8月23日の誕生花は?
8月23日の誕生花は「ブルーサルビア」
すらりと伸びた花茎と涼しげなカラーが印象的な「ブルーサルビア」が、8月23日(8/23)の誕生花です。5月~10月と開花期がとても長く、秋花壇のメインとして扱われることも多い花ですよ。やわらかなグリーンの葉もかわいらしく、アレンジメントやブーケといったギフトにも人気があります。清涼感のある花姿が、見ているだけで夏の暑さを和らげてくれそうですね。
名前 | ブルーサルビア |
別名 | サルビア・ファリナセア |
園芸分類・形態 | 草花・多年草 |
原産地 | 北~中央アメリカ |
開花の時期 | 5月~10月 ※品種による |
花の色 | 青、白 |
暑さ / 寒さ | 品種によって異なる |
特徴 | 開花期が長い |
ブルーサルビアの特徴2選
まずは、サルビアの特徴を見ていきましょう。ラテン語を語源とした花名は、サルビアが薬草として用いられていた歴史にちなんだものですよ。恋愛だけでなく友愛や敬愛の意味合いも持つ花言葉はギフトにもぴったりです。さわやかなブルーでまとめたブーケやアレンジメントは、ナチュラルな雰囲気の美しさがありますね。
特徴①ラテン語が語源の名前
サルビア(salvia)という名前は、ラテン語が語源となっています。「salvus:健康、いい状態」という意味で、ローマ時代に薬草として用いられていた歴史にちなんだものですよ。サルビアはブルー以外にも赤花種がありますが、そちらは「ヒゴロモソウ(緋衣草)」という名前でも親しまれています。字のとおり、あざやかな赤色が美しいですね。
特徴②さまざまなシーンにぴったりの花言葉
ブルーサルビアの花言葉には「知恵」「尊重」「永遠にあなたのもの」などがあります。尊敬する上司や友人から、恋人や片想いの相手まで、さまざまなギフトシーンにふさわしい花言葉ですね。サルビア全体に共通する花言葉も「尊敬」「家族愛」という前向きなものですよ。また、赤いサルビアの花言葉には「燃える思い」という情熱的なフレーズがつけられています。
ブルーサルビアの育て方
続いて、ブルーサルビアの栽培方法です。開花期が長く生育旺盛なブルーサルビアは、多くの水分と肥料分を必要とする花です。たくさんの花を咲かせるために、水切れや肥料不足には注意してくださいね。栽培環境が適していれば、初心者ガーデナーでもきれいな花を咲かせられますよ。水やり、植え付けなどのポイントを、くわしく確認していきましょう。
育て方①栽培環境
ブルーサルビアは日光が好きです。たっぷりと日の当たる、水はけのいい場所で育てましょう。乾燥しづらい場所であればなおいいですね。腐植質に富んだ土を好みますが、土質にはそれほど神経質になる必要はありません。30℃を超える夏場には、成長が少し鈍くなります。一年草の扱いながら、5℃以上で管理すれば越冬も可能です。
育て方②水やり・肥料
ブルーサルビアは、水切れすると生育不良や下葉が枯れるといったトラブルを起こしやすくなります。表土が乾いたら、その都度たっぷりと水を与えるようにしてください。肥料についても定期的に施す必要があります。月に1回置き肥をするか、月3回のペースでの液体肥料がいいでしょう。開花期間が長く、途中で肥料が切れると弱ってしまいます。この点は注意してくださいね。
育て方③植え付け・植え替え
ブルーサルビアには、市販されている草花用の培養土が使えます。赤玉土と腐葉土を配合して使っても構いません。発芽は20℃前後で活発になるため、5月上旬ごろに種まきをするといいでしょう。発芽後はしっかりと日に当てて、乾かさずに管理してくださいね。ポット苗でも流通するため、こちらを利用しても便利です。
育て方④切り戻し
ブルーサルビアは、開花後に切り戻します。葉が5枚以上ついている箇所を目安に、花穂ごと切り取りましょう。切った部分から新芽が伸びて、新しい花を咲かせてくれますよ。8月に全体の半分くらいまで切り戻して真夏の開花を抑えると、ブルーサルビアの体力の温存になります。秋以降もたくさんの花を咲かせたいなら、こちらの方法がおすすめです。