アサガオの育て方
続いて、アサガオの育て方を解説します。丈夫で生育も旺盛なアサガオは初心者でも簡単に育てられ、毎日すくすくと茎やつるを伸ばすようすは、観察していて楽しくなりますよ。種まきから約30日で花を咲かせるため、開花させたい時期から逆算して種まきをするとよいでしょう。
育て方①栽培環境
アサガオは「短日植物」という特徴を持つ花のため、夜間に照明が当たらないように気をつけましょう。日中はよく日が当たる、風通しのいい場所で管理します。真夏に強い西日に当たりすぎると葉がしおれてしまうため、午後~夕方の置き場所には特に注意してくださいね。
育て方②水やり・肥料
アサガオの水やりは、時期によって変化させます。花が咲くまでは控えめに、開花が始まったら乾かさないようにたっぷりと水やりをしてください。成長が旺盛になる夏場は、朝夕2回の水やりが必要でしょう。肥料は元肥として、用土に緩効性肥料を混ぜ込みます。その後は10日に1回のペースで、液体肥料を施します。花がつき始める7月半ばからは、肥料は中止してくださいね。
育て方③種まき・植え付け
アサガオは水はけのいい土を好みます。市販されている草花用培養土に、堆肥や川砂を加えるとよく育ちます。種から育てる場合、種まきの時期は5月中旬~下旬が適期です。20℃以下では発芽しないため注意しましょう。ポットで育苗した場合は、本場が出始めたころに鉢や庭へ移植します。
7月21日の誕生花(アサガオ以外)
7月21日の誕生花は、アサガオ以外にも複数存在します。今回はその中から、ギフトの定番である「バラ(黄色)」と、アキレアという名前でも親しまれる「ノコギリソウ」を紹介しましょう。特徴や花言葉を知ると、その花のことがより身近に感じられますね。
7月21日の誕生花①黄色いバラ
華やかで明るいイエローのバラも、7月21日の誕生花です。花言葉は「嫉妬」「愛情の薄らぎ」といったネガティブなものが目立ちます。とても美しい花ですが、異性へのギフトには不向きでしょう。一方で「友情」「献身」といった花言葉もあるため、友人や家族へのギフトにはぴったりです。前向きなメッセージを込めていることを、きちんと説明しながら贈るのがベターです。
7月21日の誕生花②ノコギリソウ
ノコギリソウの花は、すらりと伸びた花茎の先にたくさんの小花をつける愛らしい花です。葉の部分がノコギリのように見えることから、その名前がつきました。寒さに強く、やせた土地でもよく育つため、初心者ガーデナーにも人気があります。可憐な見た目に反して「戦い」「勇敢」というとても勇ましい花言葉がつけられていますよ。
短日植物:暗期(夜でいる時間)がある程度長くならないと、花芽がつくられない植物のこと。