12月13日の誕生花とは?花言葉や育て方・誕生石に記念日もご紹介!

12月13日の誕生花とは?花言葉や育て方・誕生石に記念日もご紹介!

12月13日の誕生花は「クリスマスローズ」です。名前の由来や花言葉といった特徴や、育て方について解説します。クリスマスローズ以外の誕生花や誕生石、この日に生まれた有名人など、12月13日にゆかりのあるものもご紹介します。

記事の目次

  1. 1.12月13日の誕生花は?
  2. 2.クリスマスローズの特徴2選
  3. 3.クリスマスローズの育て方
  4. 4.12月13日の誕生花(クリスマスローズ以外)
  5. 5.12月13日にゆかりのあるもの
  6. 6.クリスマスローズで素敵なクリスマスを

12月13日の誕生花は?

12月13日の誕生花は「クリスマスローズ」

出典:写真AC

ラナンキュラスやアネモネと同じキンポウゲ科の多年草、クリスマスローズが12月13日(12/13)の誕生花です。花の少ない冬に開花して、庭や窓際をやわらかく彩ります。常緑のものがほとんどですが、品種によっては落葉するものもあります。花色や花形のバリエーションが豊富なのも人気の理由です。かつては濁った花色をしていましたが、品種改良が進められ、美しい花色や整った花姿となりました。

名前 クリスマスローズ
別名 ユキオコシ(雪起こし)
園芸分類・形態 草花・多年草
原産地 ヨーロッパ中部~南部
開花の時期 1月~3月
花の色 白、ピンク、黄色、緑、紫
暑さ / 寒さ 普通 / 強い
特徴 耐寒性が強い、日陰でも育つ、香りがある

クリスマスローズの特徴2選

特徴①季節を感じさせる名前

出典:写真AC

クリスマスローズという花名は、その名のとおりクリスマスシーズンに開花することにちなんでいます。バラのように美しいことからローズと名付けられましたが、キンポウゲ科なのでバラの仲間ではありません。寒さが厳しい折に花を咲かせるため、日本での呼び名は「ユキオコシ(雪起こし)」です。いずれも季節を感じさせる、趣のある花名ですね。

特徴②優しい印象の花言葉

出典:写真AC

クリスマスローズの花言葉は「私の不安を和らげて」「なぐさめ」です。古代ヨーロッパでクリスマスローズの香りが病気に効果があると信じられていたことや、イギリスで憂うつを追い払うのに使われていたことにちなんでつけられました。花姿、香り、花言葉のどれを取っても優しいクリスマスローズは、ギフトにもぴったりの花ですね。花束もアレンジメントも、清楚な雰囲気で素敵です。

クリスマスローズの育て方

出典:写真AC

クリスマスローズは耐寒性が強く、水やりと日当たりにさえ気をつければ初心者でも簡単に開花させられる花です。さみしい印象になりがちの冬の花壇を、ロマンチックな花姿で優しく彩ってくれますよ。「栽培環境」や「肥料」「植え付け」など、育て方のポイントをくわしく見ていきましょう。苗から育てるのが一般的なので、購入する際にはなるべく元気そうな株を選んでくださいね。

育て方①栽培環境

出典:写真AC

クリスマスローズを庭植えで育てる場合は、水はけのいい明るい半日陰に植え付けましょう。夏の直射日光が避けられて、秋~春にはよく日の当たる、落葉樹の木陰がおすすめです。鉢植えの場合は、10月~4月は日なたで、5月~9月は明るい半日陰で管理します。過湿が苦手なので、梅雨や秋の長雨の時期には雨に当たらない場所へ移動させてくださいね。

育て方②水やり・肥料

出典:写真AC

クリスマスローズの水やりは、庭植えの場合ほとんど必要ありません。鉢植えは10月~5月は適宜水を与え、6月~9月はやや乾かし気味の管理が最適です。肥料は庭植え・鉢植えともに、10月に緩効性肥料を施します。鉢植えはそれに加え、12月と2月に緩効性肥料を与えましょう。10月~4月は、月に2回のペースで液体肥料も与えるのがおすすめです。

育て方③植え付け・植え替え

出典:写真AC

クリスマスローズは水はけ・水もちのいい土を好みます。赤玉土と腐葉土、軽石小粒の配合土がいいでしょう。市販されている草花用培養土を使うのも便利です。植え付け・植え替えの適期は10月~12月ですが、翌年3月までは実施してかまいません。生育が非常に旺盛なので、毎年植え替えを行い株のリフレッシュをはかりましょう。根詰まりの防止や通気性の改善にも効果的です。

育て方④花がら摘み

出典:写真AC

花を十分に楽しんだら、花茎や花がらを摘み取ります。開花後に種を作ると株が疲れてしまうので、体力を温存させるためにも余分な花は切ってしまうのがベターです。早めに切り花にして花瓶で楽しむようにすると、栄養分が新しい花芽に使われるため、より花つきがよくなりますよ。遅くとも梅雨に入るまでには、花茎・花がらを株元から切り落とします。

12月13日の誕生花(クリスマスローズ以外)

Photo byChesna

12月13日の誕生花はクリスマスローズ以外にもあります。ふっくらとした花がポップな印象の「ピンクッション」や、土に植えなくても育つたくましさで人気の観葉植物「チランジア」などです。これら2種類の花について、特徴や花言葉を見ていきましょう。その花ならではの特性を知ると、それぞれの花がより魅力的に感じられますね。

12月13日の誕生花①ピンクッション

Photo byTanteTati

ピンクッションはユニークな花姿が人気の熱帯植物で、原産地は南アフリカ沿岸部です。裁縫に使うピンクッション(針山)に似ていることから、この名前がつけられました。あざやかな花色が見ていて楽しく、生花はもちろん、ドライフラワーにも人気がありますよ。花言葉は「艶やかな人」「どこでも成功する」です。入学や就職のときのギフトとしてぴったりですね。

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12月13日の誕生花②チランジア

Photo by salchuiwt

チランジアは熱帯アメリカに分布する観葉植物です。土や根を必要とせず、雨や空気中の水分を吸収して成長することから「エアープランツ」とも呼ばれています。南国の雰囲気がある植物なので、トロピカルガーデンに仕立てたい場合におすすめですよ。花言葉は「不屈」「言いなり」という真逆のふたつがつけられています。誤った意味に受け取られないように、ギフトとして贈るときにはメッセージカードでフォローすると安心ですよ。

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12月13日にゆかりのあるもの

Photo byjackmac34

最後は誕生石やこの日に生まれた有名人、記念日など、12月13日にゆかりのあるものを見ていきましょう。今日が誕生日の田山花袋(たやま かたい)は、栃木県出身の小説家です。自然主義派を代表する作家のひとりで、「蒲団」や「田舎教師」などの作品を発表しました。「日本一周」「山水小話」など、紀行文にも優れたものが多く残されていますよ。

12月13日の誕生石

出典:写真AC

12月13日の誕生石は「ネフライト」です。日本では「翡翠(ひすい)」という名前でも知られています。心を穏やかにするようなやわらかなグリーンが印象的で、古代からおまもりとして大切にされた宝石です。特に中国では金よりも価値の高い石として、装飾品や置物に加工されています。ネックレスやブレスレットなどアクセサリーの流通も多く、ギフトにも人気があります。

12月13日生まれの有名人

Photo bygiftpundits

12月13日生まれの有名人には、以下のような人々がいます。星座はいて座、明るく前向きで、過去を引きずらない人が多いといわれていますよ。

  • ハインリッヒ・ハイネ(ドイツの詩人、評論家)
  • 田山花袋(小説家、詩人)
  • 永山瑛太さん(俳優)

12月13日の出来事・記念日

フリー写真素材ぱくたそ

正月事始め

12月13日は「正月事始め」です。煤払い(すすはらい)や松迎えなど、正月を迎える準備を始める日です。昔はこの日に、門松や雑煮を炊くための薪など、必要な木材を取りに山に入りました。大掃除をしたり年賀状を書いたりしていると、まもなくやってくる新しい年への期待が膨らみますね。

クリスマスローズで素敵なクリスマスを

出典:写真AC

クリスマスローズはキンポウゲ科の植物の中でも扱いやすく、ガーデニング初心者でも安心して育てられる花です。キリスト教の逸話にも登場する神聖な花で、ギフトとしても人気があります。ふんわりとした咲きぶりが愛らしく、シックな色合いはほかの花やインテリアとの相性も抜群ですよ。少し早めのクリスマスプレゼントとして、大切な人に贈りたくなる魅力がありますね。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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