ブドウの栽培方法!たくさん収穫するための用土・肥料・剪定のコツは?

ブドウの栽培方法!たくさん収穫するための用土・肥料・剪定のコツは?

ブドウは育て方をマスターすると、家庭でもたくさん収穫できます。つる性で、生垣や日よけとしての利用も可能ですよ。鉢植えでも育てられ、広い場所はいりません。この記事では、ブドウの育て方や増やし方を紹介します。コツを押さえて、おいしいブドウを収穫しましょう。

記事の目次

  1. 1.ブドウとは
  2. 2.ブドウの育て方
  3. 3.ブドウにつきやすい病気・害虫
  4. 4.ブドウの植え替え
  5. 5.ブドウの増やし方
  6. 6.ブドウの品種
  7. 7.まとめ

ブドウとは

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果物のなかでも人気が高いブドウは、家庭栽培でも鉢植えなどで収穫を楽しめます。ブドウには、育てるのが難しいイメージがあるかもしれません。しかし品種の選び方や剪定、病害虫対策などのコツをつかむとそれほどハードルは高くないですよ。病気に強い米国種などを選ぶと、日本でも育てやすいためおすすめです。

基本情報

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科名・属名 ブドウ科ブドウ属
分類 果樹
特性 つる性落葉低木
原産地 ヨーロッパ、北アメリカ
草丈 3m以上
収穫期 8月~10月上旬
耐寒性 普通
耐暑性 強い

特徴

つる性落葉果樹

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ブドウは果実の収穫を楽しめるだけでなく、つる性のためフェンスに絡ませて生垣にしたり、ベランダの日よけにしたりすることもできる植物です。葉のかたちも美しく、秋には紅葉も楽しめますよ。

世界で育てられるブドウの8割はワイン用

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ブドウは世界中で栽培されています。ワイン用と生食用の割合は8:2です。また、ワイン用と生食用ではブドウの品種や特徴はちがいます。ワイン用ブドウはワイン醸造に適した、小粒で皮が厚くて種子が大きいのが特徴です。一方、生食用ブドウは大粒で皮が薄く、種が小さいものや種なしのものもあります。日本では、自家製ワイン作りは酒税法で禁止されているため、家庭で栽培するのは生食用ブドウがよいでしょう。

ブドウの育て方

育て方①苗の選び方

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ブドウの苗は、ホームセンターや園芸店だけでなく通販でも入手できますよ。ブドウは過去に甚大な害虫被害にあった歴史から、接ぎ木苗がひろく採用されています。病気にかかりにくく育てやすいため、接ぎ木苗を選んでください。よい苗木の選び方は、枝や芽が元気で、根もしっかりしていて細かい根までたくさんついているかに注目することです。

育て方②用土

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ブドウはあまり用土を選びません。ただし、過湿は嫌うため、水はけのよい土壌がよいでしょう。鉢植えの場合は、果樹の培養土や赤玉土(小粒)と腐葉土を7:3で配合した土などをつかいます。地植えで土地が瘦せている場合は、掘り上げた土と堆肥または腐葉土、赤玉土(中粒)を5:3:2で混ぜあわせましょう。また、植えつけ2週間前に酸度測定器で土壌のpHを測って、必要に応じて石灰を混ぜます。

育て方③植え付け

植え付け時期

ブドウの植え付けの適期は、休眠期にあたる12月~2月です。植え付けはほかのシーズンにもできますが、苗の根の処理方法などを変える必要があります。12月~2月の場合は、根を軽くほぐしながら広げて植え付けてください。3月~6月、または9月~10月は、根をほぐさずそのまま植えましょう。7月~8月は、根に負担をかけないようにそのまま植えて、毎日水やりをします。

植え付け方法

鉢植えの場合、鉢はある程度の深さと大きさのあるものを選びましょう。鉢底にネットと鉢底石を敷き、用土と苗を入れていきます。地植えの場合は50cmくらいの穴を掘って、地面の土と混ぜあわせた配合土を戻します。ブドウは一般的に接ぎ木苗のため、接ぎ目が埋まらないよう浅めに苗を植えてください。支柱にくくりつけて、接ぎ目から5芽くらいのところで枝をカットして、水やりをしたら完了です。

育て方④栽培環境

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ブドウは日光を好む植物のため、日当たりがよい場所で育ててください。また、ブドウがつる性なことを利用して、つるを巻きつけて日よけにしたりフェンスを伝わせたりもできますよ。その場合は、巻き付くことを考慮した場所を選んで植え付けるとよいでしょう。

次のページでも育て方を見ていきましょう。

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育て方⑤仕立て

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