6月に植え付ける花のおすすめ品種15選【➃~⑥】
➃マリーゴールド
マリーゴールドの特徴
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マリーゴールドは強い日光や高温にも強く、ガーデニング初心者にも育てやすい品種です。開花時期も4月~12月と長く楽しめるのため、庭のアクセントとして人気の高い花です。
黄色やオレンジの花は、寄せ植えや庭の花壇をぱっと明るく華やかに彩ってくれます。また、マリーゴールドはセンチュウという害虫を防いでくれ、特にナス科の植物のコンパニオンプランツになります。寄せ植えや花壇のアクセントとして、また虫除けとして一石二鳥の品種です。
マリーゴールドの花言葉
マリーゴールドの「変わらぬ愛」という花言葉は、「聖母マリアの金の花」という英名に由来します。春から秋の終わりまでの長い開花時期から、年に10回もある聖母マリアの祭日にいつも咲いているため、聖母マリアにゆかりのある花として、特にキリスト教圏で親しまれてきました。
一方で「悲しみ」や「絶望」などのネガティブな花言葉をもつ理由は、キリスト教において〈黄色〉は裏切り者のユダが着ていた服の色であり、嫌忌されることが由来します。黄色い花の花言葉は、友情や元気など明るいものも多いですが、マリーゴールドは違います。
⑤ゼラニウム
ゼラニウムの特徴
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3月中旬~6月下旬、8月中旬~9月下旬 |
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3月~11月 |
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日当たりと風通しのよい場所 |
ゼラニウムは丈夫で、初心者でも簡単に育てられます。また、開花時期も春から秋の終わりまでと長く、いい香りを楽しめるのが特徴です。
ゼラニウムは湿気に弱いため、雨が当たりすぎる花壇や日当たりと風通しの悪い場所に植え付けないように注意しましょう。また、花が咲き終わったら、こまめに花びらを取り除くことも忘れないでください。少し気をつければ、花を長持ちさせられます。
ゼラニウムの花言葉
ゼラニウムの花言葉は「真の友情」「信頼」「尊敬」です。また、花の色によって花言葉は異なります。花言葉の意味を考えながら、好きな色や好きな香りのゼラニウムを植え付けると、ガーデニングがもっと楽しくなりそうですね。
欧米では、虫よけや魔よけとして窓際にゼラニウムの鉢を置くという習慣があります。昔から身近な園芸植物として、人々の暮らしに寄り添ってきたことから「君ありて幸福」「慰め」という花言葉がついたといわれています。
⑥ペチュニア
ペチュニアの特徴
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日当たりと風通しのよい場所 |
ペチュニアは、日本で品種改良を重ねられてきたおかげで、成長が速く丈夫です。初心者にも育てやすい品種といえます。また、花の色や大きさなどの種類が豊富で、人気の高い花です。
梅雨の季節にペチュニアを育てるうえでの注意点は、湿気です。乾燥を好む品種のため、水のやり過ぎに注意しましょう。土の表面が乾いてから水やりをすることがポイントです。この時期にうまく手入れできれば、8月には満開になり見頃を迎えるでしょう。
ペチュニアの花言葉
ペチュニアは育てやすく開花時期も長いため、身近な園芸植物として親しまれてきました。そこから「あなたと一緒なら心が和らぐ」のような花言葉が生まれたといわれています。また、品種改良が盛んに行われてきたことから「変化に富む」という花言葉をもっています。