多肉植物の水やり方法ガイド!適切なタイミング・頻度・量を徹底解説!

多肉植物の水やり方法ガイド!適切なタイミング・頻度・量を徹底解説!

多肉植物は、毎日水やりをする必要がなく初心者にも人気の高い植物です。ほかの植物よりは管理に手間がかかりませんが、水やりの仕方やタイミング、量などを間違えると枯れる危険性があります。この記事では、多肉植物の適切な水やりの仕方について詳しく解説します。

記事の目次

  1. 1.多肉植物は水やりが重要!
  2. 2.多肉植物の水やり5つのポイント!
  3. 3.多肉植物の水やりの基本
  4. 4.【春秋型】の水やりの仕方
  5. 5.【夏型】の水やりの仕方
  6. 6.【冬型】の水やりの仕方
  7. 7.植え替えや植え付け後の水やり
  8. 8.多肉植物の水やりの注意点
  9. 9.水を与えすぎたときの見分け方と対処法
  10. 10.多肉植物の水やりに適した道具
  11. 11.水やりのポイントを押さえて多肉植物を育てよう

多肉植物は水やりが重要!

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多肉植物の多くは乾燥地帯に自生しているものが多く、水の与えすぎや、間違った水やりをすると枯れや病気の原因になります。また、水を与えるペースを誤ると成長しません。多肉植物を上手に育てるためには、適切な水やりの仕方やタイミングを知ることが大切です。

多肉植物の水やり5つのポイント!

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多肉植物の水やりの仕方は、品種や環境、季節などによってペースや量などが変わります。一概に、この種類は何日に何回と表現するのも難しいところです。そのときの植物の状態や外的環境からのサインを考えて調整しながら行うことが、水やりのポイントです。こまめに観察して、多肉植物や周囲の環境から出るサインを見逃さないように気をつけましょう。

ポイント①成長期

多肉植物には季節によって成長期と休眠期があり、そのサイクルを把握することが大切です。成長期は、水を与えて生育を促しましょう。一方、休眠期は水を与えてもほとんど吸収しません。吸収できない水が原因で病気や枯れてしまうこともあります。栽培している多肉植物の一つ一つの成長期を把握し、時期ごとに水やりの仕方を変えましょう。

ポイント②葉の状態

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多肉植物は葉の中に水分を溜める特徴があるため、葉の状態を見ることで水を与えるタイミングの目安をはかれます。葉にシワがよったり、やせ細ってきたりしたら水分不足のサインです。また、健康な多肉植物に水を与えた後は、ふっくらとしています。この状態を覚えておくと、水分不足のときの状態に気づきやすくなります。こまめな観察で、多肉植物が出すサインを見逃さないように注意しましょう。

ポイント③土の乾き具合

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多肉植物の水やりは、土が完全に乾いてから行うのが基本です。乾き具合がわかりにくい場合は、割りばしや竹串を土に挿してみて、表面が乾いているか湿っているかを見ることで確認できます。表土だけが乾いたタイミングで水やりをすると、土の中が常に湿った状態になり根腐れを起こしやすくなるため注意しましょう。季節によっても乾くペースが変わるため、その都度調整してください。

ポイント④天気

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多肉植物は、土が乾きやすい好天のときに水を与えるのが望ましく、天気のよい日が3日~5日ほど続く予報のときに水やりをするのがベストです。雨が続くときは湿度が高く土も乾きにくいため、なるべく水やりは控えましょう。また、雨の日続きは日照不足により徒長の原因にもなります。特に室内管理の場合は、日照不足になりやすいため注意が必要です。晴れた日に水やりをして、しばらく屋外で管理するのも効果的です。

ポイント⑤時間帯

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水やりに適した時間帯は、季節によって異なります。春と秋の涼しい時期はそれほど気にせずに水やりできます。夏の暑い時期は、日中に水やりをすると鉢の中が高温多湿になりやすいため、夕方~夜の涼しい時間帯に行いましょう。冬は、鉢の中が凍りやすく、10℃前後ある晴れて暖かい日中が適しています。水やり後の夜間が冷え込む場合は、室内などに移動して管理してください。

多肉植物の水やりの基本

シャワーや水差し

多肉植物の水やりは、シャワー状の水を葉の上からかけても、水差しで株元にかけても大丈夫です。植物全体にシャワー状にかけることでハダニやほこりを洗い流す効果が期待できます。ただし、葉に水が溜まりやすいものには株元に水やりをしましょう。また、水の量は鉢底からあふれるくらいたっぷりが目安です。水の流れる勢いによって、鉢内の不純物などが流れ出ます。

腰水(底面給水)

日差しが強い時期や、葉に水が溜まりやすい種類には、鉢底から水を吸わせる腰水(底面給水)もおすすめです。とくに日差しが強い時期にシャワーのように上から水やりをすると、葉に溜まった水がレンズの効果を生み出し、葉焼けを起こしやすいです。しかし、腰水をすることによって、後から水滴を飛ばす手間を省けます。

腰水の仕方

タッパーなど、鉢より一回り大きな容器を用意します。そこに鉢を入れて、鉢の高さ半分程度を目安に水を入れてください。すると毛細管現象によって水が吸い上げられ、鉢の中に水が行き渡ります。水に浸ける時間は30分~1時間ほどを目安とし、腰水後は風通しのよい場所で管理してください。

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【春秋型】の水やりの仕方

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春秋型の多肉植物とは、生育適温が10℃~25℃で、春と秋に成長期に入る品種です。暑さや寒さに比較的強く、丈夫で育てやすいものが多いのが特徴です。春秋型の代表的なものとして、アロエ、エケベリア、ハオルチア、セダム、パキフィツム、セデベリアなどがあります。

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春秋型の成長期と休眠期
時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
成長期
休眠期

水やりのタイミング

春秋型の多肉植物の成長期である3月下旬~6月中旬と9月中旬~10月下旬ころは、用土がしっかりと乾いてから水やりをしましょう。真夏の暑い時期は生育が緩慢になるため、用土が乾いて3~4日ほど経ってから水やりをします。

適切な量や頻度

成長期には、鉢底から水が溢れ出るくらいの量の水やりをしましょう。この期間は1週間に1回を目安に水やりをします。真夏の暑い時期はやや減らして、月に3~4回を目安に水やりをしてください。

休眠期

春秋型の休眠期は冬です。休眠期には根が水をあまり吸い上げなくなるため、水やりのペースは月に1回~2回を目安にします。ただし、夜から朝の気温が低い時間帯に水やりをすると、鉢内が凍る恐れがあるため注意が必要です。水やりをするときは気温10℃以上の暖かい日中に行いましょう。

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【夏型】の水やりの仕方

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