アフェランドラとは?
アフェランドラとは熱帯アメリカ産の観葉植物です。とても種類が豊富で約175種類ほどあると言われています。一般的にお店に並んでいるのは、アフェランドラの一種でダニアと呼ばれる品種です。そのため、ダニアという名前のほうが親しみがあるかもしれません。こちらの記事では、たくさんの品種で私たちを魅了するアフェランドラの特徴・種類、そして基本的な管理方法について紹介していきます!
アフェランドラの基本情報
アフェランドラは熱帯と亜熱帯アメリカを中心とする観葉植物です。低木で、育て方や増やし方も簡単なのであまり手がかかりません。色鮮やか花が咲くのはもちろんですが、きれいな葉も1年を通して楽しめます。アフェランドラの花言葉は、「次への期待」「素敵な心」「雄々しい」です。とてもすてきな花言葉ですよね。そんな魅力たっぷりのアフェランドラの種類から紹介していきます。
アフェランドラの種類
アフェランドラは約200近くの種類が確認されています。花言葉が品種や色によって異なるように、アフェランドラの一つ一つにも個性があります。メキシコやブラジルなどの南米が原産なので、カラフルな色の品種が多いです。ここでは手に入れやすいメジャーな品種を数種類紹介します。
ダニア
学名はA. squarrosa‘Dania’です。最も広く栽培されており、特に日本で人気がある品種になります。白い葉脈が光沢のある濃い緑色の葉に映え、とても美しいです。白色の筋が葉脈に沿ってきれいに入っていることから「セブラプラント」とも呼ばれています。また、内側に咲くきれいな黄色の花を長い間楽しむことができます。
シルバークラウド
学名はA. squarrosa‘Sliver Cloud’です。葉脈にそって葉の大半に銀白色の葉脈の班が大きくはいり、全体的に乳白色に見えます。ダリアに比べると花付きは悪いですが、他の色のアフェランドラと寄せ植えすると映えるでしょう。
アウンティカ
学名はA. aurantiacaです。メキシコ原産の品種になり、でこぼこの葉がつくのが特徴的です。表面には、葉脈に沿って白くて太い条班がつき、橙色と赤色を混ぜたような目を引く美しい色の花が咲きます。そのため、花の観賞価値が高いと言われています。
キンヨウボク(金葉木)
学名はA.squarrosa Neesです。ブラジル原産の品種になります。金色の葉脈があることからキンヨウボク(金葉木)という和名がつきました。この品種も日本では広く流通しています。まっすぐに伸びた花茎の先端から、赤みを帯びた黄色の花が咲きます。
ボタニ子
次ページからはアフェランドラの基本的な管理方法について紹介します!