ネメシアとは
ネメシアには、南アフリカが原産の植物ストルモサを改良して作られた1年草と、カエルレアなどを改良して作られた宿根草があります。とくに宿根草は夏の管理や寒さに強い特徴を持っているため、園芸品種として多く流通しています。どちらも鮮やかな花色が美しく、春の花壇をあざやかに演出してくれるでしょう。
基本情報
科目 | ゴマノハグサ科ネメシア属 |
原産地 | 南アフリカ |
開花時期 | 10~6月 |
耐暑性 | 弱い |
耐寒性 | 普通 |
特徴
ネメシアの開花時期は10~6月頃です。1年草のものは夏を迎える頃には多くが枯れてしまいますが、宿根草は上手に管理すると1年中開花させることが可能です。フリルのような花びらが特徴で、その姿はキンギョソウに似ているともいわれています。長く開花する性質と、鮮やかな花色は寄せ植えとしてもぴったりですね。
種類
ネメシアの品種は、アフリカを中心に60種類以上あるといわれています。この中でも、とくに園芸品種として人気なものを4つ紹介します。それぞれの特徴もあわせて、チェックしてみましょう。
ボルケーノ
ネメシア「ボルケーノ」
— わたなべ花壇@入荷速報 (@ZrsLC7rxiYnbSJj) March 18, 2017
かっちょい〜!
まさにボルケーノ!!!#花 #わたなべ花壇 pic.twitter.com/TogXTMiVh9
イスラエルで作られた品種で、深い紫色が特徴的なネメシアです。花びらがやや大きく、気温によって花色が変化します。コンパクトに成長する性質を持っているため、寄せ植えにぴったりですよ。
メーテル
ネメシア メーテル(萌々子)
— こうじゅ🫐🍅 (@koujyu_m) April 11, 2020
チョコレートのような甘い香りが特徴🍫🌼 pic.twitter.com/V6L9EaowCN
ピンクやブルーなどさまざまな花色が特徴的で、「ももこ」とも呼ばれています。甘い香りがするものやシトラスの香りがするものなど、花色とともに香りが楽しめるのも魅力的ですね。
レモンスカッシュ
#ネメシア
— ちーちー (@hinahirochi) April 8, 2020
レモンスカッシュ。黄色って爽やか〜✨ pic.twitter.com/fucyMZoRlQ
黄色と白のバイカラーが楽しめるネメシアです。種類のなかでも花つきがよく、寒さにも強い特徴を持っています。甘すぎない程よい香りがするのもよいですね。
ニモ
ネメシア
— グリーンプラザ山長 (@GP_Yamacho) March 28, 2013
ニモの見本鉢★(●>□・●)★ pic.twitter.com/D8TJ7xFjFE
ボリューミーな姿が魅力的なネメシアです。ピンクや白のほかに、グラデーションやバイカラーなど種類が豊富で、主張しすぎない香りが魅力的ですね。暑さにやや強い特徴があります。
花言葉
ネメシアの花言葉は、「正直」「包容力」「過去の思い出」「偽りない心」です。とくに「包容力」の花言葉は、ネメシアが開花したときのボリュームある姿が由来とされています。これらの花言葉は色や品種に関係なく共通しています。色を組みあわせて花束を贈るのもよいですね。
ボタニ子
それでは、ネメシアの栽培ポイントを見ていきましょう!