グリーンネックレスの寄せ植え・飾り方のアイデア
育てやすいエケベリアやクラッスラ、パキフィツムやセダム類をあわせた寄せ植え作りにも、グリーンネックレスは人気です。飾り方や寄せ植えの作り方の参考になる、アイデアを紹介します。
①吊り鉢・ハンギングプランター
グリーンネックレスといえば、長くジャラジャラした様子を楽しめる、吊り鉢でハンギングする飾り方がポピュラーですね。粒が揃ったきれいなネックレスにするために、日当たりのよい場所に置きましょう。
②壁掛け・ウォールプランター
プラ鉢やココヤシ系だけでなく、おしゃれなブリキや陶器鉢など、壁にかけられる鉢の種類が増えています。多肉の寄せ植えは大きなものから植えていき、セダムやグリーンネックレスで隙間を埋めるようにして仕上げていくのが作り方のポイントです。
③植木鉢+スタンド
インテリアグリーンをおしゃれに飾れる、鉢とスタンドのセットが人気を集めています。小さな鉢で作るミニ多肉の寄せ植えは、奥から順に詰め込んで作るのがコツです。
多肉植物の用土について
多肉植物の土について、疑問や不安を感じた方も多いでしょう。各メーカーからはいろいろな種類の用土が販売されていますね。土質の違いや選び方のポイントを簡単に解説します。
培養土は手作りできる
市販の培養土は手軽さが魅力ですが、用土を配合して作ることも可能です。また白くてサラサラした細粒系の培養土は、慣れないと扱いづらいですね。そんなときは観葉植物の土を半量混ぜると、まとまりがよくなり植え込みやすくなります。
多肉植物の用土の配合
- 赤玉土の細粒〜小粒…5割
- ふるった細かい腐葉土…2割
- パーライトの小粒…2割
- くん炭…1割
- ゼオライト…少量
選び方のポイントは?
選び方のポイントは?
- 大きいサボテンには大粒を、小さい多肉には小粒を選ぶ
- 底穴のない鉢には、水切れのよい細粒系の土が最適
- 大きく育てたい派には、観葉植物の土もおすすめ
- 扱いにくい土は、用土を足してアレンジして使う
高温多湿な日本の気候では、土選びも大事なポイントですね。土が乾きにくい多肉植物の夏越しは、受け皿に水を溜めずカバー類を外して蒸れを防ぎましょう。
まとめ
グリーンネックレス9品種の紹介と、寄せ植えや仕立て方のアイデア、土選びのポイントについて解説しました。自生地の南アフリカでは、グリーンネックレスがカーペット状に広がって生えています。かわいい多肉植物のグリーンネックレスとその仲間は、注目の高い育てたくなる植物ですね。
出典:Unsplash