ギョリュウバイの増やし方
ギョリュウバイは「挿し木」と「種まき」の2つの増やし方ができます。挿し木はとても簡単で成功率も高いため、初心者に向いている増やし方です。しかし、種まきでの増やし方は発芽率が低く、上級者向けの増やし方といわれています。それぞれの増やし方に適した時期や方法は以下のとおりです。
増やし方①挿し木
ギョリュウバイを挿し木で増やすには3月〜4月か9月が適期です。若くて健康な茎を選び15cm〜20cmほどの長さで切り取ります。茎の中間部分を挿し穂にするのが重要なので、切り落とした枝の先端部分をさらに5cmほど切ってください。赤玉土などの挿し木用の用土に挿して水を与えて育てます。水切れを起こすと枯れてしまう恐れがあるので注意しましょう。
増やし方②種まき
花後に種子をつけるため、花芽を剪定で切り落とさないように、立ち枯れるまでそのまま育ててください。種子が完全に黒くなったら茎ごと切り取り、軽くふると中から種が採取できます。種まきに適した時期は4月〜6月なので、それまで新聞紙などに包んで風通しのよい場所で保管してください。
まとめ
ギョリュウバイの仕立て方や管理方法、花言葉や増やし方などをご紹介しました。ギョリュウバイは庭木や生垣だけでなく、鉢植えにして小さく剪定すると盆栽としても楽しめる植物です。彩りが少なくなる秋〜冬にかけて鮮やかな花を咲かせてくれるギョリュウバイを、ぜひ育ててみてくださいね。