12月21日の誕生花は何?花色ごとの花言葉・誕生石に記念日もご紹介!

12月21日の誕生花は何?花色ごとの花言葉・誕生石に記念日もご紹介!

12月21日の誕生花は、春の切り花の代表「ストック」です。特徴や育て方について、くわしく解説していきます。そのほかの誕生花や誕生石、記念日、この日に生まれた有名人など、12月21日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.12月21日の誕生花は?
  2. 2.ストックの特徴2選
  3. 3.ストックの育て方
  4. 4.12月21日の誕生花(ストック以外)
  5. 5.12月21日にゆかりのあるもの
  6. 6.カラフルなストックはギフトにも最適

12月21日の誕生花は?

12月21日の誕生花は「ストック」

出典:写真AC

やわらかな香りを持ち、春を代表する可憐な花「ストック」が、12月21日(12/21)の誕生花です。3月~5月の開花期のあいだ、優しい芳香が長く続きます。本来は多年草ですが、日本の夏に弱いため、一年草として扱うことが一般的です。ピンクや白、紫とカラーバリエーションも豊富で、すらりとした草丈はブーケやアレンジメントのアクセントにも最適です。

名前 ストック
別名 アラセイトウ(紫羅欄花)
園芸分類・形態 草花・一年草
原産地 南ヨーロッパ
開花の時期 3月~5月
花の色 ピンク、白、紫、黄色、赤
暑さ / 寒さ 弱い / 強い
特徴 香りがある

ストックの特徴2選

特徴①花姿にちなんだ名前

出典:写真AC

ストック(Stock)という花名は、「茎」「幹」という意味です。ストックの花茎が太く丈夫であるという性質にちなんだ、シンプルなネーミングですね。また、学名「マッティオラ(Matthiola)」は、イタリアの植物学者ピエトロ・アンドレア・マッティオリにちなみます。日本ではアラセイトウ(紫羅欄花)という名前でも呼ばれていますよ。

特徴②花色ごとの花言葉

出典:写真AC

ストックは花色ごとに異なった花言葉がつけられています。全体に共通する「愛の絆」というフレーズをはじめ、「私を信じて(赤)」「豊かな愛情(ピンク)」「ひそかな愛(白)」「おおらかな愛(紫)」と、ポジティブなメッセージがほとんどです。相手の好みや雰囲気、伝えたい気持ちにあわせて、ぴったりの花色でギフトに仕立てたいですね。ただし黄色だけは「さみしい恋」という、ネガティブな花言葉がつけられていますよ。

ストックの育て方

出典:写真AC

ストックは日照量と過湿にさえ注意すれば、初心者でも育てやすい花です。春の訪れを告げる花として、花壇をやわらかく彩ってくれますよ。「栽培環境」や「水やり」「植え付け」など、基本的な栽培方法を確認していきましょう。草丈が高いので、花壇やプランターに寄せ植えする場合には、背景として奥に植えるとバランスが取れておすすめです。

育て方①栽培環境

出典:写真AC

ストックは日光を好みます。日照不足が続くと茎が間延びしたり、開花時の見栄えが悪くなったりしてしまいます。発芽したあとはできるだけ、たっぷりと日の当たる場所で育てましょう。寒さにあまり強くないので、冬に寒い地域で育てる場合は、防寒を行うか、鉢植えで育てて冬場は室内に移動させるといいですよ。連作障害が起きやすいため、育てる場所は1年ごとに変えるのがおすすめです。

育て方②水やり・肥料

出典:写真AC

ストックは過湿に弱い植物です。水の与えすぎは根腐れの原因になるので、やや乾燥ぎみの環境で育てるようにしましょう。庭植えで育てる場合は、基本的には自然に降る雨だけで十分です。肥料は植え付けの際、元肥として緩効性肥料を施します。茎の太さや花色から肥料が足りないと感じた場合は、液体もしくは固形の肥料を追肥してください。

育て方③植え付け・植え替え

出典:写真AC

ストックの植え付けは、9月~11月が適期です。鉢植えは5号以上のサイズの鉢で、のびのびと育ててあげましょう。庭植えにする場合も、株と株の間隔は20cm以上空けて植え付けます。ストックは直根性の植物なので、根が傷つきやすいのが特徴です。ダメージを与えないように、丁寧に作業を行いましょう。日本では一年草として扱うため、植え替えは不要です。

育て方④花がら摘み・切り戻し

出典:写真AC

ストックは開花時期を迎えると、次々に新しい花を咲かせます。咲き終わった花は茎ごと摘み取り、次の花に栄養分を回すのがおすすめです。また、切り戻しを行うと、さらに長い期間で花を楽しめます。株全体の開花が一度落ち着いたら、根元から切り戻しを行ってください。

12月21日の誕生花(ストック以外)

Photo by Dakiny

ストック以外にも、12月21日の誕生花は複数あります。ここではその中から、清涼感のある香りが料理やアロマセラピーにも人気の「スペアミント」と、個性的な花姿が愛らしい「キンギョソウ」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。それぞれ鉢植えや切り花としての扱いも簡単で、ギフトに選びやすい花ですよ。

12月21日の誕生花①スペアミント

Photo by NakaoSodanshitsu

ペパーミントと並ぶミントの代表種がスペアミントです。ペパーミントに比べるとやや香りがやわらかいのが特徴で、ハーブティーや肉料理の香りづけ、カクテルなど多方面で利用されています。ハーブとしての歴史も古く、聖書にもその名が登場しますよ。花はとても薄い紫色で、小さく控えめな姿が愛らしい印象です。「あたたかい心」「美徳」「思いやり」「爽快感」という花言葉がつけられています。

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12月21日の誕生花②キンギョソウ

Photo byMetsikGarden

キンギョソウは春に開花するカラフルな花です。花のようすが金魚の形に似ていることから、キンギョソウ(金魚草)という名前がつけられました。花色はピンク、赤、白、オレンジなど、あかるく華やかなものばかりで、花束やアレンジメントといったギフトにも人気です。花言葉の「おしゃべり」「おせっかい」は、マイナスのイメージに受け取られないようにフォローしてくださいね。

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12月21日にゆかりのあるもの

Photo byLubosHouska

最後は誕生石や記念日、この日に生まれた有名人など、12月21日にゆかりのあるものをご紹介します。今日が誕生日の松本清張は、日本を代表する小説家です。「点と線」「眼の壁」といった代表作で、社会派推理小説ブームの立役者となりました。「ゼロの焦点」「砂の器」など、映像化された作品も多数ありますよ。時代小説やノンフィクション、作家の評伝等の分野での活躍も顕著です。

12月21日の誕生石

出典:写真AC

12月21日の誕生石は、「ブラック・ムーンストーン」です。暗めの灰色や黒色をした幻想的なパワーストーンで、一般的に知られるムーンストーンと比べても、より神秘的な印象を与えます。シラー効果と呼ばれる、青白い輝きが石の表面に現れることが特徴です。シックな色合いが上品な存在感を放ち、女性へのギフトはもちろん、男性に贈るアクセサリーとしてもおすすめですよ。

12月21日生まれの有名人

出典:写真AC

12月21日生まれの有名人には、以下のような人々がいます。星座は今日までがいて座です。ミュージシャンの草野マサムネさんは、ロックバンド「スピッツ」のボーカルとして知られていますね。透明感のあるハイトーンボイスで、世代を超えて人気のミュージシャンです。

  • ミリイ・バラキレフ(ロシアの作曲家)
  • 松本清張(小説家)
  • 草野マサムネさん(ミュージシャン)

12月21日の出来事・記念日

Photo byDUOTONE_

バスケットボールの日

12月21日は「バスケットボールの日」です。バスケットボール解説者である島本和彦氏が提唱しました。1891年のこの日、マサチューセッツ州のスプリングフィールドで、初めてバスケットボールの試合が行われたことにちなみます。ルールはラクロスやフットボールなど、当時アメリカで盛んだったほかのスポーツを参考にしたそうですよ。

カラフルなストックはギフトにも最適

出典:写真AC

ストックは一重咲きや八重咲き、スプレー咲きなど、さまざまな咲き方のある花です。花色もピンクや黄色、白に紫と多彩で、それぞれに印象が異なります。すらりとした花茎にたくさんの花を咲かせるようすはゴージャスで、アレンジメントや花束といったギフトにしたときも存在感がありますよ。明るくポジティブな花言葉もあわせて、大切な人に贈りたくなりますね。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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