ハエトリグモ(蠅捕蜘蛛)とは?家にも現れるかわいいクモをご紹介!

ハエトリグモ(蠅捕蜘蛛)とは?家にも現れるかわいいクモをご紹介!

ハエトリグモは、家の中でよく見かけられる虫です。クモと聞くと、気持ち悪いと思う方も多いでしょう。しかし、よく見るとハエトリグモはかわいい顔をしていて、隠れたファンも多いのです。この記事では、そんなハエトリグモの特徴や生態、かわいい種類を紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.ハエトリグモとは
  2. 2.ハエトリグモの特徴と生態
  3. 3.かわいいハエトリグモの種類
  4. 4.まとめ

かわいいハエトリグモの種類

ハエトリグモは日本に100種類以上いますが、普段の生活で目にする種類はそれほど多くありません。ここでは、家の中など身近な環境に生息する、代表的なかわいいハエトリグモを見ていきましょう。

かわいい種類①アンダソンハエトリグモ

アンダソンハエトリグモは室内で生活しており、比較的多く見かけられる種類です。オスで5~7mm、メスで6~9mmとそれほど大きくありません。家の中のハエやゴキブリなどの害虫を食べてくれます。

かわいい種類②ミスジハエトリ

ミスジハエトリも、家の中でよく見かけられる種類です。家屋以外でも、外壁や庭先で見かける頻度は高いでしょう。オスとメスで模様が違い、オスは頭にオレンジ色のラインが入るのに対し、メスは褐色で均一の体色をしています。ミスジハエトリも、家の中のゴキブリやハエを食べてくれます。

かわいい種類③チャスジハエトリ

チャスジハエトリは屋内で生活する種類で、日本では暖かい地方に生息しています。ハエトリグモの中では大型で、体長12mmほどです。オスとメスで大きさにほとんど違いはありませんが、オスには正中線上に白いラインが入ります。ほかの種類より大きいため、より大型の害虫を捕まえてくれる種類です。

かわいい種類④シラヒゲハエトリ

シラヒゲハエトリは、屋内を含めて家屋の外壁やブロック塀、公園などさまざまな構造物で見かけられる種類です。メスはオスより大きくなります。ハエトリグモとしては中型で、大きさは10mm前後です。体色自体は黒っぽいですが、白い毛が密集して生えているため白く見えます。

かわいい種類⑤ネコハエトリ

ネコハエトリは屋外に生息する種類で、人家の外壁や公園、原っぱなどで見かけられます。オスは黒がかり、メスは茶色がかった体です。繁殖期はオス同士が出会うと激しくけんかをするため、大正~昭和初期にはこの習性を利用して戦わせる「昆虫相撲」として楽しまれていました。

ボタニ子

ボタニ子

どれもかわいかったな!今度家で見かけたら、じっくり見てみよう!

まとめ

ハエトリグモに限らず、クモの仲間は気持ち悪がられることが多いです。しかし、ハエトリグモは屋内で生活し、ゴキブリなどを食べてくれます。人間にとって有益な生き物です。正面から見た姿は非常にかわいいので、もし見かけたらじっくりと観察してみてください。

YUJI
ライター

YUJI

多肉植物や塊根植物が大好きです。最近では無農薬での野菜作りにもはまってます!

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