アロマワックスバーの作り方
アロマワックスバーの材料は、100均でも揃えられるので気軽に始めれます。ここからは、アロマワックスバーを手作りする際の作り方を見ていきましょう。
材料
材料
- 白色のロウソク(パラフィンワックス)
- 好きな色のクレヨン
- ロウを入れる耐熱のカップ
- ロウを溶かすときに使う小鍋
- ロウを固める好みのシリコン製の型
- 好みの香りのエッセンシャルオイル
- ドライフラワーまたはドライフルーツなどの装飾
- 割り箸またはストロー
- 紐またはリボン
作り方
作り方①ロウとクレヨンを溶かす
用意した耐熱のカップに、ロウソクの芯が切れないように慎重に折って入れます。ロウを入れたカップに好きな色のクレヨンをハサミで少しずつカットしながら入れたら、小鍋にお湯を沸騰させて、カップをいれ湯煎しロウとクレヨンをとかしていきましょう。このときに出てきたロウソクの芯は取りだします。しっかり色が混ざるように割りばしで混ぜましょう。
作り方②香りを付ける
ロウとクレヨンがしっかり解けたらお湯から取り出し、素早くエッセンシャルオイルを適量入れて香りを付けます。エッセンシャルオイルを入れすぎてしまうと香りが強くなってしまうので、3~5滴程度を入れ、よく混ぜましょう。
作り方③ロウを固めていく
型にロウを流し入れます。気泡が入らないようにゆっくり注いで入れましょう。気泡があると見栄えが悪くなるので、上がってきた気泡はつまようじで潰していきましょう。
作り方④装飾していく
ロウが固まる前にドライフラワーやドライフルーツで装飾していきます。大きな装飾物からのせていくときれいに仕上がりますよ。装飾が終わったら、ロウが完全に固まる前に、割り箸かストローを紐を通す箇所に挿し、そのまま完全に固まるまで置いておきましょう。
作り方➄取り出す
ロウが固まったら型から外していきます。アロマワックスバーが割れないように周りからゆっくり取り出していきましょう。最後に紐を通したら手作りあろまの完成です。
アロマワックスバーを上手に作るポイント
ポイント①ロウとクレヨンをしっかり混ぜる
アロマワックスバーを均一な色にする場合は、ロウとクレヨンはしっかり混ぜ合わせます。切る大きさによって溶けにくいこともあるので、割り箸などで混ぜてみて溶けたか確認しましょう。
ポイント②イメージを作っておく
溶けたロウが固まるのはとても早いです。装飾に時間はあまり取れないので、あらかじめできあがりをイメージしておくといいですね。例えばドライフラワーは挿すように、ドライフルーツは沈めすぎないようにすると見た目がよくなりますよ。
ドライフラワーやドライフルーツなどの材料は、長さや大きさで手こずりやすいから、カットしておくといいわよ。
ポイント③穴は忘れずに
アロマワックスバーをぶら下げて使う場合は、紐やリボンを通す穴を忘れないようにしましょう。ロウが完全に固まった後に穴を開けようとしても、アロマワックスバーがひび割れて壊れてしまう原因になるので注意です。
ポイント④エッセンシャルオイルは入れすぎない
ロウが固まるまでの時間に気を取られたり、ロウやクレヨンが溶けた時の独特のニオイで嗅覚が鈍っていたりすると、エッセンシャルオイルをつい入れ過ぎてしまうことも。オイルは入れすぎると鋭い匂いになりがちなので、作るアロマワックスバーの大きさにもよりますが、3〜5滴くらいがよいでしょう。
完成した後に香りに物足りなさを感じた場合はどうしたらいいの?
香りが足りなかったら、完成した後にドライフラワーやドライフルーツなどの装飾部分にアロマを垂らすといいわよ。
なるほど!ドライフラワーやドライフルーツは液体を吸収するから香りの調整もできるんだね!
アロマワックスバーのアイデア
アイデア①型にこだわる
例えば、立体的な置くタイプのアロマワックスバーを作る場合、シリコン製の型にはバラやハート型の他に、お菓子を作る型や製氷器を代理で使う方法もあります。ハンドメイドの売り場にはない形が見つかる場合もあるので、売り場でチェックしてみましょう。
型を選ぶときにはシリコン製のものを選んでね!
アイデア②デザインにこだわる
アロマワックスバー作りも回数を重ねるとコツもわかるようになるので要領良く作れるようになります。ちょっと違ったアロマワックスバーを作りたい場合は、色の入れ方を工夫してみましょう。例えば色を二色にしたい場合、型の半分に色付けしたロウを入れ、固まったらもう半分に別の色を付けたロウを入れて固めます。手間はかかりますが、オリジナリティーあふれるものを作れますよ。
半分に色分けするとき、どうやって仕切ればいいの?
アルミホイルを厚めに丁寧に折り畳んで仕切りに使うわよ。アルミホイルは、扱いやすいし溶ける心配もないわ。
なるほど!アルミホイルは柔らかいし形が作りやすいからいろんな色分けの仕方ができそうだね!
途中で失敗した場合
例えデザインを失敗してしまったり、キレイな形に固まらなかったりしても、また熱を加えて溶かせば、はじめからやり直せるのが手作りアロマワックスバーのいいところです。ロウは固まるのが早いので、デザインで悩んでしまうと失敗の原因になります。万が一失敗した場合は、以下の手順でやり直しましょう。
やり方
- 外せる装飾は優しく慎重に取り外す。
- 固まっているロウをカップに入れる。
- 沸騰したお湯で湯煎する。
- ロウが少しずつ溶けてくるので、タイミングを見て割り箸などで残りの装飾を取り除く。
- 完全に溶かしてから再度型に流し込む。
まとめ
アロマワックスバーは、火の扱いにさえ気を付ければ簡単に作れます。デザインの仕方や組み合わせ方など、作り方次第でいろんな仕上がりになりますよ。アロマワックスバー はインテリアはもちろん、例えば子どもの自由工作や友達や家族へのプレゼントにも最適です。材料のコストも低いので、この機会にぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
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香りが物足りない場合は後から付け足すことも可能なので、この段階でエッセンシャルオイルを入れすぎないように気を付けて。