アンスリウムの育て方
観葉植物としても人気のアンスリウムは、室内で育てるのがおすすめです。栽培環境や水やりなど、育て方のポイントを確認していきましょう。温度管理や乾燥に注意すれば、1年を通して美しい葉や花の姿を楽しめますよ。
育て方①栽培環境
強い日光に当てると葉焼けするため、室内の半日陰が適した環境です。ただし暗すぎる場所で管理すると、花が咲かなくなってしまいます。通常の用土では根腐れを起こしやすく、庭植えには向きません。どうしても庭植えで育てたい場合は、直射日光の当たらない場所に鉢ごと植えるようにしましょう。
育て方②水やり
多湿を好む植物ですが、用土の過湿は苦手なため注意しましょう。成長、開花の進む春~秋の間は、鉢土が乾いてから水やりをします。乾燥するときは、夕方に葉水をするとよいでしょう。冬は乾かしぎみで管理します。エアコンが原因で乾燥することがあるため、そのときは軽く霧吹きをして湿度を保ってください。
育て方③植え付け・植え替え
水はけのよい用土を好みます。市販されている専用の用土を使うか、鹿沼土とパーライト、ピートモスなどを配合した土でよく育ちます。植え替えは2年もしくは3年に1回、時期は5月~8月が適期です。このタイミングで、株分けも一緒に行うと効率的ですよ。
7月5日の誕生花(アンスリウム以外)
7月5日の誕生花のうち、アンスリウム以外の花をふたつご紹介します。純白の花色が美しい「カラー」は、7月2日の誕生花でもご紹介しましたね。アンスリウムと同じサトイモ科の植物で、仏炎苞を持っているという特徴も共通していますよ。
7月5日の誕生花①ラベンダー
「ハーブの女王」の異名を持つラベンダーは、古代ローマ時代からハーブとして使われてきた植物です。アロマオイルや石けんなど、ラベンダーを加工したギフトもたくさんありますね。学名は「ラバンジュラ」で、ローマ人がお風呂に入れて使ったことから、ラテン語の「lavare:洗う」を語源としたこの名前がつけられました。「私に答えて」「期待」「沈黙」といった花言葉を持っています。
7月5日の誕生花②カラー
アレンジメントや花束、お祝いの席での装花など、さまざまなシーンで親しまれるカラーの花も、7月5日の誕生花です。白色の「乙女のしとやかさ」という花言葉のほか、「壮大な美(黄色)」「情熱(ピンク色)」など、色ごとに違った花言葉を持ちます。名前の由来は修道女の襟(カラー)に形が似ているからとも、ギリシャ語の「カロス:美しい」が語源であるともいわれています。