3月12日の誕生花!名前の由来や花言葉・誕生石に記念日もご紹介!

3月12日の誕生花!名前の由来や花言葉・誕生石に記念日もご紹介!

3月12日の誕生花は、あざやかなピンク色が印象的な「レンゲソウ」です。特徴や育て方について、くわしく解説していきます。レンゲソウ以外の誕生花や誕生石、この日に生まれた有名人など、3月12日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.3月12日の誕生花は?
  2. 2.レンゲソウの特徴2選
  3. 3.レンゲソウの育て方
  4. 4.3月12日の誕生花(レンゲソウ以外)
  5. 5.3月12日にゆかりのあるもの
  6. 6.レンゲソウは素朴でたくましい花

3月12日の誕生花は?

3月12日の誕生花は「レンゲソウ」

出典:写真AC

春の田畑をピンク色に染めるレンゲソウが、3月12日(3/12)の誕生花です。可憐な花姿は春のうららかな陽射しによく似合う、おだやかで素朴な美しさですね。レンゲソウをはじめとしたマメ科の植物は、土中のチッ素を根に蓄え、土壌を肥よくにする性質があります。そうした特徴から、休耕中の田畑に植えられることの多い花ですよ。あざやかな花を楽しんだあとは、そのまま田畑にすき込んで緑肥としても使用されます。

名前 レンゲソウ(蓮華草)
別名 ゲンゲ(紫雲英)
園芸分類・形態 草花・多年草
原産地 中国
開花の時期 4月
花の色 ピンク
暑さ / 寒さ 弱い / 強い
特徴 開花期が短い

レンゲソウの特徴2選

特徴①花姿にちなんだ名前

出典:写真AC

レンゲソウ(蓮華草)という名前は、花がハス(蓮)によく似ていることが由来です。上向きにふわっと咲くようすは、まさにハスを小さくしたように見えますね。正式名称は「ゲンゲ」で、漢字では「紫雲英」「翹揺」と書きます。また、英名の「Chinese milk vetch」は、「中国ミルクのスズメノエンドウ」という意味です。これはレンゲソウをヒツジが食べると、乳の量が増えることが由来といわれていますよ。

特徴②素朴な印象の花言葉

出典:写真AC

レンゲソウの花言葉は「あなたといると心が和らぐ」「あなたは幸福」「わたしは幸福」です。レンゲソウのどこか懐かしく、ほっとする雰囲気にぴったりの、とても素敵な花言葉ですね。生花店では取り扱いが少なく、ギフトアレンジメントもほとんどありません。市販されているものの代わりに、自分で育てたレンゲソウの鉢植えをプレゼントするのがおすすめですよ。特別な記念日だけでなく、なんでもない日のギフトにも素敵ですね。

レンゲソウの育て方

育て方①栽培環境

出典:写真AC

レンゲソウは日本の各地に自生している植物です。そのため日本の環境にはよく適応しており、初心者でも簡単に育てられますよ。日当たりのよい場所を好みます。たっぷりと日の当たる、広々とした場所での栽培がおすすめです。痩せ地でも育つほど丈夫な花のため、土壌にはあまり神経質になる必要がありません。鉢植えで育てる場合は、市販されている草花用培養土を使うのが便利ですよ。

育て方②水やり・肥料

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レンゲソウは乾燥した状態では育ちにくく、また根からたくさんの水を吸い上げる植物です。表土が乾いたらその都度、たっぷりと水やりをしましょう。気温が低い時期は午前中のうちに水をやり、夕方以降は避けてください。気温が下がってから水を与えると、土中の水分が凍って根を傷めてしまいますよ。土中の栄養分を蓄える性質があるため、肥料は不要です。

育て方③植え付け・植え替え

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レンゲソウを苗で植え付ける場合、時期は春が適しています。直根性の植物のため、根を傷めないように注意しましょう。種をまく場合は、9月下旬~11月上旬が適期です。また、レンゲソウはほかのマメ科同様に移植を嫌います。生育状況に問題がなければ、庭植えの場合の植え替えは不要です。鉢植えは根をいじらないように気をつけながら、ひと回り大きな鉢に植え替えるとよいでしょう。

3月12日の誕生花(レンゲソウ以外)

出典:写真AC

3月12日の誕生花は、レンゲソウ以外にも複数あります。ここではその中から、かわいらしい見た目で花壇を彩る「マリーゴールド」と、2月の寒いころから開花して春の訪れを告げる「フクジュソウ」について、特徴や花言葉について見ていきましょう。どちらもイエロー系の花色が素敵な、明るい印象の花ですよ。そのほか、「ワックスフラワー」や「ヒトリシズカ」「エリカ」なども3月12日の誕生花です。

3月12日の誕生花①マリーゴールド

出典:写真AC

あざやかなビタミンカラーが美しいマリーゴールドは、メキシコや中央アメリカを原産とするキク科の植物です。育てやすく開花期も長いため、花壇の定番品目として人気があります。アレンジメントやブーケは明るく華やかな印象で、年齢を問わずギフトに喜ばれる花ですよ。「健康」「可憐な愛情」といった花言葉は、恋人だけでなく友人や家族への贈りものにもおすすめです。

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3月12日の誕生花②フクジュソウ

出典:写真AC

春を告げる花の代表、フクジュソウ(福寿草)も3月12日の誕生花のひとつです。根はゴボウのようにまっすぐで、とても太いのが特徴です。民間薬として使われていたこともありますよ。「福寿」と名前にあるようにおめでたいイメージを持つ花で、正月飾りとして古くから親しまれています。花言葉も「幸福」「しあわせを招く」「永久の幸福」など、ポジティブなものばかりですよ。

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3月12日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、3月12日にゆかりのあるものを紹介します。今日が誕生日のアンドレ・ル・ノートルは、フランス人の造園家です。フランス式庭園の様式を完成させた人物で、ヴォー=ル=ヴィコント城の庭園、ヴェルサイユ宮殿の庭園などを設計しました。

3月12日の誕生石

出典:写真AC

3月12日の誕生石は「アクアマリン」です。別名「天使の石」とも呼ばれ、若さやしあわせを象徴する石といわれます。やわらかな青色の美しさから、花嫁のサムシングブルーとしても人気がありますよ。リングやネックレス、ピアスなどのアクセサリーも多くつくられ、特に女性へのギフトにおすすめです。透明感のある色合いは、さわやかで優しい雰囲気を演出できますよ。

3月12日生まれの有名人

出典:写真AC

3月12日生まれ(星座はうお座)の有名人には、以下のような人々がいます。野宮真貴さんは、北海道出身のミュージシャンです。彼女がヴォーカルを務めたバンド「ピチカート・ファイヴ」の楽曲「東京は夜の七時」は、アレンジバージョンが東京パラリンピックのプレゼンテーションBGMにも使用されました。 

  • アンドレ・ル・ノートル(フランスの造園家)
  • 野宮真貴さん(ミュージシャン)
  • ユースケ・サンタマリアさん(タレント、俳優)

3月12日の出来事・記念日

出典:写真AC

スイーツの日

3月12日は「スイーツの日」です。ス(3:スリー)イー(1)ツ(2)で「スイーツ」の語呂合わせで、株式会社スーパースイーツが制定しました。チーズケーキやチョコレートなどのスイーツを扱う一部店舗や地域では、記念日にあわせてスイーツ関連製品のセールやキャンペーンなどが行われます。女性は特に、甘いものが好きな人が多いですね。

サンデーホリデーの日(半ドンの日)

3月12日は「サンデーホリデーの日(半ドンの日)」でもあります。1876年のこの日、官公庁で土曜半休・日曜休日制が実施されたことにちなみます。それまでは31日を除く1と6のつく日が休日とされていましたが、欧米との交易において不便だったことから、欧米と同じ仕組みに揃えることになりました。
 

レンゲソウは素朴でたくましい花

出典:写真AC

レンゲソウは痩せた土地でもぐんぐん育つたくましい植物です。土壌を肥よくなものに改善する性質を持つことから、古くから緑肥としても親しまれていました。あざやかなピンク色の花も楽しめるうえ、開花後は肥料としても活用できる、栽培価値の高い花ですね。レンゲソウ自体も肥よくな土壌で育てたほうが、葉のグリーンがくっきりとして花付きも多くなりますよ。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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