水栽培のミリオンバンブーが枯れる原因
水が原因
水のあげすぎや水が汚れていると根腐れを起こして枯れてしまいます。水量はハイドロボールの1/5程度が目安です。あまり多く入れすぎないように注意しましょう。水栽培で使用する容器は底に穴があいていません。多く入れてしまうと水が底に溜まったままになり、根腐れしてしまうのです。水質浄化剤を入れたり、定期的に植え替えたりして水質を保ちましょう。
日光が原因
ミリオンバンブーは耐陰性がありますが、薄暗い部屋やまったく日光が当たらない場所にずっと置いていると、葉が色褪せたり黄色く変色します。また直射日光に当たると、葉焼けを起こし枯れてしまいます。とくに日差しが強い夏は、直射日光を避けたリビングなどの明るい日陰に置いて管理しましょう。
温度が原因
熱帯地方原産のミリオンバンブーは、暑さには強いものの寒さには弱い植物です。5℃を下回ると枯れてしまうこともあるため、冬の温度管理に気をつけましょう。できれば10℃以上を保てる暖かい場所での管理が望ましいです。暖房を切る外出時は日当たりのよい場所に置いておく、夜の窓辺は気温が下がるため離れた場所に置くなど、置き場所を工夫してみましょう。
枯れたときの対処法
葉や枝が黄色く変色したり、茶色く枯れていたりしている部分があれば清潔なハサミで取り除きましょう。主茎の下の方が変色している場合は根腐れを起こしている可能性があります。腐っている部分は切り落とし、残りの株を新たに植え替えると、元気であれば再び育てられます。
まとめ
「幸福」や「開運」といった花言葉をもつミリオンバンブーは、縁起がよい観葉植物として人気です。今回は、室内での管理やお手入れが簡単な水栽培をご紹介しました。育てるうえでポイントはありますが、室内でも育てやすい栽培方法です。ぜひ運気を上げる観葉植物として育ててみてはいかがでしょうか。