ヒノキを使ったアロマおすすめ12選！ヒノキの香りや効果・効能もご紹介！

ヒノキは高さ30mにもなる常緑針葉高木です。古くから宮殿や神社仏閣の建設などに使われてきた世界トップレベルの木材です。ヒノキは木材として耐久性や保存性だけでなく、特有の芳香がありヒノキ風呂やヒノキ酒器など、ヒノキの香りは多くの人に親しまれてきました。その芳香と天然成分によって効能や効果が期待されています。

ヒノキの香りの主成分は森を感じさせるαピネンです。機能として鎮静や抗ストレスだけでなく、抗菌や防虫も期待できるため、多くの使い方があります。これから、さまざまな効果・効能を詳しく紹介します。

木材を腐らせる菌に対して、αカジノールいう成分が菌の繁殖を抑える効果が発見されています。αカジノールは抽出油に含まれる香り成分で、アロマオイルに含まれています。また化粧品に含まれるヒノキチオールも抗菌作用がありますが、国産ヒノキには少量しか含まれていません。国産ヒノキにも含まれるヒノキオールは、病原菌に対して殺菌作用があることが確認されています。

ヒノキの成分にはダニや白アリを防ぐ効果があります。ヒノキの木くずの中で、ダニが死滅することが実験で証明されています。カーペットの下に敷くダニよけシートにはヒノキ精油が使われているものもありますが、これはαカジノールの効果です。

ヒノキ精油によってアンモニア臭を消す実験が行われ、ヒノキ精油の消臭率は97%という驚きの数字でした。複数の成分が悪臭の成分と化学反応を起こして分解し、さらにヒノキのよい香りが臭いを消しています。精油は使い方次第でいろいろな脱臭に使用できます。

ヒノキに含まれている香り成分のαピネンを吸入すると、副交感神経が優位となりリラックス効果があることが研究チームによって実証されています。また、天然乾燥チップの匂いを嗅ぐと、前頭前野の活動は鎮静化してリラックスすることも分かっています。心を穏やかに癒し、気分をリフレッシュできる香りで、眠りのサポートにもおすすめです。

アロマとは「香り」「芳香」のことをいいます。心地よい香りによって嗅覚を刺激して、さまざまな効果が期待できます。みなさんにとって身近なアロマは「アロマオイル」ではないでしょうか。今回はアロマオイルを主にヒノキを生かしたアロマグッズをご紹介します。

アロマオイルは気分をリフレッシュさせる心理的な効果や、身体の不調を緩和する効果、スキンケア効果などが期待できます。アロマオイルには多くの種類があり、その中でウッド系のアロマオイルは、森林浴のような心地よさを感じさせる香りです。気分転換や元気を出したい時におすすめです。

アロマオイルには天然素材100%で不純物を一切含まないものを、精油（エッセンシャルオイル）といいます。身体の不調を整えたい時やアロマクラフトには精油がおすすめです。また、人工香料やアルコール、天然素材以外の原料が入っているものをアロマオイルといいます。使い方に違いがあるので、説明書を読んで正しく使いましょう。