8月30日の誕生花は?特徴・育て方や記念日・ゆかりの有名人も!

8月30日の誕生花は?特徴・育て方や記念日・ゆかりの有名人も!

8月30日の誕生花は、春~秋の長い期間で花壇を彩る「センニチコウ」です。特徴や育て方について、くわしく解説していきます。センニチコウ以外の誕生花や誕生石、記念日など、8月30日にゆかりのあるものも一緒に見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.8月30日の誕生花は?
  2. 2.センニチコウの特徴3選
  3. 3.センニチコウの育て方
  4. 4.8月30日の誕生花(センニチコウ以外)
  5. 5.8月30日にゆかりのあるもの
  6. 6.まとめ

8月30日の誕生花は?

8月30日の誕生花は「センニチコウ」

熱帯地方が原産のセンニチコウが、8月30日(8/30)の誕生花です。暑さや乾燥に強い性質が日本の夏に適していることから、鉢植えや切り花などが多く流通しています。赤やピンク、紫などカラーバリエーションも豊富で、フラワーアレンジメントにも欠かせない存在です。乾燥させてもあざやかな色合いがそのまま残るため、ドライフラワーの花材としても人気がありますよ。

名前 センニチコウ(千日紅)
園芸分類・形態 草花・一年、多年草
原産地 熱帯各地
開花の時期 5月~11月
花の色 赤、白、ピンク、黄色、紫
暑さ / 寒さ 強い / 弱い ※品種による
特徴 開花期が長い、ドライフラワーに向く

センニチコウの特徴3選

Photo by けんたま/KENTAMA

まずはセンニチコウの特徴について見ていきましょう。センニチコウという名前やロマンチックな花言葉は、この花の長い開花期にちなんでつけられたものです。かわいらしい花はもちろん、花言葉にこめられた意味もあわせて大切な人へ贈りたくなるかもしれません。生花だけでなくドライフラワーでの流通も多く、ギフトバリエーションが豊富なのも魅力です。

特徴①性質にちなんだ名前

センニチコウ(千日紅)という名前は、5月~11月という長い開花期にちなんだものです。100日間咲き続けるサルスベリ(百日紅)よりもさらに長く咲いているという理由で、「千日」の字があてられました。また、あざやかな花色が長期間色あせないことも、この名前がつけられた由来のひとつですよ。

特徴②永遠をイメージさせる花言葉

センニチコウの花言葉は「色あせぬ愛」「不朽」です。これらの花言葉はセンニチコウが季節をまたいで美しい花を咲かせ続けることや、長期間にわたって花色が色あせないことからつけられました。ロマンチックなメッセージは、恋人や配偶者はもちろん、家族や友人へのギフトにもぴったりですね。

特徴③ギフトのバリエーションも豊富

ギフトのバリエーションが豊富な点も、センニチコウの魅力です。生花をそのまま鉢植えやブーケで贈るほか、ドライフラワーを使ったギフトも多く流通していますよ。センニチコウは乾燥に強いため、ドライにしてもきれいな状態を保てます。また、生花よりも世話に手間がかからないのも嬉しいポイントです。忙しい人や、花の栽培にくわしくない人へのギフトでも安心ですね。

センニチコウの育て方

Photo by NakaoSodanshitsu

続いて、センニチコウの育て方です。センニチコウは暑さや乾燥に強く、初心者でも育てやすい花です。水やりや肥料、植え付けなど基本的なポイントを、順番に見ていきましょう。一般的には一年草として扱いますが、園芸品種によっては冬越しさせられるものもあります。購入した種や苗にあわせて、環境を整えてくださいね。

育て方①栽培環境

センニチコウの栽培には屋外の、日当たりと水はけのいい場所が適しています。水はけの悪い場所に植え付けるときは、盛り土や腐葉土を混ぜ込むといった対策をとるといいですよ。キバナセンニチコウや「ファイヤーワークス」などの品種は、温度管理に注意すれば冬越しさせることも可能です。

育て方②水やり・肥料

センニチコウは乾燥に強いため、庭植えで育てる場合、水やりはほぼ不要です。自然に降る雨に任せ、極端に乾燥したときだけ水やりをしてください。鉢植えの場合も過湿に注意して、表土が乾いたのを確認してから水を与えてくださいね。肥料は庭植え・鉢植えいずれの場合も、開花が盛んな5月~10月の間に、緩効性化成肥料を施すといいでしょう。ペースは月1回程度が適当です。

育て方③植え付け・植え替え

センニチコウは水はけのいい土を好みます。赤玉土と腐葉土、ピートモスの配合土に、緩効性化成肥料を元肥として混ぜ込むといいでしょう。植え付けの適期は5月~8月です。株がぐらつく場合には、支柱を立てて対策します。冬越しさせた株は、5月~6月に植え替えてください。古土は軽く払い落として、新しい用土に植え付けると育ちがよくなりますよ。

8月30日の誕生花(センニチコウ以外)

Photo byMabelAmber

8月30日の誕生花は、センニチコウ以外にもいくつもあります。ここではその中から、ブルーの花が涼しげな「ジャーマンダー」と、やわらかなイエローが印象的な「アキノキリンソウ」の2つを見ていきましょう。どちらも古くから薬草としても親しまれてきた、素朴な雰囲気の花ですよ。

8月30日の誕生花①ジャーマンダー

ジャーマンダーはシルバーリーフに濃いブルーの花が可憐な植物です。観賞用として栽培するほか、古くから薬草としても親しまれてきました。花言葉の「愛嬌」は、花も葉もころんとかわいらしい形をしていることが由来ですよ。ギフトはアレンジメントや花束など、ナチュラルな雰囲気に仕立てたものが人気です。

8月30日の誕生花②アキノキリンソウ

キク科の多年草、アキノキリンソウ(秋の麒麟草)も8月30日の誕生花です。ローマ時代から薬草として利用されていた歴史を持ち、食用にも用いられます。茎の先にまとまって花を咲かせるようすがシュワシュワと泡立つ発泡酒に似ていることから、「アワダチソウ(泡立草)」という別名もありますよ。花言葉は「予防」「用心」「警戒」「はげまし」です。

アキノキリンソウの育て方や増やし方をご紹介!食べることはできる?のイメージ
アキノキリンソウの育て方や増やし方をご紹介!食べることはできる?
「アキノ」と名前がつくように、秋に花が楽しめるアキノキリンソウの育て方を知っていますか?アキノキリンソウは薬草としても利用され、若芽を食べることもできます。ここではアキノキリンソウの特徴、育て方や増やし方、食べ方や別品種を紹介していきます。

8月30日にゆかりのあるもの

フリー写真素材ぱくたそ

最後は誕生石や記念日、この日に生まれた有名人など、8月30日にゆかりのあるものをご紹介しましょう。今日が誕生日のメアリー・シェリーは、「フランケンシュタイン」の作者として知られていますね。「フランケンシュタイン」は怪物のことだと思われがちですが、実は怪物を作り出してしまった博士のほうがフランケンシュタインで、怪物には名前がありません。

8月30日の誕生石

8月30日の誕生石は「シトリン」です。柑橘系のくだもの「シトリン」に色が似ていることからこの名前がつけられました。明るく透明感のあるイエローが、まさにフルーツのようにさわやかですね。リングやネックレス、ピアスなどのアクセサリーでの流通も多く、女性へのギフトに人気があります。光を反射してきらきらと輝くようすが、夏の装いにぴったりです。

8月30日生まれの有名人

8月30日生まれ(星座はおとめ座)の有名人は、以下のような人々です。羽海野チカさんは、やわらかなタッチのイラストと繊細な心理描写で人気の漫画家。代表作である「ハチミツとクローバー」や「3月のライオン」は、アニメ化や映画化もされていますよ。

・メアリー・シェリー(イギリスのホラー小説家)
・キャメロン・ディアスさん(アメリカの女優)
・羽海野チカさん(漫画家)

8月30日の出来事・記念日

富士山測候所記念日

8月30日は「富士山観測所記念日」です。1895年、富士山頂に野中測候所が開設したことにちなんで制定されました。気象学者の野中至氏が私財を投じて建設したこの測候所は6畳ほどの小さな小屋で、富士山頂の過酷な環境下で観測を続けました。

まとめ

Photo byItthiC

8月30日の誕生花、センニチコウについて紹介しました。千日と名前についているとおり、非常に長い期間あざやかな花を咲かせ続けるセンニチコウは、ガーデニングの強い味方です。暑さに強い花なので、ほかの花の元気がなくなる真夏でも、華やかな姿で楽しませてくれますよ。また、「色あせぬ愛」「不朽」などの花言葉を持っているため、ギフトにもぴったりです。大切なパートナーへ贈りたくなる、とても素敵なフレーズですね。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

関連記事

Article Ranking