12月に植え付けるおすすめの花④~⑥
クリスマスローズ、クレマチス、パンジー(ビオラ)と定番の3つをご紹介しました。他にもどんな植物が12月に植え付けられるのかご紹介します。
12月に植え付けるおすすめの花④アネモネ
植物名(学名) | アネモネ(Anemone coronaria) |
植物分類 | キンポウゲ科イチリンソウ属(アネモネ属) |
植え付け時期 | 10月上旬~12月下旬 |
開花時期 | 2月中旬~5月下旬 |
耐寒性 | 高い。冬越しした翌年の春に開花する。 |
特徴
可憐な姿が魅力のアネモネも12月に植え付けられます。花の色は白、紫、赤、ピンクなど非常に豊富で見る人の心を癒してくれるでしょう。暑い季節が苦手なので、冬を越して、春に開花した後、夏は休眠します。条件さえあえば毎年花を咲かせ、庭を彩ってくれるでしょう。
花言葉は「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」「見放された」
アネモネの花言葉は「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」「見放された」と少し切ないものになります。由来となる伝説が残されています。神ゼピュロスに愛された女神フローラの侍女アネモネにフローラが嫉妬し、神ゼピュロスが仕方なく彼女を花に変えたというものや、女神アプロディーテーの悲しみの涙からアネモネが芽生えたというものがあります。
12月に植え付けるおすすめの花⑤宿根ネメシア
植物名(学名) | 宿根ネメシア(Nemesia) |
植物分類 | ゴマノハグサ科ネメシア属 |
植え付け時期 | 9月上旬~11月下旬(地域によっては12月上旬) |
開花時期 | 10月上旬~6月下旬 |
耐寒性 | 高い(-3℃前後) 湿気が高く蒸れる環境に弱く夏越しが難しい。 |
特徴
ネメシアには一年草の品種と、多年草の品種があります。宿根ネメシアは多年草品種にあたり、こちらは耐寒性が高く、四季咲きのものもあります。植え付け時期は9月~11月下旬となっていますが、霜が降りるような地域では秋の内に植え付けを済ますようにしましょう。
花言葉は「正直」「包容力」「偽りのない心」
ネメシアの花はどの角度からみても花が見えます。この姿から「正直」や「偽りのない心」といった花言葉がつけられたといわれています。
四季咲きの多年草として活躍してくれる宿根ネメシアは庭づくりに魅力的ですね。冬越し、夏越しのポイントについてまとめた記事はこちらです。
12月に植え付けるおすすめの花⑥プラチーナ
植物名(学名) | プラチーナ(Leucophyta brownii) |
植物分類 | キク科カロケファルス属 |
植え付け時期 | 10月上旬~4月下旬 |
開花時期 | 6月上旬~9月ごろ |
耐寒性 | 普通。霜にあたると枯れることも。 |
特徴
プラチーナという名前の通り、白く光るような美しい葉がこの植物の特徴です。5、6月に花もつけますが、カラーリーフとして葉の色を楽しむのがおすすめ。珍しい葉の色が庭や寄せ植えのいいアクセントになります。
花言葉は「律儀」
プラチーナの花言葉は「律儀」です。細く白い美しい枝をあちこちに伸ばす様子から律義さを感じ取ったのでしょう。
切ない花言葉を持つアネモネですが、花の色によっては明るい花言葉を持つものも。由来や意味をさらに知りたい方はこちらもどうぞ!