事などの工事現場ではよく利用されますが、乾いたときに土が堅くなりやすいため、園芸やガーデニングなど植物の栽培用には適していません。

購入方法と値段の相場

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工事現場などで大量に利用される山砂は、工事用資材を主に扱う建材屋で購入できます。なお1㎥あたり4,000円前後が値段の目安です。

海砂とは?

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海の底に堆積する砂をとりだした海砂は、粒が細かいのが特徴の砂です。海砂単体で利用することはほとんどなく、粒度の調整のために海砂を加えて使います。

主な使い方

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粒が非常に細かくさらさらとした手触りが特徴の海砂は、主に土木現場などで資材といて利用されます。ただし海砂には塩分が含まれるため、ガーデニングや園芸用に使うと塩害の原因になります。そのため植物の栽培用には適していません。

購入方法と値段の相場

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海砂も主に土木現場などで大量に使われるため、工事用資材を主に扱う建材屋での購入が一般的です。値段の相場は産地によっても変わりますが、1㎥あたり7,000円~7,500円で取引されています。

田砂とは?

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田砂は、名前からもわかるように田んぼから取り出した砂のことです。ちなみに土に含まれる砂だけを取り出した後、砂粒として精製させたものを田砂といいます。

主な使い方

田砂はほかの種類と比べて形が崩れにくい特徴があります。そのためアクアリウムや水槽など観賞用の底砂として人気です。

購入方法と値段の相場

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水槽などの底砂として人気がある海砂は、ホームセンターなどで手軽に購入できます。家庭用としても人気があるので少量の販売も多く、値段の相場は3kgで1,100円~1,300円です。なお大量購入の場合は、近くの建材屋を利用した方が配送料込みになるので安く購入できます。

川砂利とは?

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川砂と同じく川で採取する川砂利は、粒の大きさの違いで川砂と分類されます。川砂の場合、大きくても4mm前後(中粒)ですが、川砂利はそれよりも大きな5mmから9mmのものをいいます。

主な使い方

自宅のガレージや駐車場などに雑草対策として使うことが多いです。なお川砂利は踏むと音がするため、近年では自宅の防犯アイテムとして注目されています。

購入方法と値段の相場

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砂砂利はホームセンターなどでも購入できますが、庭など大量に砂砂利を使う場合は庭石専門店などを利用した方がお得です。値段は種類・品質・産地によっても大きく変わりますが、1㎥あたり4,500円前後が相場です。

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川砂と山砂の違いは?

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